2018.6.17(日)R417冠山峠,能楽の里牧場跡地,九頭竜 405km。

もう20日余り前になってしまうが、スーパーシェルパ(2004)で絶景ポイントを見に行ってきた。

全行程405kmと、5月のSSTR片道にも匹敵する距離を走ったり、あの動物との初遭遇というハプニングがあったりと、「行動するから得ることができる。」というまさしく俺のポリシーに見合ったツーリングとなった。

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普段あちこちのオートバイブログを拝見しているが、ブログで紹介されている場所に行くこともままある。

なかなかこの齢になると、時間や根気(?)、経験、興味関心等から、ゼロから調べ上げて「そこへ行く」ということが減ってきている。

かと言ってオートバイで走りに行く全てを他人さまのブログを参照して、というのは性格上できない。

ただ、「有益な情報」という観点から、他人さまのブログで「ヒントを得て」出かけるといったことは増えてきた。

そんなこんなで、天空に近い「能楽の里牧場跡」へ行くことにした。

久しぶりに徳山ダムから福井県大野市に抜ける酷道417号線も走りたかった。

 

東海環状自動車道関広見ICで高速をおりて、国道418号線を西へ向かう。

途中いつも立ち寄るコンビニで昼食の買い出しを済ませ、国道157号線に合流。本来ならこのまま温見峠を越えて福井県入りしてもよいのだが、災害復旧工事中で通行止となっているから仕方ない。

県道270号線で徳山ダムへ抜け、いよいよ酷道417号線(正確には徳山ダム以北は「林道」に位置づけられるようだ)である。

この道もハーレーのローライダー(2000FXDL)やエレグラ(2010FLHTC)、現在のローライダーS(2017FXDLS)、もちろんスーパーシェルパ(2004)でも何度か県境を越えているが、なかなかタイトでスリリングな道である。

県境の峠は冠山峠で、そこから冠山登山へ向かう人々が週末ともなるとかなりの賑わいになる。

ローライダー(2000FXDL)やエレグラ(2010FLHTC)で越えてた頃、少なくとも8~10年前まではこれほどごった返してはいなかった。

やはり、中高年や女子の登山ブームに起因するのだろうか。

だってこんな酷道の峠にマイクロバスが駐車してるんだよ。

さて、そんな極狭で超タイトな酷道を懐かしみながら軽快に高度を稼いでいる最中のこと、あるコーナーを曲がると右前方の繁みで何か黒い物体が動いた。

最初「猿」かと思ったが、あんな真っ黒でつやのある、脂肪を蓄えてのしのし歩く猿はいないだろう。間違ってもチンパンジーやゴリラであるはずがなく、やはりよく見かける灰色のニホンザルでもない。

ん!?もしや・・・

えっ~熊っすか?

ちっこい割にのっしのっしと歩いてはりました!

スーパーシェルパ(2004)を3年前に購入して以来、何十回と林道に出向いているが、熊に遭遇したのは初めてだ。

猿や鹿、ニホンカモシカ、イノシシ、キジには割と遭遇しているが、野生の熊さんは人生初だね。

ただ、見えたのは子熊のみだったが、子熊がいたということは、そばに「母熊」がいたってことだよね(汗)。

通り過ぎてからぞっとしたぞっと。

 

しばらくして冠山峠。

結構な自家用車の駐車台数で、冒頭述べたようにマイクロバスも鎮座していた。

なんだか興醒めだよね。

わがままかもしれないが、秘境は秘境のままであってほしいな、と。

 

福井県側に下りて行き、国道476号線に合流。ほどなくして右折。ピストン県道の175号線に入って東進。

ここいらでガス欠の心配もでてきた。

まだリザーブにはなっていないものの、走行距離が150kmを優に超えている。

だいたい俺のシェルパは走行距離175kmぐらいでリザーブに切り替わるのだが、ここから能楽の里牧場までの往復は20km以上あり、下りてきて大野市街のスタンドまでも10km以上はある。

そうなるとどうなのかな・・・と。まあ、リザーブタンク容量が3Lあるので、リザーブに切り替わってもあと70kmぐらいは走るので、さすがに大丈夫だろうとは頭の片隅で思っていたのだけどね。

さて、県道175号線途上で、ネットで確認しておいた能楽の里牧場への登り口を発見。通行止の看板はあるが、端の方へずらされており、皆さん自由に侵入している感じがありあり。

想像した以上に結構な時間、距離を費やし、いよいよピークに近づいてきた。

標高は1,000mを優に超えている。

すごい眺め!
晴れていたら日本海が遠望できるのにね。でも、絶景にかわりない。
オブジェと化している展望デッキ(?)。もったいないね。
すごい、の一言である。
天に向かって昇って行く様なダート。
こんな風景をバックにしてもピッタリハマるシェルパ。
福井県今立郡池田町なんですね、ここは。

 

秘境っぽい場所だと勝手に想像していたが、先の画像にある展望デッキ(?)の向こう側にオートバイが10台近くたむろしていた。

オフ車がメインだったが、オンロードも2台。

ちょうど昼時だったので、皆さんそれぞれにストーブでお湯を沸かし、カップラーメンを食しておられました。

まあ秘境って言ってるこの俺だってネット情報を頼りにたどり着いているのだし、批判したり嘆いたりできないよね。

この絶景を独り占めしようとすること自体、傲慢な考え方だ。しばし反省。

 

さてさて、このあと上ってきた道をそのまま下り、大野市のいつものJAのスタンドで残量がヤバくなってきたガソリンを補給しようとした。

がしかし、なんと休業日!

このGSはこちら方面に来たときには大体寄っているGSで、休業日だった試しがない。

よくよく考えてみると、この日は日曜日。いつもは土曜日に来ていたのではないかと。

田舎の方は本当に日曜休みのGSが多い。かなり多い。

仕方なく行きたい方向とは真逆の西へ向かう。

さすがに大野市街に入れば日曜日でも空いているだろう、と安易に考えた。

ところがですね、このあと三軒回ってすべてトラロープが張ってあり休業(涙)。

大野市街地を結構な時間走り回り、やっと四軒目にして見知らぬ銘柄のGSが空いていた。

フルサービスにしても割高なハイオク(私、車もスクーターもすべてハイオク入れてます。)を7L弱入れた。

毎度ながら、まだ50~60kmは走れたわけだけど、やっぱりガス欠を気にしながらの走行は楽しくないからね。

ちなみに、オートバイ歴37年の私は、今まで一度もオートバイで(車もそうだけど)ガス欠を経験したことがありませぬ。

 

さて、メインの絶景牧場への到達を遂行し、ガソリンも無事満タンになったことから、あとは帰宅モードに切り替えっす。

九頭竜を抜け、白鳥、郡上のインターをやり過ごし、郡上市の美並ICから高速道路にのった。

九頭竜ダム湖南湖岸にて休憩。

SSTRの片道(約450km)にも匹敵するほどの距離を走り抜けたものの、いわゆる「ケツ痛」はそれ程でもなかった。

やはり、シェルパ(オフ車)での長距離走行時は、タンデムシートまでのスペースを空けておき、必要に応じて着座位置を前後にずらしながら走行することでしか「ケツ痛」を回避(緩和)することができないと実感した。

それでも400km前後が1日の走行距離の限界かな。

 

全走行距離405km。

 

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