三重県松阪、美杉辺りの険道を深夜残業明けに走ってみた。2020.12.26(土)

深夜2時にお仕事終了(;^_^A  。

同日7時にアラームセットして深夜3時に就寝。

さてさて、今週はシェルパの順番だぜ。

三重県道670号線途上

現在の職場に転職して早丸20年。現在21年目であるが、初めての夜勤(結果的に深夜2時に終わったのだが)となった12月25日(金)のクリスマスの夜ヽ(^o^)丿 。

要は漏水工事の立ち会いだったんだけど、業者の早とちりで部材が揃わず、工事終了予定時刻の明朝6時ではなく、できることだけやって午前2時に終わらせたというわけだ。

そこからグランドアクシスで自宅まで帰り、午前3時には布団に潜り込んでいた。

津市内安濃川沿いのダート。林道ではありませんよ(笑)。

午前7時にアラームをセットしておいたんだけど、一旦起きて知らぬ間にまた爆睡(^^ゞ (そりゃそうだよね)。

次に目が覚めたら1時間後の午前8時!

これはイケない!と飛び起き、シェルパで出かける準備を開始。

当然朝食は取らず、マグカップ1杯の豆乳だけ流し込み、午前9時20分、自宅を出発した。

こう書くと大慌てしているようだが、実際は全く慌てることなく準備をしていたんだよね。

夜勤明けで寝不足になるだろうから、そもそもシェルパで林道に向かう気は前夜からさらさらなく、林道よりも県道を中心にとして走り、途上目についた脇道小道でも探索しようかなという予定でいた。

どうせ長い時間は走れないだろうとね。

ただ、松阪市にあるキャンプ場の下見は、唯一のミッションとして今回の県道走りに組み込まれていた。

実はココ、伊勢自動車道 津ICのすぐ近くなんですけど(笑)。

国道23号線の交通量が多かったので、時間短縮と精神的な安定を考えて弥富木曽岬ICから伊勢湾岸道に乗る。

しばらく走ってはみたものの、寒さに耐えきれず亀山SAに緊急避難(^^ゞ 。

それでも先日購入した電熱靴下の効果は絶大で、つま先付近はいつもの冷たさとは無縁でいい具合。これならシーズン前から身に着ければしもやけとも無縁かな?

ツーマプで松阪のキャンプ場までのルートを確認すると、ここ亀山SAのスマートETCで下りても大丈夫じゃん。

県道紡ぎで当該キャンプ場を目指した。

途上、「津市街地なのにこんなダートもあるの?」的な川沿いのプチダートに進入し、やはりシェルパは「万能オートバイ」なんだと益々シェルパが好きになる。

12時35分、松阪森林公園キャンプ場に到着。

駐車場には割と車が止まっており、ファミリー向けのお手軽キャンプ場であることが一目瞭然だ。しかも、地元三重ナンバーの占有率がすこぶる高かった。

隈なく園内を見て回ったわけではないが、どうやら息子たち(特に次男)や俺が「そそられる」ようなキャンプ場ではないようだ。

いわゆる「設備の整ったキャンプ場」なのである。

ちなみにこの日の夜次男にこのキャンプ場のことを話すと、

『ああ、それじゃあダメだね。水道もないような所がいいよね。』

だと(^^ゞ 。親父の影響が大だヽ(^o^)丿 。

予想通りというか、何と言うか、これだけ市街地から近けりゃ仕方ないよね。

ネット情報だけでは分からない現地の匂いや空気を体感できたので、まあ良しとしようじゃないか。ミッション完結!

小さな子どもたちが遊ぶにはいいロケーションだ。

ブログ用の画像だけ撮り(?)、県道45号線を西進する。

『12月1日~3月31日まで、この先凍結・積雪により通行困難』

との看板が出現。

ん?そんなに標高ないでしょ?大丈夫だよね、今日はシェルパだから。

こんな時にも「プチ冒険」ができるシェルパは最高だよな。

結局、凍結・積雪は皆無で、無事峠越えをすることができた。

さて、帰路はどうやって走ろうかな。

せっかくシェルパで来たんだから、国道は避けて県道紡ぎで進もう。

クネクネはするだろうけど、とにかく北上して名阪国道(国道25号線)に出ようか。そのまま亀山ICから東名阪道・伊勢湾岸道だな。

落ち葉や折れ枝が堆積したアスファルトの極狭険道でも、シェルパは頼もしい走りを見せてくれる。

そもそもダートを走るオートバイだから、荒れたアスファルトなんかは普通の道路と変わりないような感覚で走ることができる。

そのせいか、気が付くと走行ペースが徐々に上がってしまう(^^ゞ 。

バンク角なんて関係あるの?っていうくらいコーナーで倒せるし、ちょっとでも足先を外に向けていると、ステップなんかよりつま先がアスファルトに擦ってしまう(^^ゞ 。

前回行った鞍掛峠もそうだけど、タイトコーナーが続くような峠道なら、ローライダーS なんかよりシェルパの方が断然速い。

排気量と馬力の話をしても無意味なんだけど、ローライダーS は1,802㏄の大排気量で92.1PS(インジェクション・チューニング済み)車重約330㎏、一方シェルパは249㏄ で26PS、同 120㎏。

これだけ見たら、圧倒的にローライダーS の方が有利なんだけど、ところがどっこい、タイトなコーナーが連続するシチュエーションだと、DOHC単気筒249㏄の小排気量(何でDOHCなんだ(笑))のシェルパに軍配が上がるんだよね。

シェルパのタイヤがオンロードタイプ、言わばモタード仕様ならさらに馬鹿っ速だよね。

そんなことを考えながら県道を進むと、県道同士の出合いに下りてきた。

さあ、まだまだ県道を紡ぐぞ。

13時50分、ちょっと日当たりのよいところで (-。-)y-゜゜゜ 。

途上、あまりの解放感と気持ち良さにテンションが上がり、「ウッヒョー!オートバイ最高!!」なんて叫んでしまった(^^ゞ。

はい、どんだけ大きな声で叫んでも大丈夫なんです。

こんな険道に誰もいませんから(^^ゞ 。いるとすれば、野生動物ぐらいだよね。

他人様の敷地内を走るかのような狭路県道を通り、奥鹿野集落へ下りてきた。

この奥鹿野集落に下りてきて気が付いた。

ここまでの県道紡ぎルートって、ローライダーS でも走ったことあるぞよ(笑)。

この集落の標識、まさにここでローライダーS と写真を撮った。

さてと、あとはお気に入りの県道2号線で北上し、名阪国道(国道25号線)の南在家ICへ出るだけだな。

今日は9時半頃の出発だったので、正直そんなに楽しめないのかな、なんて考えていた。

でも、その予想は大きく覆された。

時間や距離など関係ない。

四の五の考えずにスロットルを開けて外へ出て行けば、そこには大小様々な驚きや感動が待っているのだ。

それは決してすべてが輝いているのではなく、もちろん玉石混交なんだけど、スロットルを開けて一歩外へ踏み出した者にしか感じることができない世界が待ち受けている。

予定通り南在家ICから名阪国道(国道25号線)に乗り、亀山ICから東名阪道にスイッチ。もうそのままいつもの伊勢湾岸道弥富木曽ICまでノンストップで突っ走ろうかと思っていたんのだが、じわじわと「夜勤明けから来る睡魔」と「寒さ」が忍び寄って来た。

もう四日市ICまですぐだったんだけど、どうにもたまらず御在所SAに緊急避難(笑)。

15時40分、東名阪道御在所SAに緊急避難(?)。

広い駐車場を見渡しても、オートバイは俺だけ(笑)。

そうそう、もうずっと前からガソリンコックをリザーブにしていたんだった(;^_^A

いくら最高燃費39km/Lを誇るシェルパでも、リザーブで100km超えは危険過ぎるやろ。

いつもはその高値から敬遠する高速道路SAのGSだけど、背に腹は代えられない。この寒空の下、高速道路上でJAF待ちなんて嫌だもんね。

常連GSより22円/L高いハイオクガソリンを7.5L入れる。

※シェルパのガソリンタンク容量は9L。

おいおい、あと1Lしかガソリンが無かったよ!ここは四日市の手前だよね?自宅から四日市までは約40kmある。でもガソリンタンクにすり切れ一杯も入れないから、正味1Lも残ってなかったよね。

はい、そのままセコく165円(22円×7.5L)のために走っていたら、その節約分よりはるかに大きな代償を支払っていたね (;^_^A 。

って言うか、満タンで1,000円強って、どんだけ安上がりな単車やねん!

大好き、シェルパ💛

後方に見える宇佐美石油で7.5Lを給油。おーい、あと1Lしか無かったじゃんか!

宇佐美GSに滑り込んで行くと、対応したオジサンが開口一番、

『こんな寒い中、ようこそいらっしゃい!』って(笑)。

その声掛けに気を良くした俺は、普段絶対に作らないカード(現金カード)を言われるがままに作ってしまった(;^_^A 。

だってさ、今日から「2円引き」になるって言うからさ…。

なんで、いつものGSより165円割高だったガソリン代が、150円(165円-2円×7.5L)に収まった(笑)。

って、どうしてこんなにガソリン代に敏感になるんだろうか?

100円、200円なんていつ使ったか覚えていないような金額じゃんね?それがガソリン代になると、Lあたり2円安いだの高いだの、となってしまう。

いつもの弥富木曽ICで伊勢湾岸道を下り、今日はいつものGSに寄らずに帰宅した。

時間や距離は短かったけど、何だか充実したライドだったな。

ありがとう、スーパーシェルパ (2004KL250H) !

16時40分 自宅着

全走行距離 270km

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

2 throughts on "三重県松阪、美杉辺りの険道を深夜残業明けに走ってみた。2020.12.26(土)"

  1. こんにちは。
     
     今年もあとわずかですね。
    深夜までのお仕事もお疲れ様でした。
    職場って変わってませんよね?
    しかし、師匠、深夜まで残業して、ツーリングとは、しかもこの季節、尊敬です。
    これからは峠道も凍ってる場所もありますし、タイヤも温まりにくくグリップも期待できませんのでご注意下さい。
    では、今日も仕事っすよ。

    1. 服部さん、コメントありがとうございます。

      職場は変更しておりませんが、ずっと「変わりたい」と思っていますヽ(^o^)丿。

      深夜残業と言っても、職人さんみたくずっと屋外作業をするわけではありませんので、気楽なもんでした。
      呼ばれたら事務所から出て行く、というスタンスでしたので。
      ただ、年が明けて1月にも本工事で深夜残業が1日のみ待っています(;^_^A 。

      年末年始に大寒波襲来らしいですね。
      ガレージがあれば籠ってられるんですが、何をしようか思案中です。

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