※以下の内容は個人的な見解や認識に基づいたものです。したがって万が一当該内容を実践し被った不利益については,当方は一切その責任を負うものではありません。万が一実践する場合は,あくまでも自己責任でお願いいたします。
この週末は絶好のツーリング日和だったね。
こんな日に走りに行かずにいつ走りに行くのか,といった二日間だった。
しかし,おいらは来る「SSTR 2018」に向けてシェルパのメンテに勤しんだ。
さて,雨の日には勤しめない青空ガレージ。
この週末は家の用事があって走りに行けないので,それ以外の空き時間を利用しない手はない。
1 まずはオイル交換から。
2 オイルフィルター交換(デイトナ製⇒ベスラ製,似たようなモンだ。)
混合比は約1:2。400cc:800ccぐらいっす。
よく「絶対混ぜないで下さい。誤って混ぜてしまった場合は全て入れ替えてください。」なんてレブテックの商品ページには書いてあるけど,過去何度もスーパーシェルパ(2004)にやっているが,何の問題もない(あくまで自己責任。)。
某石油会社のQ&Aには,「鉱物油と化学合成油を混ぜても何ら問題が起きるわけではない。ただし,性能・品質が鉱物油に準じてしまう。」と記載してあった。
少なくとも,オイル交換せずに汚いオイルで走り続けるよりは絶対マシってことだね。
当然だけど,レブテックの方が固い。まあハーレー用だしね。
このオイルのイイところは,ハーレーならエンジン,プライマリー,ミッションとすべてに使用できることだ。
ハーレーはややこしくて,通常3種類のオイルを使用しないといけないのだが,このレブテックゴールドだと1種類で3か所すべてに使用できる。
ハーレーとシェルパ,アクシスの3台持ちであるオイラは,このレブテックオイルですべての車種に対応させている。
繰り返しになるが,「オイル交換せずに汚いオイルで走り続けるよりは絶対マシってこと。」だよね。
3 リヤブレーキマスターシリンダーカバー装着(カワサキNinja用)
あるサイトで掲載されていたパーツ。
まあね,いままで何度か林道でコケてはいるものの,一度もここがイカれたことはない。しかし,万が一と自己満足(笑)のため。
4 リヤタイヤ交換(パンク修理追加)
ダンロップ D605⇒IRC GP22
さて,お次はタイヤ交換だぜ!ってお気楽に構えていたら,今回の(というか今までのメンテナンス人生(?)で)最大の難関となってしまった。
要は,昨年交換したIRC製へビーチューブが厳つすぎて,タイヤから引っ張り出せなくて超難儀したってこと。
両手指先が痛くなり,握力もなくなり,足腰もしんどくなり…とかなりの疲労。
一度部屋に戻ってネットで「IRC ヘビーチューブ 交換 コツ」なんてワードでネット検索したぐらい。
でも「コツが必要。」としか出てなくて万事休す。
ただ,「タイヤにタイヤを入れる感じで悪戦苦闘。」って投稿には笑った。
まさしく言い得て妙だ。
もうね,最終兵器を出してタイヤを刻んだ!
そう,サンダーで切れ目を入れたのさ。
5 後ろスプロケット交換(サンスター製43T)
チェーンを新品にするんだから,前後のスプロケットも交換した方が気分がイイ!ということで交換。
まずは後ろから。
悪戦苦闘した後ろタイヤを恨めし気に見ながらの作業だが,なんと簡単な(ヘビーチューブ出し入れと比較して)作業なことでしょう!
6個のナットを外して入れ替えるだけ。
もちろんサービスマニュアルと東日製トルクレンチでトルク管理。
歯も新品と比較してもあまり変化が見られない。
変える必要あった(笑)?
まあ,気分の問題。自己満足で~す!
6 前スプロケット交換
…ですが,ここで無念のタイムアップ!
スプロケットカバーを外したらこの酷い汚れ。
いつもそうなんだけど,メンテナンスをする際は汚れも同時に落とすのが常なんだよね。
普段手入れできない箇所だと,十中八九汚れが酷い。
本日の作業も然り。
ただパーツを交換したり装着したりするだけならもっと時間短縮できるんだけどね。
性分が許さないのです(笑)。
まあ後はここの掃除とスプロケ交換。
そして今回のメインだったチェーン交換。
2時間もあれば終了するだろう。
てなことで11時~18時(昼食,休憩数回,後片付けと庭の清掃含む)に及んだ本日のシェルパメンテは終了です。
それにしてもタイヤ交換では七転八倒だったけど,終えてみると充実した時間だったと思えるね。
好きなことに没頭している時間って,何て素敵な時間なんだろう。
庭をほうきで掃き終えた頃には,辺りはもう薄暗くなっていた。
何か自分で作業しているように読ませていただきました。ヘビーチューブ恐ろしや、でもタイヤ切る発想が斬新。確かに棄てるンだからいいのだけれど・・・。これからこのブログ読む方々はみな切りそうですね。
コメントありがとうございます。
このへビーチューブに交換したのは昨秋なんですが,挿入する際にも苦労させられました。
結局従来の素手のみでは完結できず,「バルブプーラー」なる小道具を思い出し,バイク用品屋へ走りました。
ノーマルチューブなら自転車までとは言いませんが楽に交換できていた(前後合わせて5~6回は経験済み)ので,
やはり私の知力・体力の衰えではなく(笑),へビーチューブの野郎に起因する難儀さでしょう。
おかげで当日夜から次の日にかけて,かなりの全身筋肉痛でした。
ただ,林道でのパンク修理を考えると,ノーマルチューブに換装した方が安心・安全ですね。
確かにへビーチューブでは低圧時の「リム打ち」にはその性能をいかんなく発揮できるのでしょうが,私の場合,林道で「いざ鎌倉」の際にお手上げになるのは今回のメンテで実証されました(笑)。
どこかのブログにも,「ノーマルもヘビーもパンクのリスクは同じ。」とありましたが,鋭利なものでパンクすることを想定すると,全く同感です。