岐阜県恵那市近辺林道(歴史?)探索 【with M氏】。2019.7.21(日)

本日は高校の同級生と林道行。前回は4/21(日)だったから、丸っと3ヶ月ぶりだね。まあ、5/26(日)にエンジョイダートに行ったから、そこからだと丸2カ月ということか。

旧中山道

さてさて、本朝は5時過ぎに起きて、コップ一杯の豆乳だけ飲んだらシードバッグやらをシェルパに装備。

6時5分に自宅を出発した。

本日の集合場所は、岐阜県土岐市のとある交差点北東角にあるコンビニで、午前8時に集合である。下道で行こうとしたから、たとえ日曜日でも所要時間は1時間半ぐらいかなと予想した。予想といえば同級生が『(集合場所への)ルートにもよるけど国道248号線あたり(確かここら辺)で合流しそうだね。』と言っていたが、何とその通りになってしまった(笑)。

集合場所に二人で到着し(?)、買い出し&歓談。先日のシェルパミーティングの話題にもなった。

そろそろ出発だと国道21号線を北上。松野湖周辺を探索。

これはダート中山道の出口(入口?)か。

その後こんなとここんなとこを探索し、こんなとこも。って、今日は1日中トリッカー氏が先導役だったので、どこをどう走っていたかは帰宅後のガーミンGPSの軌跡を見て認識できたというありさまっす m(__)m。 

車も自分で運転しないと道を覚えられないからね。それと同じ状態だ。

ダート中山道出口(入口?)②
この付近の湿地で虫捕り人魂がムクムクと…。
アカヤモリ?がいたとか。イトトンボの一種も。
スイマセン。ちょっとどこら辺なのか不明(笑)。
同じく。
同。
こちらは下街道だとか。

さらに進むと、何とも趣のある場所に出た。

この石碑は明治時代に作られたもの。
この画像が一番この場の雰囲気を表現してるな。

と、ここからが本日のメインかな?

雰囲気のあるダートの分かれ道があり、そちらに入って行くと下りとなった。最初の内は幅員もある程度あったため、トリッカーが先に下って行く(今日はずっと彼が先導役だった)。

しかし、さらに進むと下り傾斜もきつくなり、幅員も狭くなってきた。これはヤバいなと直感したため、俺はその場にシェルパを止めた。先に進んでいるトリッカー氏に伝えようと自ら走ってトリッカーを追走(笑)。下りのガレで奮闘していた彼に、話しかけた。

「これはヤバそうだから戻った方がいいね!」

「え?」

画像で見るより傾斜は急だった。下って来た道を見上げるトリッカー氏。

「戻るの?」と、トリッカー氏。下りだから行けるところまで行けばいいんじゃないの?と言いたげ(笑)。まあ、2人だから何とかなるとは思うのだけれど、道も濡れてるしね。そっちは無敵のIRCツーリストをはいてるからいいけどさ、俺は同社でも普通のトレールタイヤ(GP21・22)なんですけどぉー。

ちなみに、その先を歩いて見に行くと…

これ分かりにくいですけど、急勾配で下りながら右にヘアピンしてますよ!これをまた上がってくるんですかい、旦那?

さらにその先を見に行くことはせず(少し見えたのは幅員50㎝程の『登山道』)、ここは勇気ある撤退だ。

2人がかりでトリッカーをUターンさせ、はい、上がって!

ほ~れほれほれ、よく滑るでしょうよ。

ツーリストでも滑ってまっせ、旦那。
お、シェルパを止めた場所まで来たぞよ。

シェルパのところまで来たら、今度は私がお手伝いしてもらってUターン。

2人だと楽だし、安心だね。でも、無理・無謀は禁物。

何といってもシェルパを購入して約1年が過ぎた頃(3年ぐらい前?)、愛知県は新城市の山奥でプチ遭難しそうになったからね。

【ちょっとここから回想録】

あれは確か、 2016年9月3日(土)のことじゃった・・・。

道なき道?
ここから入って行った。よせばいいのに…。もう今なら入って行かないな(笑)。

その時も登山道ばりの道を登り、下りは後輪をロックしたまま下りて行き、幅約1m程の小川(?)を渡り、高さ30cm程の土ステア(?)を何とか登って一瞬のアスファルト林道に出たのは良いが、その先が廃道で繁みをかいくぐってみると崩れていた(泣)。

もうここら辺でかなり怪しいよな・・・。
画像中段に見える木をどかしてまで進んだ。かなり重かったよ、この杉の木。
知らぬが仏か…。
そうそう、ここでUターンだよ、絶対に。
Uターン・・・だよな・・・。
これはもう登山道、だよな。
このあとすぐにサイドスタンドがめり込んで倒れた。焦って画像なし。
まだここでは写真を撮る余裕があったんだな。引き起こした後で撮った。
最後に小川が横切っていた。何度も深さとルートを考えた後にクリア。
黄色線後方から滑り落ちてきた感じだ。
ここでかなり安堵して一服&水分補給をしたのだが…。

目を皿にして地形図を見ると、林道から枝道が!しかも県道へ抜けている!後輪をロックさせて滑り落ちてきた登山道を登り返すことは不可能だから、その枝道に懸けるしかない。

何とか枝道を探し出して進んだものの、数十m先で法面崩落(泣)。しかし、よく見ると何とかシェルパで通り抜けできるような50cm程のスペースがあった。しかし、通り抜け失敗だと10mほどの谷へ落ちる可能性大。でも、行くしかない。これをパスするということは、シェルパを置いて帰宅するということ。しかも取りに来れるかどうか分からないような現場の状況。

助走を付けて一か八かの通り抜け!

やったぁ~!(半泣)

※法面崩落の画像は撮ってない。というか、撮る余裕なし。

県道との出合いにチェーンゲートがあったが、もうここまで来たらシェルパを倒して引きずっても県道に出るしかない。何とかチェーンポール脇から脱出し、県道に出ることができた。

地獄に仏をこの時実感した。
もうこんなチェーンなんか目に入らなかったよな。

どんな急坂でも下りなら後輪をロックさせながらでも滑り落ちて行けるけど、それがピストン林道だったり行き止まりだった日にゃあ、滑り落ちてきた急坂を登り返しする必要があるのだよ。まあ、トラ車でもない限り無理っすよね。もちろんテクニックがあることが必須条件ですがね。

というわけで、こんな経験をした俺は、「安易に急坂を下って行かない。」と心に深く誓ったのである。やはり林道で無理・無謀はしないでおこうと決めたのだった。

以上、回想録でした。

さて、本文に戻りましょう。

おお、上がってきたね。
下って来た道を振り返って。最初はこんな具合だったから何の警戒もしていなかった。
これは振り返っての1枚。雨水が流れた跡が鮮明だね。
はい、無事生還っす。
まあね、一応東海自然歩道なんっすけどね。車の轍もついてるしさ。

生還後、見晴らしの良い場所に移動して昼食タイムとした。

ドでかいアブがうっとうしかったが、気持ちよかった場所。
それでもハッカ油を体に付けたらアブさんは退散していったね。すごいぞハッカ油。

そこから舗装道を走って探索するも、目ぼしいダートは現れず、チョット休憩。

奥に黒牛が見える。
晴れていたらもっといい眺めだろうね。
向って左側。

最終的に「夕立山」に向かう林道へ出た。

トリッカー氏がその昔、蝶採集に訪れたダートだそうな。以前の投稿記事にもあるように、彼は蝶屋(梅酒じゃねぇよって分かるかな?)なんっすよね。

いにしえの湿地帯へ入って行こうとするトリッカー氏。
俺は一服。
そう、一服。
これも明治時代のものかな?
あ、いつの間に?
ダート中山道からアスファルトへの図。

と言うことで、本日はこのダートで探索は終了。

トリッカー氏は帰路瀬戸市方面へ、俺はそのまま国道を南下して伊勢湾岸道豊田松平ICから高速人となった。

自宅着は16時頃だったかな。

ハードな林道探索ではなかったが、旧中山道、しかも走ることができるダートの歴史街道を知ることができ、楽しい時間を過ごすことができた。

オイル交換したフロントフォークの調子も良くって、フロントが滑りにくくなったってのも走っていて楽しかった要因だよな。

最後に1枚(笑)。

次はローライダーSの番だけど、台風が来てるよね?(7/26(金)21:50現在)

同27日(土)は無理でも、28日(日)は何とか走れないかな・・・。雨上がりで単車はわやになるとは思うけどね(笑)。

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

4 throughts on "岐阜県恵那市近辺林道(歴史?)探索 【with M氏】。2019.7.21(日)"

  1. いや〜っ 危うく悪路に引きずり込まれるところでした

    判断冴えてましたね、感謝してます

    1. トリッカーさん、コメントありがとうございます。って、同一人物っすよね?
      いやはや、何度かソロ林道で危ない目に遭ってますので、いやが上にも本能的な部分で感じてしまうのですよ(笑)。
      というか、さすがに学習してしまったということでしょうか。
      ですから、感謝には及びませぬ m(__)m 。

  2. 樹木は茂るも道が20年前と変わってない

    そういうのが嬉しい

    散歩客に3組出会ったが、彼等も同じ想いだろうか

    きっとこの街道は300年ほど前から大きく変わってないんだろうな

    1. 春信さん、コメントありがとうございます。
      歴史街道なのにオートバイで走ることができるってのが気が利いてましたよね。
      というか、走っても大丈夫だったんですよね、車の轍もあったし(笑)。
      3組の散歩客さんたち、オートバイの我々を鬱陶しがらずに、あちらから挨拶してくれましたよね。
      ちょっと嬉しかったです。

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