三河林道探索第2回 with M氏 2019.11.24(日)

前回偶然出合った林道網。計約50㎞走っても回り切れていない枝道も残ったため、再度M氏とかの地を訪れることにした。

キックスタートではありませんよね?

朝8時に伊勢湾岸自動車道刈谷SAに集合した我々。いつも通り集合時間より早い出発(笑)。これまたいつも通り(三河方面へはここで下りる)の東海環状道豊田松平ICで下りるも、あれ?やっぱり香嵐渓渋滞かい?

実は迂回するかどうか迷ったんだよね。この時期この近辺は紅葉見物客で大渋滞するのさ。まあね、俺からすれば、人工的に植えられた木々を見て何が嬉しいのだろう、と思うわけさ。

よっぽどツーリング先で目にする何気ない自然の方が美しく、感動するけどな。きっと色付く木々だけを見るのではなく、周囲の草木や山全体、ひいては辺りの集落をも含めた「総体」としての景観美に心を動かされるのだと思うな。

ここからダート。いつものようにワクワク感max。エアを落とす。

30分近く渋滞で時間をロスしたのに、そのあと俺の土地勘ミス(何十回走ってるんだよ!)で大幅なロスの拡大となる。国道2本をあべこべで認識してしまったんだな。さらに、国道から舗装林道に入ってからも痛恨の認識不足。一旦集落に下り、別の県道で目指す林道に進入しなければならないのに、すぐの舗装林道から進入できるとの思い込み。ここでもロスロスのロス!

新調したトラ車用のエアゲージを手にしてウンチクを語るM氏。※ウェアも新調!

やっとのことで進入路に到着し、ここからが本番ルート。この時点で11時近くになっていたんじゃないかな。

いつもスイマセンm(__)m

さあ、いよいよ待ち焦がれたロングダートの始まりだ。意気揚々として走り出した。

前回の復習も兼ね、本線を中心として前回見送った枝道にも入ってみる。人間の記憶も曖昧だね。たった1ヶ月前のことをあまり覚えていないのだから。それでも、1度走った道でもダートは楽しい。

往路で気になった景色を復路で。名古屋市中心部が見える?
まさか、名古屋のビル群が見えるとはね。その向こうに見える山並みは鈴鹿?養老?

正午を過ぎてもまだ枝道、メインを問わず縦横無尽にエリア一帯を走っていたが、さすがに腹も減ってきた。ダートの交差点(?)でちょっと遅めの昼食とした。

さあ、昼にしますか。東海自然歩道を遮るように。もちろん、誰もいません。
いつもの簡易ドリップコーヒーでブレイク。

この季節にしてはかなり暖かく、ミドルインナーを脱いでも暑い。もっともダート走行ではオンロードと違い体をフルに動かすため、その運動量からして仕方ないのだろう。

暑かったのに、すぐに冷えてくる。やっぱり山中だね。

前日に冬用オーバーパンツにインナーを装着し、当該商品のコピー通り「極寒仕様」として林道を走ったのだが、これが大失敗。下半身汗だくとなってしまったので、本日はその学習を基にインナーを外して出陣したのだが、それでも暑かった。

ただしここは山中、すぐに冷えてきた。風も特に強くはなかったのだが、汗冷えもあったのだろう。

切り株がちょうど良いイスに。

さあ、コーヒーブレイクも済ませ、午後の部開始である。

開始と言っても、明確なルート設定をしているわけではないので、目に付いた枝道小道に進入してはピストンといった走り方だ。それでも楽しい!

これぐらい何ともないっすよね?
はいはい、My turn ですね。
とある枝道の先には倒木と、その先不安定的な藪。
ここもはっきり覚えていない分かれ道。上も下も行ってみた。

分かれ道のすぐ先に、また分かれ道が出現する。もちろん二人ともGPSを装備しているものの、機器に入っている地形図に掲載されていない道、特に作業道なんかは記載がない。日本各地で林道の延長や新しい作業道ができているので、そのすべてを網羅することは不可能だろう。

二股。どちらが県道か?

逆に言えば、地形図にない道を自分たちで開拓し、等高線上に新しい軌跡が延びていくことに喜びを感じるのも確かなことでもある。行く道行く道がすべて地形図に記載されているのなら、もう少し違う遊び方を考えるに違いない。

右か?

時間的に最後になりそうな二股に出た。地形図によるとどちらかが通行止となっている県道だ。

左か?(帰宅後、右と判明)

さて、どうするか。どちらに進むのかではなく、ここで本日の探索を打ち切るのかどうかということだ。

M氏提供

時刻は15時近い。第3回の探索を決め、ここで下山とした。

終点の県道空き地にて。

空き地で撮影会をほんの少し。テーマは「フロントアップ」。

M氏提供 流し撮りって難しくないかい?
できるかな?Fアップ。
お? 前回の10㎝程度より2.5倍(25㎝)ぐらいは上がってる(笑)?
2019.10.28(月)のFアップ。

何で、腰がくの字になるかねぇ~。恐怖感?ただのへっぴり腰?やはり、練習あるのみでんな。

帰路は下道で猿投グリーンロード西広瀬ICまでツルんで流れ解散。M氏はグリーンロードへ、俺は東海環状自動車道の豊田松平ICを目指す。シェルパの燃料もとっくの昔にリザーブになっていたので、GSに寄る必要もある。

9.0Lのガソリンタンクに7.99Lを給油したところまでは良かったのだが、なぜか「下道をもう少し」という欲(?)が出てしまった。それがアダとなり、豊田市内で大渋滞に巻き込まれた。一旦は開き直ったものの、やはりイライラし始めたので東名高速道路豊田ICの緑標識に導かれるように走り、同名古屋ICで下りる。そのまま名古屋高速で自宅付近まで走ればいいものを、林道二連荘の疲れか、同ICで下りてしまったんだよね。

もうそこから再度高速に乗る気も起きず、最後は毎日グランドアクシスで走っている通勤ルートで自宅に帰着。

もう真っ暗だね。

18時07分自宅着 走行距離約240㎞

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

2 throughts on "三河林道探索第2回 with M氏 2019.11.24(日)"

  1. 紅葉シーズン真っ只中の素晴らしい林道探索でしたね。気の合う仲間と走れる、こんなことが未来永劫続いたらなあ・・・、なんて考えながら後ろを追っかけてました。

    GPSに地点登録してますので、今後地形図に反映させてパラダイスマップを作りますので、ご協力の程お願いいたします。

    でも、こりぁどうやら来週も探索しないと、頭の中の整理ができそうにないですな、紅葉見がてらですがね。

    1. Mさん、コメントありがとうございます。
      いやはや、ホンマにエエとこですな。
      変化に富んだ路面状態やその距離、景観等々、ひょっとしたら過去最高の林道かも、ですね。
      他を知らないだけかもしれませんが、今のところAAA評価ではないかと思います。
      この齢で少年に戻り、野山を駆け回ることができる、これって幸せ以外の何物でもないですよね。

      paradise map、喜んで協力させていただきますよ。
      第3回も是非。というか、それ以上の回数が必要そうですね(笑)。

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