続 シェルパのメンテ。2018.4.7(土) 

先週に引き続き,2項目残したメンテを実施した。

 

これですよ。これ。

残ったメンテは,

1 前スプロケット交換。

2 チェーン交換。

そもそも2週にわたった今回のメンテは,2のチェーン交換がメインだったんだよね。

チェーンが下の画像のように波打ち,走行中もじゃらじゃら音がしていたので交換しようと思い立ったわけだ。

 

さあ,午後半休をとった昼下がり,日暮れまでには完成するぞ!

大同工業チェーンカット・かしめ工具「かし丸君」。

抜けた!切れた!

オートバイのメンテナンスも簡単なものはいくつかやってきたけど,チェーン交換なんて,17歳でオートバイに乗り始めてから初めてだ。

自転車のチェーンなら小学校の頃に何度かカットした経験がある。

隣の区にあるサイクルショップで「チェーン切り(まあ「チェーンカッター」ですね。)」という工具を調達し,いわゆる「コマ詰め」をしていたわけね。

 今から思えばそんなに伸びたチェーンなら新品に交換だろう,と思うのだが,当時は(今も?)専用工具を使って自分で整備することに夢中になっていた。

チェーン切りなんて年に1回でも使うの?ってシロモノだよね。

でも,もう何十年も前に数回使用したチェーン切りが,今もハーレーのインチ工具(ハーレーはミリサイズの工具ではなくインチサイズ)に混じって工具箱の下の方に埋もれているんだよね。

しかももう一つ,ちょっと大柄で重量感のある日本製のチェーン切りも所有している。

これは購入した覚えがないのだが,これこそ何十年間で5回も使った?ってやつだね。

 ただね,せっかくだけど,今回は前述の2つのチェーン切りは使わずに,新調したチェーンの製造メーカーがリリースしているカッターとかしめの二役工具を新調した。

 自転車のチェーンは抜いたピン,いや,抜ききらずに留めておき,コマを落としたところに逆方向からまずはペンチやプライヤーではさんで挿入し直し,残りをチェーン切りで入れ直したな。

だんだん記憶がよみがえってきた(笑)。

 一方オートバイのチェーンはカットの仕方は同様でも,連結時には今回のようにかしめるかクリップで留める方式なんだね。

これは知らなかった。

 まあやってみたら難易度は低いのだけれど,次回当該工具を使用するのは一体何年後になるのだろうと考えてしまう(笑)。

したがって,この「かし丸君」なる工具の使用方法については忘却の彼方に行ってしまうことだろう。

さあ,前スプロケットを外すよん。

こんなスプリング1個だけでとめてある!走行中に外れたら大変だよね。

はい,すんなり外れました。

左サンスター製(新品) 右標準装備品

純正にはギヤを両側から挟む硬質ゴムのようなものが装着されている。

これエンジン側に出ている金属を保護してくれるからいいな。

やっぱり純正品は考えられて作られている。

次回は純正品にしようかな。っていつになるんだよ?

と,こんなところに自然石が挟まっていた。

どこかの林道で拾って来たんだろう。

はい,取れた。

このスプロケットとエンジンの間に見える金属部分をカバーしているのが,純正スプロケットを両側から挟んでいた硬質ゴムなんだよね。

仕方ないからグリスをタップリ金属部に塗っておいた。

さあ,このスナップリングで新しいスプロケットを固定するのですが・・・。

んかね,微妙にすき間(切り口)が広がっているような気がするんだけど・・・。

これってさ,このリングだけで固定されているんだよね。

このスプロケットにはエンジンからもたらされた力が一点に集中して,チェーンを駆動させているんだよね。

それがこのリング1個で留めてあるだけなんですけど・・・。

しかも少し広がってしまったような気がする・・・。

※【追記】 翌日(4月8日(日))一般国道・県道,高速道路,林道含めて     約250km走行したけど,特に問題もなく快調に走ることができたので一安心。

さて,お次はチェーンざんす。

付属の白いグリスをピンにたっぷり塗り塗りするよん。
シールを付けてもグリス塗り塗り。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

で,ここで人生初のチェーンかしめ作業。

この図の「OK」と「かしめ不足」のダメ出し例ってなかなか違いが分かりにくくないっすか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そうは言いつつも何とかやり遂げたぜ!

かしめ神降臨!!

後アクスルナットも東日製トルクレンチでトルク管理完璧!

はい,出来上がり。

前スプロケと,

後のスプロケとチェーン。

そして今回はこの泥除けフラップを装着したかったんだけど・・・

泥除けの外側に付けるもんだと思い込んでいたので,どうもしっくりこないと考え込んだ。

何かサイズが合ってないよね?

結局,泥除けの内側に留めるもんだったんだよね。

実はこのフラップ,シェルパの輸出車仕様である「ストックマン」っていう車種の純正品。

とあるシェルパ好きの方のサイトで情報入手して購入したというわけ。

ホントにネットは便利だね。

ということで,2週にわたったスーパーシェルパ(2004)のメンテが完了した。

これで5月後半の「SSTR2018」参加へも安心して行ける。

あとメンテるとすれば,ワイヤー類への潤滑剤入れぐらいかな。

オートバイは楽しいね!!

 

 

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

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