お、何やら作業中だぞ。
時刻はまだ13時前なので、通常なら昼休憩中なんだけどな。それにこちらに気付かないくらい真剣に(?)作業しているぞ。
ほとんどの場合こちらに気付いて通してくれるんだけど、今回の工事は緊急なのか、昼休憩を省いての作業っぽいね。大雨の被害も関係しているのかな。作業の邪魔をするわけにはいかない。
仕方ない、来た道を戻るか。
小さな半島を3/4周した辺りからUターンし、逆方向から休憩スポットに到達。
そして、 いつもの、 ショットっすね。 別Versionもね。
さあ、このあとまだ水吞峠越えが待っている。そんなにゆっくりもしていられないぞ。
国道42号線に出る直前、駐車している救急車に遭遇。回転灯は回っているのにサイレンは無し?どういうこと?
そのまま救急車の横を通り過ぎようかなと考えていたら、急にサイレンを鳴らし始めて車両が走り出した。おいおい、びっくりするじゃん Σ( ̄□ ̄|||) 。勘弁してよ!
国道42号線に出ると、水吞峠へ向かう県道603号線はすぐ目と鼻の先。
同県道を水吞峠に向かって走り出すと、所々で林道入口が手招きをしてくる。いつもは逆方向(大杉谷)から下りてくるルートなので、気付かなかったか、気にもしなかったかのような林道入口が矢継ぎ早に出現し、目移りして仕方ない (;^_^A 。
そこで、「どうしても1本ぐらいは林道に入って行きたい!」という願望に耐えきれず、シェルパを路肩に止めてガーミンGPSとにらめっこし始めた(ほとんどビョーキ)。
お眼鏡にかなったのは、ピストンだけどある程度距離のある林道。時間はキツキツだけど1本だけね、とUターンしたのだが・・・
グワシャ!といつ聞いても嫌な音 (´;ω;`)ウゥゥ
Uターンし終えると同時にスロットルを開けたところ、
前輪が左斜め前にツルーン!
コケるまで1秒も無かったよな(笑)。
右ふくらはぎ辺りがリヤキャリアと地面に挟まっており、先日のローライダーS での転倒時のように身動きが取れない (;^_^A 。
ただ、そこは乾燥重量110㎏ぐらいのシェルパ、シートバッグを合わせても130㎏ぐらいだ。横たわった状態のまま、左手でシートバッグをグイっと持ち上げると、挟まっている右足を抜くことができた。
あとはいつもの起こし方。ハンドルを倒れた方と反対側に切り、ハンドル先端だけを持って持ち上げる。
あーあ、まったくツイてないなぁ~。何でこーなるの(欽ちゃん風に)!
でまあ、早速 (-。-)y-゜゜゜してから現場検証開始。
分かるかな? 前タイヤのブロックパターンがそのまま横滑りしてるよね? 黄色部分がヌメヌメ!赤色が横滑りルート。 あーあ・・・ 足先で当該箇所を探ってみると、まさしく「氷」のようにツルッツルン!
あーあ、よくある山道のツルツルヌメヌメだよ。全く無警戒だったな。早く林道に分け入りたい一心だったのかな・・・。注意散漫だったとか。
それにしても舗装険道でよく見るあの苔色もしていない、見た感じただ濡れているだけのような物体の正体は何なんだろう?樹液か何かかな?それとも無色透明な、
やっぱり「苔」なんっすか?
シェルパは右ハンドルガードと右ステップに傷が若干増えた程度で、さすがオフ車という感じ。
一方俺の方はシェルパと地面に挟まれた右ふくらはぎ内側の軽い打撲と右臀部横の打撲、屈伸時右膝の若干の痛みといった具合だ。右膝は若干捻ったのかな。
でまあ、転倒直後はそれほどでもなかったんだけど、走行再開して1時間ぐらいしたところから右膝がステップから上げ辛くなってきて、帰宅後は階段昇降時に痛みが増してきた。まあ、昇降できない、し辛い程ではないので大丈夫だったけどね。
(-。-)y-゜゜゜と現場検証を終え、ざっとシェルパを見て不具合がないかを確認し、セルを回す。
あれ?エンジンがかからないぞ (;^_^A 。何度セルを回してもかからない。こんなことは初めてだな。
段々とセルの回りが弱弱しくなってきた。ヤバいな。これは最悪「押しがけ」か・・・。と頭に浮かんできた次の瞬間・・・
キュルルルルッル・・ズボッ、ボッ、ボッ、ボッ、ブォーン=3
と火が入ったヽ(^o^)丿 。
さあ、RESTART!
いつもの休憩スポットも今日は素通りだ。 いまから駆け上がる道が、 上方に見えるね。 水吞峠トンネル南(紀北町)側。 同トンネル北(大台町)側。 いやはや、参ったね。コケるのだけはね(笑)。
さて、峠に上ればあとは下りだ。
二宮金次郎似像も健在。 吊り橋も健在。 大杉谷キャンプ場下着。 ここでも小休止。
最初はそのまま大台町の国道42号線まで県道を走ろうと考えていたのだが、途上「国道422号線」の道路標識を見て気が変わった。
おいおい、こんな時間から遠回りかよ、と独語を吐きながらも敢えて遠回りをchoice!
久しぶりだな、 この林道入口。
トヨタ林道から目と鼻の先にあるバンガロー下に入って行き、画像だけでもとカメラに収める。
ちょうど数日前に次男と夕食中に話題に上がったバンガローだ。
『あの1戸しかないバンガローにも行ったよね。』
どこ入ってくの?? もう営業していないんだけど、 その昔息子たちと1泊したバンガローだ。
さてさて、もう寄り道もこれが限界かな。一体名古屋に着くのは何時になることやら。
国道422号線から同166号線に出て東進。伊勢自動車道松阪IC
から高速に乗る。もう17時を回っていたよな。
ガス補給をしようかどうか迷ったんだけど、まだリザーブにもなっていないし、リザーブから約90㎞は走ってくれるシェルパなんで大丈夫だろう、とそのまま高速道路に乗った。
高速に乗ってすぐの道路標識で、
名古屋 96km (;^_^A
には一瞬焦ったが、まあ何とかなるさと走り続けた(これも本日の反省事項)。もちろん、時速80㎞は厳守してね(^_-)-☆ 。
右ふくらはぎと膝の痛みが増してきて、チトしんどかったのでいつもは寄らない東名阪道亀山SAにIN。
いつもの伊勢湾岸道木曽弥富ICで高速を下り、リザーブにしてからかなり走行していたシェルパにいつものGSでガス補給。
9Lのタンク容量に、
8.11L 入った (;^_^A
あと30㎞も走れなかったな(笑)。
振り返ってみれば、あの時間帯(14時半過ぎ)から初めての林道に分け入るってのは無謀であり、いわゆる「神の見えざる手」に転倒させられたのかな?
よしなさいっての!(ビートきよし風に)って(笑)。
さすがにあの転倒の後で「よーし、もう1本林道行くか!」とはならなかったからね(笑)。
まあ、この数日の大雨で林道も崩落していたり、ぬかるんでいたりして、分け入ったらもっと悲惨なことになっていたのかもしれないしね。
あの林道に入っていたら、帰宅は21時回ってたかな(笑)。
いやはや転倒時の速度が低くてまだ幸いでしたね。路肩で滑りコケる人は結構いるのかもしれません。前輪からいっちゃうと修正蛇を当てるヒマありませんからね。
年間走行何万キロの御仁でも避けられなかった。日頃一緒に走っていて「オレよりはるかに用心深い走りをするな」と思っていますから、猿も木から落ちるなんだね。
いい勉強になりました。
Mさん、コメントありがとうございます。
完璧なまでにノーマークなスリップでした(;^ω^)。
以前もこの水吞峠の中腹ショートコーナー出口で同じようなスリップをしましたが、その際はもっと速度が出ていたにもかかわらず転倒は免れました。
幸いにもヌルヌル苔(?)の範囲が狭く、速度も出ていたので、前輪は当該苔箇所をスリップしながら通過して奇跡的にグリップを取り戻したんですね。
ただし、グリップを取り戻した瞬間にハンドルが大きくブレ始め、「ダメだ!コケる!」と諦めた瞬間にハンドルを抑え込んで停車できました。
単なる偶然でしょうが、スリップ現場にあったお地蔵さんに合掌しましたよ(;^ω^) 。
こんにちは。
「やってしまいましたね・・、ツルン・・」ですか。
怪我もなく良かったですね、走行中でしたら(;’∀’)汗ものですよ。
若い時と違い、治りも遅いし。気を付けて下さいよ。
っと言いつつ、私もカブ号では結構、コーナー攻めてますけど・・気を付けよ。
ところでIRCのタイヤって踏ん張りききますかね?
いきなりスパーンって行きそうな感じですが。
服部さん、コメントありがとうございます。
膝や打撲も1週間もあれば完治すると思いますよヽ(^o^)丿
でも、事故やケガにはお互い気を付けましょう。
タイヤについては好みもあるので何とも言えませんが、日本製ならまず大丈夫ではないでしょうか。
中華や台湾製だとちょっと信頼できないですね。これは自転車でも同じです。
ちなみに私の通勤快速のグランドアクシスですが、ノーマルは台湾製タイヤで走行中80㎞を超えたあたりからハンドルがブレてきましたが、
IRC製に交換したらブレがピタっと止まりました。ちょっと感動ものでしたよ。
ハンドルのブレの原因がタイヤだとは思ってもみなかったので。
ただ、日本メーカーでも得手不得手があると思われるので、一概に「○○社製がイイ!」とは言えないっすけどね。