いやはや,やっぱ疲れているのかね。
5時半に目覚ましをセットして一旦起きたものの,二度寝して起きたら8時!
急いで用意をしたが,自宅庭から駐車場へハーレーを移動しようとしても1mほどしか動かない(?)。
糖質制限で体重が10kg減ったとは言え,筋力の衰えは感じていない。
感じないだけでパワーダウンしているのか,それとも先週シェルパで出かけたため,その重量差に体が反応できないのか…等々しばし考えてしまった。
一度冷静になろうと一服し,再度試したところ,後輪がロックする。
ロック?何でだ?子猫でもドライブベルトに噛んでる?
再度チャレンジするも後輪がロック。
おかしいぞ。
しゃがんでドライブベルト付近を凝視すると,何ということでしょう!
庭に敷き詰めてある玉砂利の一つがドライブベルトとミッション側のギアの間に挟まってるではありませんか!!
でも何でこんなところに挟まってんだ???
想像したのは,2日続けての荒れた天候。
2日連続で強風が吹き荒れていたんだよね。
それで屋外駐車のマイハーレーにかぶせてあるバイクカバーが2日間バタバタやった。
マイハーレーの直下には玉砂利が敷き詰めてある。
バタバタしたバイクカバーの裾が,玉砂利を巻き上げた。
それがたまたまドライブベルトの上にタイミングよく(悪く?)ちょこんと乗った。
そんなこと想定外な俺はいつも通りハーレーを動かした。
偶然が重なったんだね。
それしか考えられない。
とにかく早く出発したかったので画像は全くなし。こんな偶然こそ画像に記録しておかなければならないのにね。
白い玉砂利1ケを指で跳ね飛ばし,そのままではドライブベルト上とギアに砕けた砂利の残骸が残ったままなので,残骸を払うべく部屋に戻り歯ブラシを取ってきた。
入念にやらないとドライブベルトを痛めてしまい,寿命が早く来てしまうからね。
このドライブベルト,交換でもしようものなら5諭吉は軽くいくからね!!
残骸除去後は念のために「ラバープロテクタント(呉工業)」をドライブベルトとギアに塗布。ベルトから若干音も出ていたしね。
まあ出発前からこんなことをしていたので,当然自宅を出て近所のスタンドでガスを入れてタンク上の時計を見たら「9:50」。
寝坊しなくても玉砂利がドライブベルト上にあったわけだから,どちらにしても前述の作業を余儀なくされていたんだよね。
つまり,本日の和歌山県北山村行きは最初から決行できない運命だったってことだ(笑)。
そんなこんなで少しでも移動時間を短縮すべく,久しぶりに伊勢湾岸道名港中央ICから高速道路に乗る。
ただし,IC直前の掲示板にはお約束の「四日市東IC~鈴鹿IC渋滞10km」の表示があったので,その表示を見てから本日のルートを考え始めた。
前回(2月24日(土))スーパーシェルパ(2004)で石槫峠方面へ行き,石槫トンネル手前でUターンしてきたことから,「今日はトンネルを抜けて滋賀県へ入るか。」と決めた。
琵琶湖道路(湖岸道路)は常時渋滞でつまらないので,琵琶湖へ向かうつもりはなかった。
どこか国道(421号線)を左に折れ,南へ下って行くことにした。
この時点でまだ北山村への未練があったのかもね。北でも東でもなく南へ行こうとしているからね。
永源寺町を過ぎたあたりから前方の2台のタンクローリーがノロノロ運転。いい加減腹が立ってきて適当なところで左折した。
国道307号線を目指して幾つかの滋賀県道を網の目のように走り,途中で477号線を横切った。
日野町に入り,国道1号線も高架で越して,国道307号線から県道へ入った。
もうこの辺りから帰路を考えないといけない時間帯となり,一服ついでに地図を眺めてみた。
ガーミンの登山用GPS(GPSmap64S)を林道用に購入して以来,ハーレーのハンドルバーにも装着してツーリングに出かけているが,如何せん画面が小さいのでナビのようには使えない。いわば,走行中に見る「確認用」である。
ただし,スーパーシェルパ(2004)で林道に入って行った時にはそれこそGPSの真骨頂,登山地図として役に立つ。林道で紙の地図ではチト出し入れも不便。
時間的に伊賀市まで南下して,名阪国道(国道25号線)から東名阪道で名古屋までという帰路とする。
北山村には行くことができなかったが,久しぶりにローライダーS(2017FXDLS)でツーリングらしい走りができて楽しかった。
最近の定番,伊勢湾岸道を使わず東名阪道名古屋西ICで下り,庄内川護岸道路を南下して自宅まで。
朝は若干冷えていたので真冬と変わらないいで立ちで走り始めたが,昼休憩時にさすがに汗ばんできてインナーのダウンを脱いだ。そのまま自宅まで走ったのだが,名古屋市内に近づいてきた高速道路でさらに汗ばんできた。
今日はよほど気温が上がったのか,確実に春がそこまで来ていることを実感した。
15時半頃自宅着。走行距離約230kmのショートツーリングだった。