2018.9.16(日) その①からの続き。
高速道路に乗らずに名四ロックンロール(もうエエっちゅうねん)でひた走ることに決めた俺は、渋滞知らずの国道を南へ。
いつも渋滞する四日市市内も順調にスルーし、津市、松阪市へとスーパーシェルパ(2004)を走らせる。
志摩市へのバイパスとの分岐点で若干迷ったが、松阪市内を抜ける国道42号線を選択した。
結局一度も高速道路を利用せず、三重県大台町まで来てしまった。
名古屋から時間にして2時間半。
高速道路利用と15分から20分程の差しかない。
いいね、名四ロックンロール(・・・)。
さて、大台町の道の駅近辺でガソリンを入れようかどうか迷いながら走っていたのだが、田舎の定番、「日曜休み」でスタンドはクローズ。
こりゃ入れようにも入れられない。そのまま大杉谷を目指す。
大台町からだと、予備タンク容量を入れてまだ100kmは走れそうだったので、本日の目的である県道603号線を走破して海側の紀北町、国道42号線には楽々たどり着くことができる。
途中で見かけた林道へ探索に分け入っても、余裕はあるだろう。
さすが250㏄の4サイクル単気筒エンジンだね。これがハーレーだったら、絶対にガソリン補給のタイミングだ。
まあ、250㏄と1800㏄では比較にならないのだけど。
さて、そのまま県道53号線を大杉谷へ向けて一直線でもいいのだが、気になる「国道未開通部分」がある。
別に気にならない?
いやいや、小学校4年生の社会の副教材で「地図帳」を配布された時から、俺は地図を眺めることが好きで、暇さえあれば地図帳を開いていた。自宅でも眺めていたからね。
そこでいつも気になっていたのが、道路が寸断、というか道路が途中で途切れている場所。
「この途切れているところって、本当に道がないのかな?」
「途切れているとしたら、そこはどうなってんるんだろうな?」
と興味津々だった。
小学4年生では自転車しか足がないし、静岡県や長野県、そのまた遠くには行くことができない。お金もないしね。
結局小学校以来の疑問が解けたのは30代半ばで最初のハーレーを手にしてからかな。
それまででも高校時代のヤマハRX50から始まって、大学時代のスズキGSX400FSインパルス、GSX750刀と乗り継いできたのだが、如何せん「未開通国道」よりも速く峠を走ることに興味関心がいってしまい、小学校4年生時の興味関心は影を潜めていたのだね。
ハーレーとの出会いは大きいね。
いわゆる「ゆっくり走っても楽しいオートバイ」ってのを初めて体感できたからね。
基本、オートバイは「かっ飛ばす」乗り物だと信じて疑わなかったから。
年齢も関係しているのかもしれないね。結婚して長男も生まれてかわいい盛りだったから、「ここで死ぬわけにはいかない。」と思ったもんね。
だけどオートバイには乗り続けたい。
で、ハーレー(ローライダー(2000FXDL))と出会って購入。30歳過ぎても定職に就かず、フラフラしていた俺が定職について目出度く「ローン」を組めるようになったこともあり(笑)、毎週のようにローライダー(2000FXDL)であちこち走っていたな。
だってね、1年間の走行距離が20,000kmだよ。
ハーレーのディーラー(北区カワセモータース)に言われたもの。
「ちょっと1年で20,000km走る人はいませんよ。5,000km走って『よく乗られてますね。』の世界ですから。」ってね(笑)。
元来、観光地やご当地グルメに興味関心のない俺は、1,450㏄、320kgのローライダー(2000FXDL)にまたがり、三桁険道や舗装林道、ごく稀にプチダートを堪能していた。
ツーリング中はほとんど休憩なし。タバコを一服するぐらいで、座って休憩なぞした記憶が無い。とにかく「走る」ことが好きなんだね。
そこでふと、蘇って来た記憶が、「未開通国道」。
小学校4年生の頃、すごくシンプルに感じた疑問。
「この途切れているところって、本当に道がないのかな?」
「途切れているとしたら、そこはどうなってんるんだろうな?」
である。
ちょいちょい、ちょっと今回4週間ぶりのツーレポとあって、横道に逸れ過ぎだね。
いろいろなテーマ、カテゴリーが混在し過ぎている。
テーマを絞らないと、読み手(何人いるんだよ)が困惑、期待外れ感を抱いてしまうね。
だから戻すよ。
6 throughts on "1ヶ月ぶりのライドであわや転倒!?三重県道603号線(大杉谷海山線)水吞峠 その②"