林道より県道で窮地に。ガードレール危機一髪 その⑤

2018.10.20(土)その⑤ その④からのつづき。

 

よく整備されて、車の出入りもままあるダートだったんだけど、当分、というか今シーズンはダメかな。

 

テントでも張れそうな広場だな。

 

さて、この林道から出て一服し、旧道(?)を下って行くのだが、そこで待っていたモノとは!

 

ドーン!

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ドーン!

電線も垂れ下がってるよ!

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ドーン!

これも違う現場だからね。

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一か所クリアしても、次から次へとこんな感じで現れるわけよ。

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乗ったら前輪取られそうな太い枝をどかしたり、電線をつかんでギリギリオートバイが通ることができるスペースを確保したりして前へ進んだんだよね。

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電柱も上から倒れてるしね。

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何だかウルトラマンが来る前に怪獣が暴れまくっていたような光景だった。

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いい加減引き返そうとしたんだけど、ガーミンGPSの地形図を見ると、もう板取街道はすぐそこなんだよね。

それに、何か所も必死でクリアした現場を、また同様にして戻るというのもゲンナリだったので、前に進んだんだよね。

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このすき間もくぐったよ!

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もうこれは無理だろ?って思ったけど、何とかクリア。

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もう、これでおしまいだろう、と歩いて先を見に行ったんだけど、もう倒木街道(?)は見られなかったので、安堵して前へ。

これが最後の倒木の嵐だから、これで板取街道に出ることができる!と一服したのだが・・・。

 

これはなしだろう!って思ったね。

ここまで何か所クリアしたと思ってやがんだ!

って叫んだけどさ、そもそも進入口に「板取方面へは通り抜けできません。」って看板があったんだから、完全に俺の責任だろ(笑)。

行政様、100%私が悪いのです。はい。

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まあね、これで行政が「通行可」としてしまったら、マスコミの格好の餌食になってしまうからね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAそんでさ、手前のガードレール右脇は通れるのだが、この二つ目の右脇は無理なんだよな。

しばし考えたが、答えは「✖」。無理。

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でもね、行けたんだな、コレが。

先人に感謝です。ホントに感謝しかなかった。

詳細は諸般の事情でここでは語れないが、これができなかったらあの倒木銀座を逆戻りだからね。

ただし、すごい発汗量で、このあとTシャツ1枚になって一服した。

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汗もある程度引いたので、颯爽とスーパーシェルパ(2004)にまたがりセルを回した。

いやぁーあの倒木銀座といい、ダメ押しのガードレールといい、なんで林道じゃなくて県道でこんな目に遭うのかと。

 

もうあと数百メートルで板取街道だよね。

よしよし・・・あれれれ・・・????????

 

ドーン!

マジか!!!!!!!

再度ガードレールが出現したんだよな(号泣)。

でもね、ここも先人のおかげで何とかクリアできた。

また大量発汗したが、ガードレールと倒木銀座を逆戻りすることを考えたら、「いい汗」に思えたよ。

先人さん、ありがとうございます。

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そして、あの先日の三重県の水吞峠みたく、2度のガードレールすぐのところにお地蔵さんが。

もう手を合わせてお礼を言うしかないよね。

小銭もおかさせていただきました。

助けて下さり、感謝します。

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ということで、無事、板取街道へ抜けることができ(この旧道出口すぐの集落で数名の住人に怪訝そうな表情をされたが)、東海北陸道美並ICから高速にのった。

いつものように自宅近所の名古屋高速出口で高速を下り、次回に備えガスを満タンにして無事帰宅。

 

16時30分自宅着 走行距離361km

 

 

 

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

4 throughts on "林道より県道で窮地に。ガードレール危機一髪 その⑤"

  1. これは凄い、笑えるほどの倒木銀座、よく一人で抜ける気になりましたね。これはまさにあの台風の激しさを物語ってますな、二度と見られることのない光景だったでしょう。次から次へと現れる試練をくぐり抜けるその戦いぶりに脱帽。

    1. コメントありがとうございます。
      もうこれは行くしかなかったというか、進むも地獄、戻るも地獄だったのですが、倒木銀座を戻る気になれなかったんですね。
      あとは、目指す街道まで数百メートルだったこともあります。
      ただ、ガードレール2連チャンが通り抜け不可なら戻るしかなかったです。
      本当に、先人に感謝の念しかありませんでした(笑)。
      それにしても、今年の台風の脅威の程が、林道・県道を行くと過大なほど分かります。

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