参った参った。久しぶりに雨中走行となってしまった。
日頃のメンテの甲斐もあり、ブーツの中は浸水しなかったが、全体が濡れた後の走行で足首からが冷え切ってしまった。
午前9時頃自宅出発。
まあこのぐらいの時間なら冷え込みもわずかながらマシになっている時間だからね。
でも、向かおうとしている西の空が怪しいぞ。天気予報では雨マークはなかったはず。まあ、とにかく西へ。
国道23号線を南下し、本日は北勢バイパスへ。
県道をこちゃこちゃ走り、広域農道っぽい道に出たところでカウルとサングラスに水滴っぽいものが・・・。
出発して時間が経つにつれ、西の空がどんどん暗くなるのは分かっていたんだけど、気付かないふり(?)をしていたんだよな(同じだろ!)。
まあ、仕方ない。合羽なんかねぇーよ!と開き直る。
さらに進み、亀山SAのスマートETCまであと数kmのところで本格的な降雨になってきやがった(涙)。
もうどうしようもないもんねぇ~だ。
さらに南下して、我が故郷の志摩市方面へ向かえば、きっと燦燦と輝く太陽が拝めるはずさ・・・ハハハアァ~ フェイスマスクがかなり濡れてきた・・・。
亀山SAのスマートETCゲートから東名阪道に入ったころにはかなり濡れていたが、もうどうしようもない。
走っているうちに乾くんでないの?
なんてのんきな事を考えながら高速走行へ移行。
まあね、亀山あたりの天候は変わりやすく、冬じゃなくてもよく雨に降られるよう場所である。まだ雪じゃなかっただけましか。
伊勢自動車道にチェンジする頃には雲の切れ間に青空も見えてきた。
カドヤのブーツも、あれだけの雨量にもかかわらず浸水していないし、「これはイイねぇ~」と思ったのも束の間。
足首から下がガンガンに冷えてきた。
確かにホースオイルをマメに塗りたくっているのでソールとの縫い目からの浸水は免れたが、革表面に水分を含んでしまったものだから、その水分が走行風や外気にさらされて冷え込んできたのだ。
これが乾いている革が冷えるよりもかなり冷たい!
いや、ホントに冷たい!
まあでも浸水しなかっただけでもよしとしないとね。
ただ、そうは言っても我慢できず、多気PAで今回初の休憩。
足だけじゃなくて全身が冷えてしまった。
それでもタバコを1本吸い、20分ぐらい休憩したらかなり落ち着いたので、再び走り出した。
走り出してすぐの玉城ICで高速を下りた。
さて、ここからどうするか。
出口すぐの信号の待ち時間では、なかなか進路を決めるまでには至らない。
右折してすぐの信号上方にある標識を見ると、この信号を右折で県道65号線との表示が。
今日は時間的にあまり距離も走れないから、少し大回りして目的地(折り返し地点)を「五ヶ所」とするかな。
さらに県道22号線へ出てしばらくすると、左折の県道721号線で五ヶ所へ抜けることができるとの標識が。
三桁県道に弱い俺は、迷わず左折した(笑)。
ところがそこはさすがに三桁県道。茶色い落ち葉が堆積した狭路がお出迎え(ここら辺は走るのに必死なので画像なし(笑))。
毎度ながら三桁県道ではUターンできそうな場所もほとんどないので、とにかく細心の注意を払って進むのみ。
しばらく上っていくと、峠らしき場所に出てきた。岩をくり抜いた場所にお地蔵さんが鎮座。
今日の無事を願って記念撮影。手も合わせておいた。
途中休憩をはさみながら、集落に下りてきたと思ったら、何だか田んぼの中に巨岩?奇岩?が二つ。なんだこりゃ?
田畑が見られるようになれば、集落は近い。
ほどなくして集落が出現すると、もうそこから海岸線沿いを通る国道260号線に出る。
東進して「五ヶ所」へ到着。
本日は自宅からここまで何も口にしていなかったので、五ヶ所のコンビニにイン。
やっと一息付けた。
さて、ここからどう走るか。
実家の志摩町に行くには時間的に厳しいし、いつものサニーロード(県道169号線)で帰るには味気ない。
思案の末、「パールロードでも走って帰る?」との結論に。
であるのに、結局、伊勢道路経由で伊勢自動車道伊勢西ICから高速にのったんだよね(笑)。
だってね、少しでも早く高速道路に乗って、東名阪四日市-鈴鹿間の行政意図的渋滞を避けないといけないからね。
ということで、自宅には16時ジャストに無事到着。
走行距離は350kmぐらいかな(もう2週間も前のお話しなので忘れた(笑))。
帰宅後、本日亀山SA付近(高速にのる前)で降られたおかげで汚れてしまった車体を吹き上げた。
そのままじゃあね。気持ち悪いし。
近づくと・・・
ローライダーS(2017FXDLS)が輝きを取り戻した頃、辺りはすっかり暗くなってしまっていた。
カバーをかけて、次回のライドまでしばしお休みっすね。
次週はスーパーシェルパ(2004)の番だから。