【CAUTION!】これはあくまでも amateur の記事です。つまり、正確なmaintenance ではありません。当該maintenanceを実施されたことによる不利益につきましては、当方は一切の責任を負うものではありません。
さあ、不発に終わったグランドアクシス100(2008)のヘッドライトカウル装着だったが、すぐにお次の作業に移る。
そうです、先日滋賀県の林道で九死に一生を得たパンク騒動(?)後の後輪チェックですよ。
昔から「パンク修理剤」での処置後は、「ホイールが錆びて使い物にならなくなる」って聞かされていたから、あの修理剤噴出現場を経験した者としては非常に気になって仕方がなかったこの1週間だったんだね。
その前に、一応空気圧を計ると・・・
いいね、140㎪。若干減ってる?でも許容範囲内だよね。
ほんの2週間ぐらい前に新品タイヤの交換したばかりなんで、もうタイヤの脱着も手慣れたもんだ(笑)。おまけに今回は欲張って、いつも青空ガレージで使用するジャッキー(ハーレーも上げることができる)ではなく、先日の林道でも使用した簡易つっかえ棒を使用した。
そう、次に(その時は来てほしくないが)林道で実際にホイールを外すパンク修理となった場合、水平にリフトアップできるいつものジャッキーを使うわけにはいかないので、実際の林道での修理を想定したわけだ。
まあローライダーS(2017FXDLS)とは違い、車体重量も120kg程度なんでそれほど心配はいらないのだけれどね。
さあ、ホイールを外したらお次はタイヤ。暖かいせいかビートもすんなり落ちたよ。
タイヤを外し始めてすぐに目についたのが、ビート部分に付いている水分。1週間経っているのにまだ蒸発もしていない。これは放っておいたら完全にサビに見舞われるだろう。そして、ホイールの裏はサビだらけ(汗)。
片側だけ外したタイヤのすき間からリムバンドをずらすと・・・やはり水分がベッとりと付着。
これはやっぱり今日の確認作業は大正解だな。パンク修理剤で修理完了ではないね。あくまで応急処置だ。
「最低限自走できる程度の処置」ということ。
チューブを取り出す前に、釘が刺さっていた場所付近を確認する。
「IRC」のIの字付近に釘が刺さっていたからね。
若干空気を入れてみると・・・。
まあ、チューブを引っ張り出してみよう。
引っ張り出したチューブに再度空気を充填すると、例の白い液体が噴出してきた。ああ、やっぱり完全とはいかないんだな。
確認のためIRCの「I」の字に合わせると、釘が刺さっていた位置と合致した。
パンク修理(パッチを貼る)もやってみることにした。
やってみたのだが、何だか上手くパッチが貼り付かない。パッチやゴムのりの劣化かな。自転車のパンク修理と全く同じなのに、キチンと貼り付かないんだよな。
ちなみにゴムのりのチューブは、見た目まだ内容物が入っているようだったが、実際に絞り出そうとしたら何と「空!!」どういうこと?これってやっぱり揮発してしまうの?揮発して中で容積が減っている?
これは正直一回封を切ったら次は使えないな。要は使い捨て、使い切りだ。これも学習できた。
チューブはこの日のために新品を購入してあるのでそれを使おう。このまま不完全なチューブで林道を走ることはできないからね。なるべくリスクは減らし、安全・安心をもって林道を楽しみたいからね。
さあ、あの1週間経っても蒸発しなかった水分を拭き取ろう。
ただ拭くだけではないよ。
ニップルのすき間にもゴムカス(少々硬化したの?)と水分が入り込んでいたので、パーツクリーナーとブラシでゴシゴシ。
その後はシリコンスプレーでサビ予防。
全てをキレイにしたら、やっと組み付け作業。
タイヤはそのまま使用できるけど、チューブは1回使っただけで廃棄となり、かなりもったいないのだが、たった2,000円弱のために林道で「生命の危機」にさらされたくないからね。ここはやはり新品に交換が正解だろう。
ということで無事タイヤも装着し、最後はトルクレンチでトルクの管理。
今回の林道でのパンクは釘が原因だった。これは以前使用していた「ヘビーチューブ」でも同様にパンクしていただろう。
だとするならば、林道で脱着が困難なヘビーチューブを使用するよりも、ノーマルチューブを使用していつでも楽にパンク修理ができる状態にしておくという考え方が正しいのだと確信できた。
Goooooooood Job!!