朝9時半スタートの法事を終え、三重県志摩市から名古屋の自宅に戻ったのが15時頃。ゴールデンウィーク初日にもかかわらず、新名神高速道路(第二名神?)の新区間開通もあり、渋滞にも遭わず無事帰宅できた。
志摩に帰ると必ずと言っていいほど、親戚から海産物をはじめとするお土産をいただく。
そう、今回のお土産は、今朝上げられたばかりの伊勢海老。数えたら9匹!これ名古屋で買ったらいくらになるんだ?もっとも志摩でも店頭に並べば、名古屋と大差ない価格にはなるのだが・・・。
海老を持たせてくれた叔父から、「ケースのフタは閉めるなよ。海老が息できずに死んでしまうから。」と言われたのでその通りにして持ち帰った。
車の荷物をサッと下ろし、すぐに伊勢海老の様子観察。
見た目は微動だにしていないようで、「あれ?やっぱり息絶えたかな。」とケースからつかみ出そうとしたその時!ガサガサガサガサ!っとすべての伊勢海老が動き始めた。なかなか他の海老を足でつかんで離さない。
それどころか、ゴツイ触覚を器用に動かして、オレの手に攻撃を仕掛けてくる程。まあ、蟹のようにハサミがあるわけではないので安心できるが、体のあちこちに先の尖った突起物が配置されているので(笑)、引っかかると地味に痛いんだよな。
鮮度がよいならやはり刺身でいただく方がいいに決まっているのだが、さばくことができる人間もいないので、サッと茹でてしまいましょうか。
まあこの伊勢海老に限らず、我々は他の生物の命をいただいているのだからね。じゃあ牛や豚、魚、野菜は可哀そうじゃないのか。伊勢海老だけが可哀そうというのは矛盾している。「感謝をして残さずいただく」ことを心掛ければよい。
数十分もするときれいな赤オレンジ色に変色した。
感謝しながら、おいしくいただきました。
「何だか可哀そう。」と言っていた次男だったが、「これすごくおいしいよ!」と2匹食していた。