週間予報では芳しくない天気であったのに、週末近くになったら晴天マーク。これは走るしかないね。真夏ほど暑くなく、真冬ほど寒くない今の気候が一番走っていて気持ちがいいのかも。
週間予報がそのままなら次男と買い物に出かける予定だったのだが、「明日は晴れそうだな。買い物の予定だったけど…。」まで言いかけたら、「走りにいくんでしょ?」と次男(笑)。
朝7時15分に自宅を出発。
行先は「北国街道」とだけ決めていた。
最近の自身のトレンド、「できる限り高速道路は使わない。」を実践し、国道23号線、同258号線、県道色々、広域農道等で滋賀県木之本町まで来た。
IC近くのコンビニで山賊焼き1ケの遅い朝食と昼食の買い出しを済ませる。
さあ、ここからが本日のメイン、北国街道だ。
気持ちの良いアスファルトを駆け上がって行く。
ほどなく県境の栃ノ木峠。久しぶりだな。何だかアスファルトがキレイに修復されているぞ。
南越前町から池田町、国道476号線途上から県道34号線へ。
大野市へ抜けるこの県道も何度か走っているが、しばらく走ると、龍双ヶ滝という立派な滝に出合う。毎回この滝の前でオートバイを止めてしまう。観光シーズンでは歩行者が割と歩いているので駐車するのをためらうが、GW明けの今日なら大丈夫。この近辺だけ路面が石畳のようになっているので濡れていると滑りそうで厄介だが、これまた今日は大丈夫。
滝を後にして少し走ると、稗田の里公園という小さく開けた場所が現れる。ちょっとここらでミドル休憩(?)したくなった。誰もいないしね。トイレも完備されている。
通常は「コーヒーセット」と称し、ストーブやドリッパーのみならず、豆とミルも持参するのだが、特に日帰りの場合は画像のようにポットに熱湯を入れていく。
真冬ではポットのお湯どころかドリップの最中にコーヒーが冷めてしまいNGになってしまうが、この時期なら十分な温度のコーヒーを楽しむことができる。
市販のドリップパックコーヒーでもそこそこな味。コーヒーをはじめ嗜好品はその場の雰囲気、シチュエーションがその味を大きく左右するからね。
久しぶりのツーリング途上でのコーヒーを満喫し、再び走り出す。
その先には宝慶寺という寺があり、しばらく行くと大野市だ。
国道157号線の麻那姫湖~温見峠方面をうかがうが、通行止では仕方あるまい。おとなしく国道158号線で九頭竜へ抜けるか。
と、こんな調子で九頭竜から最後は旧道で油坂峠を越えて白鳥町に出たのだが、快調に長良川右岸を南下しながら「何だかヘッドライトが暗くないかい?」と感じ出した。
白鳥町までのトンネル内や、信号待ちでの車後方を照らす光が弱弱しい。というか、点灯していないのでは・・・。
試しにハイビームやパッシングスイッチを押してみると、明らかに点灯はしている。
そうか、ロービーム側が切れたのか・・・。1~2年前にスーパーシェルパ(2004KL250H)のヘッドライトバルブが切れた際、同様にハイビームは点灯したもんな。
まだ時間も早いので、東海北陸自動車道には乗らずにずっと下道で南下しようと考えていたのだが、このアクシデントでケチが付いた(笑)。
同自動車道の美並ICから高速人となり、最初のPA(古城山)でDラーに連絡を入れた。
症状を話すと、「ああ、バルブ切れですね。」と。サービスに確認をして、今からでも入庫・交換作業は可能とのことなので、このままDラーへ直行することにした。
「今岐阜なんで、あと1時間半ぐらいはかかるんで。」と電話では言ったものの、15時半頃着予定が、1時間もかからず14時40分ぐらいにはDラーに着いてしまった(笑)。
しばらく待って車両を預け、20分位で「できました。」と。
「で、今回はこれだけ(請求書を見せながら)です。」って。
えっ~!金取るのぉ~?保証で直さないのかい!
俺の驚きぶりに少々焦ったのか、そこから長々と説明し始めたサービス。
今回のベッドライトバルブや前ウインカーバルブはタイヤと同じ消耗部品扱いで、保証対象外なんだとよ。ちなみにクラッチ板も対象外だぜ!
んじゃ、バッテリーはどうなんでぇ!と聞いてみると、「純正充電器で正常に充電されていて3年以内に上がった場合は保証の範囲で交換します。」だってさ。
まあ、聞かなかったけど、充電器で正常に充電していたことをどうやって証明したり検証したりするんだろうと考えこんだぜ。
修理総額は諭吉半人前ぐらいだったけど、何だかものすごく損をした感じ。だってさ、バルブの予備(シェルパのを交換した際の余り。車用の2ケ入を購入したので)が自宅にあるし、こんなもの自分で交換できるじゃんってね。
「どうされますか?」とサービスは聞いてきたけど、また外してもらって自宅で再度交換ってのも面倒だったので、「どうされますかってのは、取り付けたバルブを外すってことだよね。もういいよ、面倒だし。」で支払いを済ませた。
古城山PAから連絡した際、「保証範囲外で有料となりますがよろしいですか?」と聞いてこなかったオッサン営業Bの落ち度だし、そもそもこのDラーを最初から見てきたこのオレが、連中を信頼してしまったところに大きな過ちがあった。まあ、今更ながらの「授業料」である。
久しぶりにこのDラーに顔を出したのだが、相変わらずオッサン営業Aは目が合っても挨拶なし。どうなってんだあのオッサン。
ということで、自宅着は16時半頃となった。
走行距離 396km
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