倒木を潜り抜け、藪漕ぎをして、人造物を見つけ安堵したのもつかの間、次のコーナーを回った先に見えたものは・・・。
はい、ここまでっすね!この崩落現場。
崩落跡に密生している草を見ると、もう放置されてかなり経っている様子。
1mの段差を下る前に、徒歩で崩落現場を見に行った。U字溝だけ残ったって感じで、何とU字溝をトレースするようにオフタイヤの跡があった!
よく行くよな(笑)。
確かに行こうと思えば行けますよ。山側に車両を傾ければオフ車が何とか通ることができるぐらいの幅員はありますからね。でもね、例えば退路を断たれているような状況(ってどんな状況だよ?)でもなけりゃ行かないでしょうよ。
だってさ、U字溝もろとも真っ逆さまの可能性もあるわけですよ。
一人じゃ絶対行かないけど、二人でも無理だな。落ちたら二人でも上がってこれないでしょうよ。
まあ、それでも念のため(何のため?)、その先も見に行ったが…
今度は法面崩落。何とかあのU字溝をスリマン(スリル満点)でクリアしても、これでUターンだから再度U字溝渡りになっていたわけだ。
はい、100パー諦めることができました。
おお、エンジンかけっぱなしのシェルパが俺の帰りを待っているね。
下画像のように、この1m段差を下ったのか、逆に上って来たのかは定かではないが、トレール車のタイヤ跡が残っていたよ。
シェルパの下へ戻って来て15時15分。もうそろそろ山を下りないといけない時間だね。 藪漕ぎ巨大な倒木を潜る道に戻るべく、Uターンしなけりゃいけないな。仕方あるまい。
舗装林道に出て笹暮峠を越えて北に向かうと、県道80号線に出た。そのまま駆け上がって行くと茶臼山高原道路の入口付近、面の木峠に出たではないか。
この県道はローライダーSでも走ったことあるぞい。
そのまま県道80号線を下って国道257号線に合流し、稲武方面へ。国道153号線にスイッチしたら香嵐渓までノンストップ。JAのスタンドで念のためガス補給し、東海環状自動車道豊田松平IC手前のスーパーで最後の休憩をとる。
今日は超遅い昼前出発にもかかわらず、なかなか濃い内容の林道行だったな、と一服しながら考えた。行先をある程度絞って走り出せば、案外短時間でも楽しめるものだと感じたな。
ただ、それはシェルパでの林道行脚だからだね。ローライダーSだといわゆる「冒険的な」走りはできないから、昼前出発では走行距離も中途半端になってしまうしね。
そう、シェルパならではの楽しみを堪能できた約5時間半のツーリングでした。
自宅着は17時ジャスト。走行距離245km。
楽しい探索されましたね、まさに少年がこの先どうなっているのか知りたい一心で進んでいく感じ。でも、あのU字溝は二人いてもやめているでしょうね。その先を見れば諦めもつくってもんです。
春信さん、コメントありがとうございます。
林道探索は楽しいですね。おっしゃる通り、童心に帰ってワクワクします。
ただし、1人では無理しませんね。
冒険「的」な行動はするかもしれませんが、明らかな「冒険」はしません。