新車購入後初の車検を来週に控え、またまた三重県へとローライダーSを走らせた。
朝8時15分に自宅を出発。1週前の週末と比べても、かなり冷え込んでいる。それでも日が高く上ってくる時間帯になれば、まだ太陽の有難味を実感できる気温にはなる。
国道23号線の交通量を見極めながら走り、高速人への変身時を推し量る。
いつもの伊勢湾岸自動車道弥富木曽岬ICを通り過ぎ、同川越IC付近まで来た。「この先3km渋滞」の電光掲示板を見て、朝日ICから乗ろうと国道23号線北勢バイパスに折れる。
結局四日市東ICから高速人となり、珍しく伊勢自動車道松阪ICで下りた。勢和多気ICまで一気に走っても良かったのだが、松坂から国道42号線を走ろうと思い立ったのだ。
国道42号線勢和多気IC手前のローソンで初休憩&買い出し。低糖質パンが嬉しいコンビニだ。ここまで約1時間半。まあまあのペースだろう。いつもの揚げ鶏とホットコーヒーでしばしのんびりタイム。南側の日当たりの良い壁際にローライダーSと陣取ったから、走行中の服装のままでは汗がにじんでくるぐらいだ。ただ、指先はかじかんで冷たいままだ。若干しびれているような感覚もある。いよいよオートバイ乗りには辛い季節の到来だな。
国道42号線から県道31号線の折れ、大杉谷を目指す。県道31号線は途中から県道53号線へと変わる。乗用車が離合できない谷筋県道をしばらく走れば、大台ケ原への登山口がある大杉谷に到達する。
ここで2回目の休息。小用と一服だ。ここからが本日のメインイベント。県道603号線で水吞峠を越えて、海山町へ抜けるのだ。
走り出しこそ濡れ落ち葉や落石で走りづらかったものの、ある程度標高を上げるとぬれた路面を見なくなった。上り始めて30分程で水吞峠トンネルに到着した。
しばらく下ると、お地蔵さんがカーブ出口に見えた。
ここはシェルパで訪れた際、前輪がコケかなんかで滑って転倒しそうになった現場だ。前輪、ハンドルが激しく揺れて、もう転ぶんだと諦めた場所だ。奇跡的に両足が地面に付いて立ち直ったのだが、停止直後、ちょっと気持ちの整理ができなかったことを今も覚えているよ。足を地面に付けた際、左足くるぶし上辺りをステップで強打したけどね。転倒していたらそれだけで済まなかっただろう。
しばらく下って行くと、いつもの休憩ポイントである黄色ゲートが見えてきた。
時刻は12時35分。いつもより少々早いものの、腹も減ってきたので昼食とする。
ついでに本日も持参した簡易コーヒーセットでコーヒーを入れる。うーん、至福の時間だな。完璧な南向きで直射日光を浴びるので、オーバーパンツを履いている下半身は汗ばんでいる。上半身は下着の長袖のみの姿で丁度良い。
30分程度マッタリして、ローライダーSにまたがる。さあ、もう国道42号線との合流地点はすぐそこだ。
手招きしてくる林道を尻目に(笑)、「今日はアスファルト道の走行日、ローライダーSの日なんだから入って行かないよ。」とさり気なくお断り(笑)。
それはそうとして、触媒入りのエキパイを通る排気音に若干の物足りなさを感じてはきたが、サイレンサーは30mmのパンチを入れた北米純正だから割とイイ音はしているはずだ。Vツインの鼓動も十分体感できている。
国道42号線との出合いが、13時30分頃。ここからは同国道を走り、途中で海沿いの国道260号線に折れて東進する。
南伊勢町から県道22号線に折れ、伊勢自動車道玉城ICから高速人に変身したのは15時ジャストだった。
伊勢湾岸道長島SAには16時に入り、小用と一服だけですぐに出発。最近定番の弥富木曽岬ICで下りる。
16時40分自宅着。走行距離392kmの旅だった。
さて、次の週末は車検出しのためにDラーへローライダーSを持って行く。その前にサイレンサーを日本仕様純正に交換しなければならないが、車検が終わればやはり、エキパイを手作り触媒抜きに交換しよう。『手作り触媒抜き純正エキパイ+北米純正サイレンサー30mmパンチアウト仕様』が、今現在のベストセットだ。
明日(12/1(日))はいつものM氏と三河林道探索第3回目である。これで2週連続の土日オートバイ三昧である。ちょっと幸せ過ぎるかな(^^ゞ。
春信さん、いつもコメントありがとうございます。
いわゆる県道紡ぎ(勝手な造語。県道を縦横無尽に走る意)は単なる趣味嗜好ですので、真っ直ぐなアスファルト道を走ることを前提にして製造されているハーレーにはかなり迷惑な走り方でしょうな(笑)。
写真への賛辞、光栄です(^^ゞ。
逆光だったのでフラッシュは使いましたが、それ以外は「AUTOモード」です。露光だの絞りだのと言ったことは分かりませんm(__)m。
生業がカメラマンなら、今とは全く違った人生を歩んでいただろうな…。憧れますよね。
kz-bluesさんのローライダーSはこれ程までに日本の県道をくまなく走ることができて本当に幸せでしょうね。30分まったりされた場所の写真、素晴らしい。こんな光を計算されずに撮っておられるとしたら、間違いなく生業はカメラマンですね。