滋賀県 御池林道、大杉林道 2019.12.8(日) その3

何がって?

アクシデント後の様子 何でもないフラットダートだよね?

結論から言いますと、「転倒」です!

Uターンをしようと右にハンドルを切って少し進んだら、フカフカ枯れ葉じゅうたんの中に石(岩?20㎝ぐらいの))が隠れていたんだよね。その石に前輪が止められ、バランスを崩して右側にバタンッ!とね(笑)。

幸いプロテクターフル装備なため、人体には全く痛みやキズ、ケガはなかった。シェルパも無傷。しかし、その後がいけない。倒れたシェルパを起こそうとしたのだが、何を焦っていたのか、普段と違う方法で起こそうとしたのだ。

いつもならハンドルとシート奥を持ち、膝を一杯に曲げた状態から膝を伸ばすのと同時に体重を前傾方向にかけながらヨッコイショ、と起こす。まあ、10㎏以上のシートバッグのオマケ付きではあるものの、ローライダーSの約1/3の重量だから起こせないっていう状況はあり得ない。

または、地面より低い位置、例えば谷側へ倒れたような場合でも、逆ハンを切った形でハンドル端だけを両手で持つような形で力を入れると、割と楽に起きてくれる。

しかも、ここは誰もいない山奥の林道。恥ずかしがって焦る必要はまったくないのだ。イグニッションをオフにし、サイドスタンドを出し(反対側に倒さないため)、までは冷静だったのにな…。

要は、膝を深く曲げずに、中腰の状態でハンドルを正ハン(逆ハンの逆)にしたまま力任せに起こしたのだ。それでも途中までは起きたのだが、ちょっと右腰に違和感を認めたため、その後一気に起こしたのだ。シェルパは起きたが、俺の右腰(右背筋下部)に鈍痛が残った。この後ずっと鈍痛は残り、翌朝なんか起床するのに一苦労した(^^ゞ。

この場所に戻るためのUターンだったのです。

じゃあどうしてUターンしたのか?はい、以前林道初パンクで修理した現場(今年3月)を通り過ぎて思い出したんです。あ、ここじゃん!ってね。それだけのことです。そのことのために右腰部の筋を痛めたんですわ(^^ゞ。

今日は何ともないね。OK、OK。

さて、右腰部の鈍痛と違和感を抱えながら先へ進むぞ。

続く下りを進むと、Tの字に突き当たる。左方向はその先にネット柵があり、さらに進むと行止りだ。とりあえずネット柵まで行ってみよう。

予想通りのネット柵あり。
横にもネット柵があるけど、開けたいい景色だな。

本日は単独行でもあり、右腰部の鈍痛・違和感もあるので(笑)、ここでUターンっすね。

Tの字まで戻り、さらに下って行く。

滋賀県東近江の天気はイマイチだけど、山中は気持ちがイイぞ。

もうかなり下って来た。大杉集落はすぐそこだ。未舗装路も砂利でフラット。

ここの風景も割と好きだな。

ちょっと早いけど、軽く昼食にするかな。コーヒーも飲みたくなってきたし。

はい、お湯とドリップコーヒーパックのセット。もう脱げるだけ脱いでます(笑)。

それにしても気持ちがいい場所だ。人の気配がまったくないばかりか、風も吹いていないのでまさしく「無音」の状態。辺りを取り巻いている空気はひんやりとしているが、真冬の刺すような冷気ではなく、清々しい冷たさだ。こんな時にも「シェルパで来て良かった。」と強く思う。

この時点で12時40分ぐらい。ダートに入る前は鼻水が止まらなかったんだけど、大杉林道に入ってからは全身から汗が噴き出てきた。ヘルメットを脱いだら内装も汗でベッタリ。ダートはスポーツだね。

コンビニコーヒーのカップっす。

俺としたことが紙コップを忘れてくるという痛恨のミス!しかし、本朝大安町(三重県)のコンビニで買い出しをした際、200円ぐらいする5個入り紙コップを購入する寸前に「あ!いつもの揚げ鶏とホットコーヒーの朝食を取るんだから、そのコーヒーのコップを使えばいいじゃんか。」とひらめいた。我ながら「今日は朝から冴えてるぞ!」と自分自身を褒めたたえた(笑)。

これ、Uターン転倒の証っす(^^ゞ。キズはもっと前のものですからね。

さてさて、糖質オフパンや鶏ソーセージ、ホットコーヒーの昼食を終え、30分後の13時10分には走り出した。ここからどうするかを決めあぐんでいたが、集落に入ってすぐをUターンするような形で上って行った先にあるダートへ向かう。

ここを右。鋭角に上って行く。
短いダートなんだけどね。

その短いダートの先には、大杉林道に入る前まで駆け上がって来た御池林道との出合いがあるんだよね。

ということで、お次の【その4】で最終章となります m(__)m。

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

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