かねてより予約をしていたオフ教室に参加した。
朝6時起き。集合時間は8時30分だけど、集合場所が岡崎市。日曜日とは言え、下道(国道23・1号線)をひた走るので、1時間はかかるだろう。いつものように車体カバーを外し、バッテリー充電器を外し、シートバッグを取り付けて・・・なんてやっていたらすぐに1時間は過ぎてしまうからね。当該コンビニで買い出しもあるので、その時間も考慮すれば8時には到着したい。
待ち合わせ場所のコンビニに7時50分頃到着。意外と下道も空いていて順調だった。M氏はまだだったので、先に店内に入り買い出しと揚げ鶏とホットコーヒーと一服。8時15分。もうそろそろやって来るかな・・・。8時30分。あれ?ひょっとして事故?いやいや、とりあえず電話してみよう。
結局場所を間違えていたみたい(笑)。まあ、事故じゃなくて良かったよね。
さあ、9時には会場に到着し、先着していた講師のK氏に挨拶とお支払い。コース走行料は会場に直接支払い。
準備もできたので早速コースへ。ここは本年5月に別のスクールに参加した時と同じ場所。本日の講師K氏ともそのスクール後にここで出会ったのだ。
9時30分。簡単な自己紹介を済ませ、所定の早速コースへ移動。
「まずは8の字をやってもらいます。」とK氏。オートバイ走行の基礎が8の字に詰まっているとのこと。
アクセルワークやクラッチ操作、スタンディング姿勢、バランス等々、オンロードでもオフロードでも8の字が基礎であると。その通りだよね。高校生の頃中型免許を取りに教習所へ通った時も、教官が同じこと言ってたな。8の字やスラローム、クランクに一本橋、って懐かしいな。
アスファルトの上なら真っ平だからね、そんなに神経使わなくてもいいのだろうけど、ここはダート。まあほぼフラットなダートなので8の字ぐらいイケるだろうと高を括っていたのだが、多少のデコボコでもハンドルを取られるんだよね。特に超低速なもんだから余計にハンドルがブレる。
俺たちの8の字を見て、それぞれの力量を把握したK氏。それぞれにアドバイスをしてくれた。
8の字の次は小さい円で回る練習。右でも左でもOK。これも難しい。
M氏に続いて俺も転んだのだが、動画、静止画とも記録に残っていずに残念。自分のコケたシーンなんか見れないから、結構貴重な記録だよね。
さあ、ちょっと8の字や小円走行に腹いっぱいになってきたところで、「Fアップのコツなんてのもあるんですか?我々林道によく行くので、コブなんかを安全に越えたいので。」とK氏に質問してみた。
すると、ちょっと見本をやってくれました。
少しだけK氏の真似事をして、最後に朝一でやった8の字を再度やってみる。3時間後の変化は如何に。
はいはい、朝一時に比べたら乗れるようになってますね。そう、二人共。
たった3時間の講習で、その前後の変化が分かるほど進化である。俺は「ハンドルフルロック」でターンできたことが嬉しかったな。おそらくオートバイ人生で「ハンドルフルロック」でターンするなんて初めてじゃないだろうか。だって肘を腹に付けながらターンしてるんだよ(笑)。ターンしながらそれに気づいてかなり驚いたよ。「え!これってフルロックしてるのか!」ってね。
9時30分から12時30分の3時間の講習はあっと言う間に終了。実際は20分前に終了して質疑応答の時間があったから、実質2時間半の走行かな。
ほぼ個人レッスンに近かったので得るものも多かったのだが、俺たち的にはギリギリまで走行したかったというのが本音かな。あとは8の字と小円回りのみだとちょっと食傷気味になったのも事実だ。もちろん俺たちのレベルを考えるとまずは基礎基本からということにもなるのだろうけど、もう少し初心者向けのバリエーションがあれば、さらに2時間半が短く感じられるほどの内容になったのではないか、とね。
ということで12時30分きっかりに講習は終了し、直後に昼休憩。講師のK氏からもオートバイ以外の話も聞くことができて楽しかったな。
さて、午後からは18時までフリー走行ができるので、天気は思わしくないのだが15時ぐらいまでは走るつもりでいた我々。そこで、講師K氏のすぐ隣にトランポ車を止めていたS氏が俺たちに一言。「昼から一緒に走りますか?」ってΣ(゚Д゚)。なんでもこの方、その筋では有名な方らしく、色々なオフの大会で入賞(優勝?)しているとのこと。
「いえいえ、我々のレベルではとても一緒に走るなんて…。」と俺が言うと、「まあ、いろいろ教えますよ。」、と。
「それじゃあ走りますか。」、とM氏。おいおい、いいのかい?
林道での課題である『丸太越え』をメインにご教授いただくこととなった。
まあ調子に乗り過ぎて、俺は2度目の転倒(笑)。しかも水たまりに右半身がドボン!っとね。しかし、これも記録なし(泣)。見たかったな、水たまりにコケる自身の姿を(^^ゞ。
何度も丸太越えの練習をして、S氏から1回毎にアドバイスをいただく。言葉は少ないけど、適格な指示。俺が一番印象に残ったのは、相方のM氏がコケた際、ビデオ撮影をしていた俺がヘルプにと1歩踏み出した瞬間、S氏から出た言葉が「はい、自分で起こしてよ。」だった。それ以上の言葉は無かったが、俺には『引き起こすの大変でしょ。だったらコケないように練習しような。』という風に聞こえた。
丸太越えの後、通称「たまご坂」と呼ばれている難所(俺たちには)へ行きましょうか、とS氏。はいはい、今年5月に参加したオフ教室で俺たちがコケまくったトラックのタイヤが敷き詰められた坂っすね。あの時は何とか登ったけど、今日はいかがでしょうか(笑)。
はい、何とか登れましたよ。
そいじゃお言葉に甘えて、私も控えめに試乗します・・・
「丸太越えもビデオに撮りたいよね?」のS氏のお心遣いで、再度丸太越えポイントへ移動する。多少雨も降って来たが、この際だから構わない。
さあ、丸太越えの画像が出てきますよ。
ただ、ここで、【その2】へ続くのである。
いつも実況中継的解説ありがとうございます。ここでは動画から切り出して静止画を載せておられますね、自分がどのような姿で乗車しているのかを見ることができ、とても参考になりました。スクールでは私の良くない点を指摘してもらいいくつかのアドバイスをいただけました。特に自分が標準より前荷重になっていたり、その逆もあったりと気づかぬ点があり、今後直していくことができそうです。特に動画の視聴が大変役に立ちました。
加えてkzさんは見本のあとすぐさまそれを体現でき、回を追う毎に上手くなるのですが、私はそのどちらも思うようにいかず、腕前の違いもまたはっきりと視聴できたと思います。撮影ありがとうございました。次回はkzさんの転倒姿もビデオに納める予定ですのでお楽しみに願います。
いやーっ、それにしてもSさん直伝の丸太越え特訓はよかったですね。あの日あの場にいてくださったお蔭、本当にありがたかったです。
Mさん、コメントありがとうございます。
動画からの切り出し画像が100枚を超えてしまい、それを編集してブログにアップして・・・と、かなり時間がかかってしまいました(^^ゞ
作業効率が悪いだけのことなんですが、加えて長文志向が拍車をかけています(笑)。
さて、スクールですが、やはり行けば行っただけの収穫はありますね。
今回はS氏との出会いが大収穫でしたね。
これもMさんがおっしゃったように、この日、この時間にスクールに参加しなければ獲得できなかったことですからね。
まあ、私のことを褒めちぎってくれていますが、転倒シーンがカメラに記録されていれば「?」だったことでしょう(^^ゞ。
文中にもありますが、Fアップもさることながら、個人的には『フルロック』でのターンに感動を覚えました。
お互い、練習あるのみですね!