【CAUTION!】これはあくまでも amateur の記事です。つまり、正確なmaintenance ではありません。当該maintenanceを実施されたことによる不利益につきましては、当方は一切の責任を負うものではありません。
数々の林道へ持参したためか、そもそもの雑な取り扱いのためか、デジカメのレンズカバーガラス(?)に無数のキズが付き、光が乱反射してモワッとした箇所のある画像になっていますm(__)m。こりゃまた散財確定かな(^^ゞ。
昨日到着したキタコ製パーツを装着すべく、久々の青空ガレージ開店だぜ!
こんな快晴の朝早くから青空ガレージ?何で走りに行かないの?しかも平日に仕事休んで…。
はい、本来ならこんな日は走りですよね。でも、今日は昼前から親父の三回忌で自宅に僧侶が来はるんでね。それで平日休みなんですわ。
今回の交換パーツは最高速や馬力を上げるといったものではなく、いわゆる走りの「特性」を変えるパーツだ。
中低速重視だとか高回転型だとかいった具合にね。
昔乗っていた同じヤマハのビーノ50(2サイクル)ではドリブン側もばらしたことはあるけど、その時はクラッチのバネ折れに伴う修理だったから、今回のようにクラッチ本体をばらすことはなかったんだよね。
ドリブン側だけ外せばベルトも外せると安直に考えていたのだが、やはりドライブ側も外す必要がありました(^^ゞ。
早速トルクカムに着手したいところだけど、まずはせっかくなのでプーリー側の点検っす。
そしていよいよクラッチ分解。専用工具も持ってまっせ。
だけど、これが外れない(笑)。本来はもう1つ専用工具がいるんだけど、ないのでどうしたか…。上画像の専用工具の下にあるプラスチックハンマーでちょっとずつ専用工具を小突いて41mmナットを緩めることに成功したんです(^^ゞ。
ヘタこくとクラッチユニットが顔面直撃!で救急外来受診という事態にもなりかねないからね。
ネットでもサービスマニュアルでも「要注意」の表記があったんで、当然俺も厳重注意したんだけどさ、正直片手で押さえてナット外しても大丈夫だったな。ただ、何も知らずにナットを普通に外していたら驚いていたとは思う。「想像したよりは」「反動が来る」と警戒していたからこその拍子抜けであったことには違いない。
※とは言っても、DIYされる方は、厳重警戒です。
ここで出しておいたサービスマニュアルをチェック。
と、ここで「もうすぐ坊さんが到着するから着替えろ<命令>』」が次男を使者としてお袋から発令された(笑)。まあ出席者は家族だけだし、俺は新調したヒッコリーのつなぎ服のままでいいんじゃね?って思ったんだけど、今日のイベントの主催者はお袋だからさ、渋々従いました。
はい、法事も無事終了し、13時過ぎに作業再開っす。
このキタコ製だけど、下画像のように3種類の特性を選択できるんだよね。迷ったんだけど、街乗りタイプのAにした。
はい、グリスをたっぷり充填して…
試しに元のパーツに組んでみたんだけど、適度な抵抗とともにすんなり入った。
サービスマニュアルだと、この41mmうすうすナット、70Nmのトルクで締めろ、とのこと。トルクレンチはありますが、41mmのソケットは持ってなかったな。あ、ローライダーSの前後のアクスルナットってそのぐらいじゃなかったかい?でも、インチサイズかな…。まあ、今度調べてみるか(この時には気づかなかった)。
でもさ、購入してもどれだけ使うんだろう、ってことだよね。いつも同じ思考パターンで、結果的に散財しちゃうんだけどね(^^ゞ。
あ、今更だけど…上画像の専用工具でクラッチ本体を固定して41mmナットを回せたかな(^^ゞ。
はい、次はドライブ側。
こちらはちゃちゃっとグリス塗付もして、途中の作業画像はカット。
よーし、組み上がったぞ。
ケースカバーで閉じる前に試運転。
でまあ、ここで本日の主作業は終了なんだけど、整備録を見てみるとプラグがもう8,000㎞近く交換されていない。プラグ交換なら何度もやっててすぐに終わるので、ササッと交換しちゃうか。
ところが…
今まで何度もやってきた通り、わずかなすき間からプラグレンチをシリンダーヘッドカバーのカバー(?)先から挿入、あれ?挿入…あれ?
は・い・ら・な・いぃ~~~!
何でだ?今まで何度もすんなり交換できてたじゃん。
ただ、潜り込んで下からよーく見てみると、プラグの碍子の周囲にゴムカバーのようなものが付いてるな…。何だこれ?ラジオペンチで引っぱり出そうとしても全く出てこない。弱ったな…。
でも今日何とかしないと、今度やらなきゃならない。『今日できることを明日に延ばすな。』はい、小学校の先生の教えを守ります(笑)。ただこのゴムバンド(?)、一体何なんだろうか。
で、そのゴムバンドの正体はこれだ!
って、サービスマニュアルにこんなパーツは載ってないぞよ。
あ!分かったぞ。プラグレンチのソケットの中にあるプラグ留めじゃねぇ?
これじゃ入っていくもんも入っていかねぇよな(笑)。
ただ、何でそんなんが引っ付いてるんだ?
考えられることは1つ。前回プラグ交換時に使用したソケットのプラグ留めが、プラグ装着後外れて引っ付いたままだったんだな(^^ゞ。これは気付かなかったな(笑)。工具箱にいくつかある同工具を調べてはいないが、十中八九そうだろう。
はい、学習しました。おそらく安物のプラグレンチソケットだったんだな。次回から要注意だ。
それにしても汚れているのか焼けすぎているのか分からないや(^^ゞ。中心電極が減っていることは分かるね。
試しにセルを回すと、間髪入れずにエンジンがかかった(^^ゞ。さすが新品プラグだ。気持ちがイイね。
ということで、本来なら後タイヤも交換しないとダメだったんだけど、ここでタイムアップ。
まあ、庭先にあるコンプレッサーの支度もしないといけないので、タイヤはシェルパの後タイヤと同時交換かな。
【追記1】このあと10分程近所を試走。エンジン音が大きくなり、高回転で変速していることが分かった。最高速はそこまで出せる道路状況ではなかったので未実施。レスポンスも向上。
【追記2】翌日(3/13(金))の朝通勤時。エンジンが暖まるまではいつも通りのギクシャクだったが、あきらかにレスポンス向上でキビキビ感が増した。10分程走行後はギクシャク感も無くなり、高回転変速がよりはっきりと認識できた。また、高速巡航時でも高回転のようなエンジン音であり、音が大きくなった。最高速は…あまり変化なしかな。商品能書きには『パワーがない車両は最高速度が落ちる可能性がある。』との記載があったが、大丈夫のようだ。
こんにちは、っす。
まめですね、しっかりメンテを自分でやられるのは大感心。
10代の頃では、部屋に単車を持ち込んでは「ハイカム」だの「ポート研磨」だの何でも自分でいじって整備してましたが、段々4輪に移り、今では単車の整備はショップ任せとなっております。やる気はあるんだけどね、いざ休日になると面倒で段々とのび、最終的にはショップとなっております。せめてオイル交換位はなんとかやってますがね。
もっぱら4輪のメンテが多い今日この頃です。
妙な病気が流行ってますが、気を付けて下さいね。では、また。
服部さん、コメントありがとうございます。
まあ、メンテと言いましても、DIYでできる消耗品交換を暇つぶしにやってるだけのことですので(^^ゞ。
幸か不幸か4輪には興味関心がありませんので、その分散財を抑えられているのではと勝手に思い込んでいます(逆に散財してますかね?)。
今流行りのウィルス、どこで収束するのでしょうかね。
自治体、国、外国がどこまで事実を公表しているのかも正直分からないですよね。