前日に前輪とフットステップを交換したローライダーSで、2カ月ぶりの長距離走行に出かけた。
朝6時半に起床。
今日は2カ月ぶりの長距離だ。
300㎏を超える車体の、久しぶりの取り回しについては昨日実践済みであり、特に危惧される点も無かった(本当は不安だった(^^ゞ )。
まあ重いのは重いけど、そんなの最初からだからね(笑)。
いつもの朝食、筋トレを済まし、シートバッグをリヤシートにセットする。PV(PowerVision)モニターとガーミンGPSもハンドルバーにセット。
午前8時少々前に自宅を出発した。
いつもの国道23号線を西進する。週末割引が未だに適用されない(6月中旬頃まで延長されるらしいよ(# ゚Д゚))高速道路をなるべく利用したくないからね。
三重県津市の市街地、いつもの通過地点で自宅から1時間10分の所要時間。まずまずのペースだ。
松阪バイパスを少しだけ走るも、いつものタイミングの悪い信号待ちに嫌気がさし、「尾鷲」方面へ折れる。これは古の(?痛風発作前の(笑))「勢和多気IC付近のローソン」経由だな(笑)。
自宅からノンストップで2時間走行し、当該ローソンで買い出し&ホットコーヒー。朝食は済ませてあるから、揚げ鳥はなしよ(さすがに飽食気味)。
県道紡ぎとサニーロードで五カ所浦に出ると、あとは近鉄鵜方駅前経由で一気に志摩町まで。
まずは母方の墓地へ。
母から預かった造花の入れ替えをし、線香に火をつけて合掌。
さあ、お次は父方の墓地へ。
それにしても暑いな。時刻は11時をまわって正午に近いけど、もう夏だな(^^ゞ。
ほんの申し訳程度の日陰を見つけたので、そこにローライダーSを止めた。
こちらの墓地は少々歩くので、痛風の痛みがほんの少しだけ残っている左足親指を思いやり(笑)、スニーカーを持参した。さすがにカドヤのエンジニアブーツでは歩きにくいからね(^^ゞ。
この坂も何十回往復したかな…。
あれ?キレイな花が咲いてるぞ。なんて鮮やかな色なんだろう。思わず立ち止まってしまった。
スニーカーに履き替えて足取りも軽くなり、通気性も格段によいことから、気分が上向きになったこともあるのかな。
タバコが好きだった親父の墓前に、火をつけた2本のタバコを供えた。最初は1本だけ供えたのだが、『もう1本吸うか。』と暮石に声をかけたのだった。
早いな、もう丸2年か…。
さっき上った坂を、今度は下る。
海の方に目をやると、沖で白波が立っている。
はるか沖合に台風がいるのかな。フィリピン付近に台風がいても、ここでは波が高いからね。
さあ、いつもの場所で昼にしよう。
フットステップの水平も調整したいし。
勢和多気IC近くのローソンで購入した低糖質パンをほおばる。
こんなくそ暑いんだけど、いつもの簡易コーヒーセットでコーヒーを入れた。
一服も終えたところで、ステップの水平調整に取り掛かる。
まあ、取り掛かるっていっても、ヘキサゴンボルトを触るだけなんだけどさ(^^ゞ。
昨日は少し前を上げ気味にセットしたんだよね。やっぱり止まった状態で調整するのと、実際走行して調整するのとでは全く違うポジションだね。
乗りにくいったらありゃしない。
ここに来るまででも調整すればよかったんだけど、「切りのいいところまで」走りたかったしね。ここまで我慢したのさ。
さすが純正のゴムだ。グリップが良すぎてブーツの底との摩擦係数が高いのなんの(^^ゞ。つま先の外側から内側への移動や、その逆の動作にストレスがある。
それでもやはり、足を乗せる部分の面積が以前のステップ(performance machine 社製)より大きいので、かなり楽になったことは確実であるぞよ。
さて、調整も終了し、帰路に着く。
もう14時をまわっているし、寄り道はできないな。仕方ない、週末割引なしではあるけれど、伊勢自動車道玉城ICから高速人になるか。
母方の墓地に再度寄り、これまたタバコが好きだった故人の墓前にタバコを供え、伊勢自動車道玉城ICを目指した。
2カ月ぶりのローライダーS。自宅に着くと同時にどっと疲労感がMaxとなった。
暑さや長距離、緊張感等でかなりこたえたのかな。
それでも、昨日のタイヤ交換でのチョイ乗りに続き、週末両日ローライダーSに触れることができた充実の週末だった。
痛風発作の痛みがなかなか軽減しなかった3月~4月、本当にオートバイに乗る状態にまで回復するのかどうか正直不安になった時期もあった。
しかし本日、こうしてローライダーSの鼓動やサウンドを満喫しながら長距離ライドを無事終えることができた。
感謝である。
17時30分自宅着。走行距離348㎞。
“再びローライダーSを駆った”
行間にあふれる思いを感じました。偉大なる相棒を手に入れたkzさんは幸せ。
ヒトなの、それとも単車?
とちらが主役かわからなくなるような語り口、一貫してますね。
ああ、この人こんなにオートバイが好きなんだっていつも思ってます。
春信さん、コメントありがとうございます。
オートバイを意図的に擬人化しようとしているわけではないのですが、
どうも、感情移入してしまうのでしょうか(^^ゞ。
オートバイの旅、オートバイに乗るということは、基本的に「1人になる(ための)」行為ですから、
無意識のうちにオートバイに「語りかけてしまう」のでしょうか。
17歳の頃から駆っていますが、未だに下りられそうにありません。
同じく数ある趣味の中で、例えばギター。
出会いはオートバイよりも4年早い13歳なんですが、弾いたり弾かなかったりする時期を繰り返し、
もうかれこれ数年触れていません。
オートバイとギター、同じ趣味なのに、この違いはなぜでしょう(^^ゞ。