さて、道を間違えたにもかかわらず、「彼の地」に偶然にもたどり着くことができて満足し、軽く休憩を取ったあとはひたすら下りだ。
あ、その前に、下り初めてT字路に出た際、特大のカナヘビ君(おそらく)に遭遇(^^ゞ 。
※カナヘビではありません。ニホントカゲです(^^ゞ 。
やたらと光沢があり、何やら「風格」みたいなものがあると思ったんだよね。
こんな極太初めて見た!!!(ニホントカゲです。)
トカゲの見分け方→ 皮膚がテカテカしている
カナヘビの見分け方→ 尻尾が長い
ヤモリの見分け方→ 夜行性、人家の壁などにへばりついている
イモリの見分け方→ 水中生活。湿った皮膚、水かき、ずんぐり体型
↑ 同 Source of reference ネイチャーエンジニアいきものブログ
(https://www.nature-engineer.com/entry/2018/08/12/144738)
かなり下って来て、道のすぐ横を流れる川の幅も広くなってきた頃、多少の寄り道もしながらさらに下って行くと、川に架かる苔むした橋を発見。
ガーミンGPSで確認するとピストンだったけど、まあ入ってみた。
苔むした橋。ピストンだけど行ってみよう。
橋を渡るとすぐにダートが始まった。
走り始めて10分もしないうちに河原のようなところに出てしまったけど、道はどうなったんだ?
来た道を振り返って。 連日の豪雨で林道が浸食されたのかな。左端が林道だった跡。
ガーミンGPSではピストン折り返し地点までまだ半分程しか来ていないのだけれど、上画像のように道が川に浸食されて消滅していた。
仕方ないね。ここでUターンだ。
かなり暑いぞ💦
集落が見えてきたところで、ちょっと一服。水分と塩分補給。塩分はアーモンドやクルミ、落花生を沖縄の塩で適当に混ぜたものと持参しているんだけど、これが結構進むんです。夏場のツーリングには欠かせない食料となっているよん。
ミラーレンズだから暗がりではチト慣れが必要だけどね。
さて、ここからどうするか。
国道260号線へ出ることは出るのだけれど、そのまま西進して国道42号線、紀勢道では物足りない。
ってことは東進。ただし、五ヶ所からサニーロードやパールロードではシェルパで来た意味ないしね。
よし、これまた4年前と同じように藤坂峠を越えようか。
同国道に出て東進し、すぐの県道を左折。
するってーと藤坂峠への入口があるんですね。
ここも、 何度も、 訪れているな。 特に意味はありません(^^ゞ 。
ローライダーS や以前所有していたエレクトラグライドなんかだと、
割とスリマン(スリル満点)だからね(^^ゞ 。
同峠の南側については、それほどタイトな峠道でもないのだが、いわゆる北側がこの峠道の真骨頂(笑)。とにかく狭路のタイトなヘアピンがいくつもある。
いい眺めだ。
でまあ、峠で一服してすぐに下ろうと思っていたんだけど、せっかくシェルパで来たのだから、以前から気になっていた峠からの枝道に分け入ってみようと試みた。
さあ、下って行こう。
下る途中でセローとすれ違った。スタンディングで上ってきたけど、結構ここら辺を走り慣れている感じだったな。バッグも付けずに軽装だったから、おそらく地元ライダーだろう。
もうそろそろ山間の集落に出て行きそうな雰囲気がしてきたので、ちょっとcoffee break でもしようか。
適当なコーナー脇にシェルパを止めた。
実はね、下る途上の狭路ヘアピンカーブ出口(ガードレール無し)で膨らんでしまい、あわや脱輪⇒20m位の谷へ転落しそうになった・・・。前輪と路肩があと10cmぐらい。
狭路ヘアピンカーブの出口だからそこまで加速していないけど、やっぱりオートバイは視線の方向に進んでしまうということを再認識した。
危ない!と思って前輪と路肩のすき間を凝視してしまい、そっちの方向にスッーっと流れてしまった。
ちょっと久しぶりに動悸が激しくなったよ。
何度も走っている険道だけど、油断は禁物だね。肝に銘じます。
たっぷり40分は休憩できただろうか。
coffeeも美味かったし、動悸も治まった(^^ゞ 。
さーて、伊勢自動車道へ向けてもう少しだ。
毎度の「こんなところに高規格道路?」的な道に出たと思ったら、何故かピンとくる二股に出合う。
え?午前中に走行したルートに近い?
これは驚いた!黄色マーカーの舗装路で行けるじゃん!
紀勢道大宮大台ICのまだ先から大回りしなくても、勢和多気ICから少し走った付近で南下してくることができまっせ、旦那。
ちなみに二股の南側ドンツキは、午前中の初ダート出合いだ。
舗装路右から下って来たんだけど、 このまま舗装路を右へ下って行ったら、 この右から出てきたわけやね。
藤坂峠を越える険道46号線から同38号線に合流して東進。
往路走って来た国道42号線に再度合流すれば、あとは北上だ。よっぽど勢和多気ICから高速人になろうと考えたが、敢えて松阪ICまで下道を選択した。
松阪ICのゲートを潜ったのが16時15分。
そのままノンストップで伊勢湾岸道長島SAに滑り込んだのが、17時12分。松阪から約1時間、といいペースだ。
トイレと一服で20分程休憩し、出発。
SAから飛び出てすぐの弥冨木曽岬ICで下り、自宅へ着く前にいつものGSで次回に備えて満タン給油。
18時06分、無事自宅着。
50日ぶりのシェルパでの林道・険道探索。
まだまだ止められないね!
走行距離 323km