はい、やっぱり冬期休暇最終日の本日は走りに出かけてしまいました(^^ゞ 。
昨日より若干気温も上がりそうな予報だったしね。
青空ガレージより、走ってナンボのオートバイライフですから。
8時40分に自宅を出発。
やはりこの時間からでも昨日より気温が高そうだ。風も強くない。
しかも、昨日初試行したハンドルカバーを装着しているから、手・指先も寒さを感じない。というか、しびれないから快適だ。何でもっと早く導入しなかったのか悔やまれる。
さて、本日から仕事始めの職場が多いこともあり、名四国道(国道23号線)はいつもの平日同様混んでいるのかと思いきや、通常の日曜日と同じくらいの交通量で拍子抜け。
混んでいたら弥富木曽岬ICから伊勢湾岸道に乗ろうかと考えていたんだけどね。
これなら行けるところまで下道で行ってやろう。今日は高速道路も平日料金なので、ちょっとでも節約しないとね(^_-)-☆ 。
流れが良くて、信号にもさほど止められずに同国道を南下していくと、四日市、鈴鹿を通り過ぎ、津まで来てしまった。いつもの場所(津市内)まで1時間15分位でまずまずのペース。
単純計算でも一般道で平均時速50~60kmで走行していることになっているぞ。
松阪バイパスも相変わらずのパターンの悪い信号待ちだったけど、「どうせ何度も止められる。」という頭でいれば気にもならなかったな。
伊勢神宮周辺はコロナ禍でも賑わっているだろうと予測はしていたものの、それこそ普段と変わらない混み具合で驚いた。伊勢道路を久しぶりに走りたかったので、伊勢神宮周辺を走るというのは仕方のないことだったんだよな。
そのお目当ての伊勢道路では、かなり先を行く車のケツが見えてくるまでのわずかな時間だったが、結構ワインディングを楽しむことができた。
インジェクション・チューニングしたローライダーS 、PW(パワーモード、92.1㎰)で走ると若干怖いぐらいにトルクフルになる。
K社長オリジナルのDE(ドコエコモード)でも十分な鼓動を感じることができるのだけれど、やはり110 cubicinch (1,802㏄)エンジンの本領を発揮させるなら、92.1psをたたき出す PW でのライドしかないのだろう。
アイドリングからして違うし、走行中の排気音もまるで別物になる。これまたチューニングを施して大正解だったな (^_-)-☆
途上「トイレが壊れて使えません。」というコンビニに入ってしまい、何て利用価値のない店舗に入ってしまったのかと後悔したが、あともう少しで目指す墓地に到着するし、墓地に行けば公衆便所があるから突っ走るか、と走行速度を上げた。
正午少し前に父方の墓地駐車場に到着。
普段は母方の墓地から参るのだが、前述の通り今日は逆。
もう随分前に亡くなった祖母や祖父、伯父、伯母等が、生前この坂を上る度、
「まあこの坂をよう上らんようになったらそろそろ迎えが来る時やな。」
等と口にしていたことを思い出す。
俺はまだまだ息も上がらずに往復できるから、もう少し迎えは来ないのかな(^_-)-☆ 。
オートバイで走って来たままの出で立ちでは絶対に汗だくになるので、オーバーパンツとレザーダウンは脱いで歩こうとしたのだが、ちょっと面倒に思えたため、ダウンは脱いだもののオーバーパンツは裾を大きくめくって歩き始めた。
もちろん電熱靴下の電源はOFF。
この靴下も購入して正解だったな。この歳になって両つま先にしもやけができてしまうのですよ(;^_^A 。これで少しは解消されるかな。というか、今朝自宅を出てくる前に、替えの電熱靴下をポチって来ました(^^ゞ 。
墓地の入口に入ってすぐの場所にはセルフサービスの給水場があり、備え付けのブリキバケツとひしゃくが置いてある。
線香は持参しなかったが、墓前の湯呑や水入れの水を入れ替えるために水を汲もうと給水場に近づくと、先客で地元風情あふれるおばあちゃんがいた。
目が合うと同時ににっこりと笑い、
「こんにちは」
とあいさつされた。
もちろん俺も「こんにちは」と返す。
必要最低限の短いコミュニケーションだったが、真冬の一番穏やかな時間帯が、さらに穏やかに感じられた一瞬だった。
墓参りに来て良かったな…。
タバコが好きだった父や祖父、祖母に俺が愛飲しているショートホープライトをそれぞれ供えて手を合わせた。
「まあ、来たわ。」
とだけ声をかけ、来た道を下った。
長々と話すことを好まなかった父なので、これで十分だろう。
上って来た余命判断の道(?)を下り、ローライダーS を少しだけ走らせ、いつもの場所で coffee break だ。
トイレが故障して使えない、「使えない」コンビニで購入したパンを食す。
いつものローソンの低糖質パンではないため、今日はファミマのミックスサンドイッチとロカボバー。最近このロカボバーをよく買う(ツーリング時のみ)よな。ちょっとしたマイブームか?
ここは落ち着くよな。
ほんの30分程度の短い時間だけど、ゆったりとした時間が流れる。
何かを考えているようで、実は何も考えていない。
そう、ただコーヒーを飲み、(-。-)y-゜゜゜してボーっとしてるだけの時間。
いや、それが贅沢な時間なんだよな。
さてと、いつもとは逆パターンで母方の墓地へ寄るかな。
タバコが好きだった祖父や叔父、伯母へ(両家がタバコ吸い一族かい?)同じくショートホープライトをそれぞれ供え、合掌した。
父方の場合と同様に、「まあ、来たわ。」とだけ声をかけた。
ローライダーS のサイドスタンドを蹴り上げ、イグニッションスイッチを on にすると、どこからともなく声をかけられた。
「気を付けてね。」
え?
知らぬ間に乗用車が1台駐車場に入っていたらしく、開けられた後部座席の窓から初老の女性がこちらをむいて微笑んでいる。
「気を付けてね。」
もう一度声をかけられた。
こんな片田舎に墓参りに来ている他府県ナンバーのオートバイを見て、何か思うところがあったのだろうか。
とっさのことですぐに反応できなかった俺は、ヘルメットをかぶったまま会釈だけして走り出した。
会釈を返してくれたので、気持ちは通じたのだろう。
見ず知らずのオートバイ乗りにお声をかけてくださった女性の方、ありがとうございました。
おかげさまで心穏やかに走り出すことができました。
13時05分、名古屋に向けて帰路に着いた。
16時05分 自宅着
全走行距離 333km
おはようございます。
新年早々にご先祖様参り、お疲れ様でした。
今ある自分は、ご先祖様のおかげと日々、感謝ですよね。
伊勢道路って、野生の鹿が時々みれますよね。
あの道はモタモタ走っていると地元民の速さに驚きです、特に夜は。
志摩は磯部ですか?磯部には友人宅があり、たまに遊びに行きますよ。
では、ハンドルカバーの件はありがとうございました。
ところで電熱の靴下ですが、普通に洗えるんでしょうか?
服部さん、コメントありがとうございます。
久々の伊勢道路でしたが、残念ながら鹿には遭遇できませんでした。
その昔は夜中に走ると暗闇で目だけ光っていて、近づくとヘッドライトに照らされた鹿をよく見ましたけどね。
実家は志摩町で、ほとんど限界集落ですね。
磯部からさらに南へ2~30分程走る、大王町のまだ先です。
電熱靴下は、『ネットに入れて洗濯機洗い可。手洗い推奨』と取説には書かれていました。
2回手洗いしても大丈夫でしたが、割と面倒なので次から『ネットにいれて洗濯機』でやろうと思います。