さてさて、梅雨の晴れ間と言えば林道っすよね(笑)。
午前8時に豊田市の香嵐渓にあるコンビニに集合。
当該集合場所までの道中がかなり空いており、俺は30分前の7時半には到着していた。自宅からオール下道で1時間05分である。
M氏は集合時間5分前に到着。俺は先に買い出し&(-。-)y-゜゜゜を済ませており、近況報告もそこそこに禁断Bエリアに向けて出発した。
コンビニを出ようとした矢先、M氏から提案が。
『DOHCの乗り味を試したいから、林道入口まで取っ換えない?』
2014年製のトリッカーと2004年製の我がシェルパ、10年もの年の差があるオフ車比較かい?まあいいでしょう。
トライアルに力を入れているショップでかなりカスタムしているM氏のトリッカーと、もう17年落ちのほぼ純正の我がシェルパ。エンジン出力だけは8馬力勝っているものの(シェルパ26馬力、トリッカー18馬力)、それ以外はさすがに年式の差がもろに出てしまうに違いない。(※ということで、互いのインプレッションは割愛させていただきます<(_ _)>)
さあ、本日は前回分け入らなかったエリアを中心に探索しまっせ。
どんな行脚になるやらワクワク感Maxだ。というか、3週間前の5月2日(日)に走っているんだよね(;^_^A 。
あ、 ここはすり抜け不可っすね。 9時35分、後川線入口チェーンゲート。 ここは前回あった作業路かな? 念入りに地形図をチェックするM氏。 ま、とにかく行ってみますか? 9時48分、ピストンは想定内。 画像に残したくなる風景。美しき林道のうねり。
お次はガレ場を下るかどうかの判断を迫られる。
これ行ける? 徒歩で先を見に行くM氏。 何とか二足二輪で下りたが・・・ 想像通りのピストン。 で、これを上り返すんだよねΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)/ だって、ピストンだもんね。 草で見えないけど、深い溝を越えるのか、斜面極狭ルートを一気に駆け上がるのか・・・
材木の切り出し場のような場所にもいくつか遭遇した。
恐らく、切り出し場。 【M氏提供】 同提供
このエリアには珍しく、洗い越しにも遭遇した。
おお、 珍しい、 洗い越しじゃ、 ないっすか。 その先は、 ピストンでしたね。 だけど、 新緑が、 美しく、みずみずしいっすね。
さあ、どんどん行きましょうか。
11時46分、崩落現場。 その先を確認しに行く、 M氏。 これって、登山道だよね? 戻ってきたM氏。 結局、 入って行きませんでした。 どこまで見に行くんだよ? ・・・と2台がつぶやいたとかつぶやかなかったとか (;^ω^)/ 。
さて、そろそろ昼にしますかい、旦那。
正午、いつもの林道交差点で、 昼食& coffee break も、 マウンテンバイク野郎や、 トレッキング野郎(ガール?)が通過していく。 いい日だね。 待ちきれずに乗車するM氏。 【M氏提供】
県を跨ぐお山遊びを控えているのか、前回、前々回とこのエリアで人と出くわす機会が増えている。それまでは誰とも遭遇しなかったんだけどね。
ただ、人を見るのはここの交差点のみで、走行中は誰とも遭遇しない。走行中遭遇するのは、鹿やニホンカモシカ、猿、キジ等の鳥といった獣である。
午後のルートを協議した結果、一旦県道に出て、知り得ているゲートまで迂回することにした。
確認のため、県道で迂回中。 13時23分、小屋ゲートへの迂回完了。 再度上って行き、折れ倒木をクリア。 別のチェーンゲートまで、 また下って来た。
上ったり下ったりを繰り返し、目に付いた枝道小道に分け入って行く。
記憶にあるのかないのかも定かではないが、あやふやな記憶をたどって分岐を進む。舵を切った先が見事合致した時や、逆にまったくもって外れた時、そのどちらも楽しいのだから止められない。
つまり、林道行脚は止められないってことだ(笑)。
尾根を走って、 行き止まり。 でも、気持ちいいよ。 ここにもゲートがあったけど、 どうやら出入りは不可能のようだ。 倒木にかかんに攻め入るM氏。 ストンピング!! 俺も少し手伝いましたけどね (^_-)-☆ 無事通過できました。
気が付けば時計は15時を指している。
そろそろ下山する時刻だろう。日が長くなったとはいえ、ここは山中。無理をしてギリギリまで山中にいると、何かトラブった場合に対処できなくなる可能性が高い。いくらソロではないとはいえ、暗くなった林道では身動きが取れなくなってしまう。
今日はいつもの出入口ではなく、現在地からもっとも近い出入口から退出することにした。
いくつかの出入口を把握しておくと、ルート選択のバリエーションが増える。
実は今日、1回「これは転んだ!」っていう場面があった。
それはピストン路での復路のことだ。往路で軽く越えた丸太があったのだが、往路では中途半場なフロントアップでもクリアできたので、復路では完全にナメて突っ込んでしまった。
フロントは何とか衝撃を受けることなくクリアできたのだが、丸太は道路に対して直角に横たわっていたのではなく、若干斜めに横たわっていたのだ。
後輪が滑ったのかどうかは定かではないが、M氏曰く、『後輪がかなり跳ね飛ばされていたよ。でもナイスリカバリーだったね。』、と。
俺は後輪が大きく跳ね飛ばされ、片足をついたと思ったら今度は反対側の足をつき、コントロールを失ったシェルパは山側の深溝へ突っ込んだ。深溝の中で制御可能となり、何とかその溝から脱出できて止まった。
その一部終始を真後ろで見せつけられたM氏、『怖くなって丸太はゆっくり越えたよ。』とのこと。
いや、転ばなかったのは「単なる」まぐれだよね。俺自身は「転んだ!」って真っ先に思ったんだからね (;^ω^)/ 。
M氏とは香嵐渓で流れ解散。いつものようにM氏は下道で名古屋市内の自宅へ、俺もいつもの東海環状道、名古屋高速で同市内の自宅までの帰路ルート。
高速に乗る前に(-。-)y-゜゜゜しようと農協スーパーに立ち寄った。
今日も1日お山で楽しんだね。途中あわや転倒!という一場面もあったけど、大けがしない程度に少年に戻る時間をまだまだ満喫しようではないか。
『今度フルエキでマフラーを換えようと思っていてねぇ~』と言うM氏の表情は、まさしく好奇心旺盛な少年の顔をしていたヽ(^o^)丿 。
本日も帰宅後洗車をし、シェルパにこびりついた泥や枝葉を取り去ることができて満足、満足😃
単車を交替してみてのインプレですが、スーパーシェルパの乗り味が以前のイメージとはまったく変わりました。以前はダートでの低速走行でしたが、今回はターマックで速度もそこそこ。悪く言えばフロントヘビー、ステアリング感はややダルですが、前後にかかる荷重バランスがとてもよくってびっくり。リアには数キロの荷が載っていたけど、なければもっと前荷重ということ。フロントがしっかり路面を捉える感じはインチアップトリッカーにはあんまりないので、ものすごく乗り易く感じました。やはりノーマルは完成されてますね、スーパーシェルパ最高でした。また乗らせてね。
走行中、いつの間に写真とってたの?
ガレ場、登り返しでのリカバリーはホントお見事でした「この御仁、ホンマに上手いんだな」って後ろでつぶやいていました。また見せてね。
Mさん、コメントありがとうございます。
トリッカーのインプレは割愛してしまいましたが、当日語った通りで、とにかくマグラのフロントブレーキが効きすぎるぐらいに効くってことですね。
インチアップも影響しているのでしょうか。いや、ノーマルにマグラならもっと効いている???
シェルパのブレーキは舗装路では効かないので(オフ車なら標準?)、「(マグラは)こんだけ効いたらダートでロックしないのか?」っと空恐ろしくなりました(笑)。
もっとも慣れだとは思いますが、シェルパのブレーキはダートなら程よいブレーキの制動力なんですよね。
荷重云々の話は、私の鈍感さでは体感できませんでした<(_ _)> 。
あ、ギヤ比の変更でトルクが増すのは体感できましたね。8馬力の差がほとんどないような走りでしたから。
ん?ということはシェルパも変更すればもっとパワフルになる???
走行画像は、顔は進行方向を向き、カメラを後ろ向きに構え、アングルは「勘」です(;^ω^)/ 。
『リカバリー』ですか?いえいえ、あれは本当に単なる偶然、火事場の馬鹿力ですよ。
正直、「あ、転んだ。」と諦めましたから(笑)。次は大転倒必至ですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)/ 。