さて、第2日目です。
昨晩は20時半頃寝てしまったこともあり、深夜2時40分起床(;^_^A
そっからどうやっても寝ることができず、仕方なくバスタブにお湯を張って体を温め、そのまま筋トレして起床(;^_^A 。
昨晩ローソンで買っておいたゆで卵と低糖質パン、コーヒーで朝食を済まし、7時にチェックアウト。フロント担当者が80歳は過ぎているだろうおばあちゃんに代わっていた。丁寧にお礼を言ってローライダーS の待つ駐車場へ。
やっぱり北陸は冷えるね。一桁の最低気温だ。
7時20分、旅行支援事業対象外のお宿を出発し、あてもなくのと里山海道を北上する。羽咋市のお宿を予約した時点で能登半島を一周する気は失せていたので、能登を離れる前に富山湾越しに遠望できる立山連峰の雄姿だけは目に焼き付けたいと考えていた。
七尾市の横田ICで海道を下り、よく分からないまま少しだけ南下すると案内板が現れた。
もう能登島が目と鼻の先なので、とりあえず同島を目指し、その後七尾、氷見(富山県)へと南下することにした。目指すは富山湾越しの立山連峰遠望だ。
まだまだ時間も早いのに、何を焦っていたのか同島の西端を流しただけだった。同島はこれで2回目なんだけど、以前も同じルートのみの走行だった。今度は島の東端へも行ってみよう。
国道249号線と同160号線で和倉温泉から七尾市街を走り、昨晩ツーマプでたまたま発見した「半島先端までバイクで行ける」の文字だけで決めた崎山半島の観音崎を目指した。
9時ジャストに観音崎到着。
灯台には行かなかったけどね。
そのまま下って行くとUターンできないと判断し、手前で切り返してバックで下がって行った。
ここ鹿渡島集落に入ってくる手前で、お寺の境内にそびえていた巨木に目を奪われた。
イチョウだね。よくお寺の境内に植えられているようだ。
県道246号線から国道160号線に合流し、実は今回のツーリングで一番楽しみにしていた「富山湾越しの立山連峰」を拝むべく海岸沿いをひた走る。
が・・・天気はいいのに・・・
立山連峰が見えねぇ!
ガスってるのか何なのか分からないけど、全く見えない_| ̄|○
仕方ないね。道の駅があったので(-。-)y-゜゜゜するか。
立山連峰が見えないとなると、もうあとは帰路に着くだけとなり、氷見北ICから能越自動車道に乗る。
一旦高岡ICで下りて国道8号線沿いのGSでガス給油する。
再度能越自動車道に乗り、ここからは名古屋に向けて高速移動だ。
出発前に「二輪車ETC37.5%割引」に登録しておいたので、いつもよりは若干お安くなるだろう。っていうか、何という中途半端な割引率。さらには毎度のクソ面倒くさい「事前登録」。割引させたいのかさせたくないのか全く意図が理解できない。ETCなんだから、システムをイジれば簡単にできることだろう。
同様に「エリア別乗り放題」然り。300km、400km走る連中なんか使えねぇよ!どうせ「〇通」絡みの既得権益まみれ政策だろうよ。本当にこの国はそればっかり。絶対に衰退するしかないね。哀しいことだ。
11時12分、いい加減高速走行にも飽きてきたので、ちょっくら(-。-)y-゜゜゜すっぺ。
明後日(11月21日(月))はK社長のショップでリヤタイヤ交換の予約を入れているから安心だ。
再スタートし、1時間15分後の12時37分、古城山PAで今ツー最後の休憩を取る。
さあ、もう名古屋は目と鼻の先だぜ。
13時40分、無事帰着した。
走行距離
298.0km + 376.8km = 674.8km
2泊3日で島根県の境港に行く予定が1泊2日の能登半島行きとなってしまい、おまけに一番見たかった「富山湾越しの立山連峰」も拝むことができなかった。
振り返ってみれば、初日の「温見峠」越えと二日目の「崎山半島観音崎」ぐらいしか印象に残っていないような旅だった。
しかし、俺は知っている。
印象に残らないような何気ない風景やその土地のにおいこそがオートバイの鼓動や排気音と重なり、艶やかに増幅され、俺の心の奥底に染みわたっていることを。
その営みは、俺のオートバイ人生が始まった十代の頃から脈々と続いている。