はい、久々の散財っす(;^ω^)
今月初めの雹中キャンツーで死ぬ思いをしたんだけど、17年越しのテント泊で何かが目覚めた俺(;^ω^)。
然らずんば「失敗からしか学べない」を具現化すべく、今回の散財に至った次第である。
まさかあんな極寒テント泊になるとは予想できなかったため、大昔に購入したモンベル製のランク#5の寝袋を持参したんだよね。もちろんみぞおちから上はダウンが封入されていない「half length」タイプなんで、
さすがに3月とは言え寒いと予想し、新たに寝袋シーツやカバーも新調しての出陣だった。
それでも「ダウン封入なし」の部分は全く防寒にはなり得ず、夜中は2時間置きに寒さで目覚めてしまった。
ちなみに先ほどから言っている同社の寝袋ランクだが、#5や7ってのははっきり言って「夏用」だ。同社直営店の店員と話したところ、「この時期のキャンプ場や山なら#0から2じゃないですかね」、とのこと。
前述のキャンツーの話を持ち出したところ、
よく生きて帰って来れましたね!
だってさヽ(^o^)丿
#5の使用可能限界温度は、4℃ 。しかも、「ダウン封入部」の温度だからね。ちなみにダウンのグレードは「800FP」なんで、今回購入した寝袋のダウングレート「650FP」より上位グレード。グレードが高いほどダウン封入量が少量で済み、その結果として量が小さく済むというわけだ。特に登山なんかでは cmやg単位でパッキングを考えるから、小さければ小さいほど有利ってことだ。
言うまでも無く、ダウングレードや封入量が上がるほどそのお値段はUPするんだけどさ。
一方今回購入した#2は、使用可能限界温度が -7℃ 。しかも「マミー型」なんで、真冬に行くキャンツーなら十分なスペックだ。いくらシェルパでも、真冬に標高の高い場所まで上っていけないからね。せいぜい河原でテントを張る程度だろう。
最後まで#3(使用可能限界温度 -2℃)との二者択一で迷ったのだが(#3を購入するつもりで訪店した)、大は小を兼ねるし、暑けりゃファスナーを開けたり、衣類を工夫すればよい。最悪なのはこの間のように「寒くて寝れない」ことだからね🥶
長期保管では携帯バッグより大きいバッグに入れた方がダウンにも優しい。ほぼダウンの量が復元された状態で保管できるからね。
で、その量なんですが・・
さらに、同時購入した「コンプレッションキャップ」を使用すると・・
まあ上底面の面積はほぼ同じか若干広がるんだけどね。
ここで試しに先日のキャンツーに持参した寝袋シーツとカバー(シーツとカバーはナンガ製っす)も並べてみた。
もちろん雨天時に備えてカバー、汚れ防止のためにシーツ持参はありだと思うが、それでも圧縮してしまえば十分シートバッグに収まる量ではないだろうか。
追加機能として、#2以上の寝袋には、首回りへの冷気を遮断する「ネックバッフル」なるものが設置されている。
#3との価格差も0.55諭吉位だし、比較対象としていた「イスカ製」ともそれほど価格差がなかったので(コンプレッションキャップ含む。イスカ製は同商品がモンベル製の2.5倍した)、結果的に良い買い物だったんじゃないかと。ちなみに比較対象としたイスカ製の中身はダウンではなく、化繊であった。
まあ3.5諭吉弱する散財だったけど、アウトドアグッズ全般にいえる災害用備品に含めることができるからね。趣味ならず、実益も兼ねたグッズなのであーる。
よし、これで次期秋~冬キャンツーも大丈夫だぞヽ(^o^)丿