フェリーは定刻通り隠岐の島西郷港に入港。とりあえず再度降りだした雨を避けるため雨宿り場所を確保した。
≪正午前、パラパラ程度の雨だけど念のため。≫
今回の隠岐の島訪問は、大学の同級生と何十年ぶりかで年始に大阪で飲んだ際に飛び出した話。メンバーの一人が隠岐の島出身(以下M)であったため、「よし、次回は隠岐の島ツアーに決定やな!」と相成ったわけだ。
ただし、酔った席での話だったので、皆ほぼ忘れていた(;^_^A そこで痛風発作療養中の俺が暇に任せてメンバーに声をかけたところ、あっという間に今回の日程での決行となった。
≪『午後から天気回復』の予報を妄信しながら連絡を取り合う≫
フェリー航行中に横浜在住のK(以下K)からLINEが入った。
「羽田✈伊丹はOK。台風の影響を心配していた伊丹✈隠岐(西郷)も大丈夫そうだ」
しかしその直後、「伊丹✈隠岐が西郷空港の視界不良の為急遽欠航になった。(他ルートを)只今JALと交渉中」、との連絡。そう、伊丹✈隠岐は、1日1便なんです(;^_^A
本来ならKとMは昼過ぎに隠岐空港着で、その後西郷港で俺と合流する予定だった。
≪13時、とりあえず俺は隠岐の島Rideをスタートする≫
雨宿りしながらLINEや電話でやり取りしながらしばし(-。-)y-゜゜゜するも、結局、今夜の宿をキャンルするかどうかの瀬戸際まできた。
隠岐の島出身で大阪在住のM(Kと伊丹で合流済み)とも電話で話し、一人でお高い料理をつつくのももったいないので、どこか安宿を探してみるか、と。
ただし、ググってはみたものの、安宿は1軒のみ。しかも食事無(;^_^A コンビニもないのでどうすっかな・・・。
≪同刻、県道44号線。念のため雨中Ride装備で走り出した。≫
さらにやり取りは続く。
どうやら「伊丹✈出雲」は飛んでいるので、今日は松江あたりで一泊し、翌日隠岐の島上陸にしようか、と。まあ、天候(台風)だけは仕方ないよね。ただし、もう一人大阪在住の後輩S(以下S)が、すでに夕方隠岐の島着のフェリー(境港発)に乗船済みだ。そのSと俺の二人で今夜の宿泊が決まりそうになった。
しかし、俺は気が付いた。KとMは最終の「フェリー」に乗ることはできないが、同じ七類港から「レインボージェット」なる高速艇が出ているんじゃないか、と。それを提案するとKがすぐさまググり、「最終16時30分がある!」、との返信が来た。
≪13時10分、目に付いた漁港(津戸漁港)に入ってみる。≫
KとMは伊丹から出雲へ飛び、出雲から七類港までタクシーで移動するとのことになったが、一体タクシー代がどれだけかかるのか(;^_^A
後輩Sが18時30分に隠岐の島着なので、3人揃って今夜のお宿に19時頃着予定となった。いやはや、とんだハプニングだった。予定より6時間強遅れの集合となるが、今日中に合流できるだけで御の字だ。
≪同漁港。青空も見えてきたので、合羽を脱いで日干しする。≫
ということで、俺も日没までにお宿に到着すればよいので、それまで数時間島Rideすることにした。
といっても予備知識がほぼ皆無なので、ツーマプとにらめっこ。想像以上に小さな島であることに驚いたが、まあ定番の海岸線を流すことにした。
≪13時48分、どんどん青空領域が増してきた☀≫
あらかじめお宿の位置を確認し、あまり張り切ってRideしないようコースを決めた。
≪14時19分、腹も減ってきたので・・≫
雨が上がって太陽が顔を出してくると、急激に気温が上昇してきた。腹も減ってきたので県道脇にシェルパを止め、水分補給と軽食。昨晩の残りのローソン低糖質食パンに、これまた昨日岡山県の道の駅で購入した「鳥取県産(笑)」はちみつを垂らして食す。さすが高級国産はちみつ、さらさらして美味!これだけで何枚でもイケそうだ。
≪長閑でいいな。海の向こうに島前が見えるぞ🏝≫
気の向くままにRideしていると、先ほど遠くに見えた滝が間近に迫って来た。
≪14時45分、気が付けば本日のお宿付近まで来ていた🏍🏍🏍≫
あれ?さっき見下ろしていた滝じゃね?とシャッターを切ってすぐさま走り出すと、宿らしき建物が見えてきた。
ここで連中のLINEを確認。
出雲に向かって順調なフライトのようだ。
まあ俺もまだチェックインには早いので、宿の位置確認だけして再び走り出すか🏍🏍🏍
いや、もう少し走るか🏍🏍🏍
≪完全に回復した天気☀≫
といったところで、その3に続く(^.^)/~~~
心配だった雨がどうやらあがり、島でのさらなるライドが楽しみになってきましたね。お仲間との再会も間近、行った甲斐あり、でしたね。
春信さん、コメントありがとうございます。
結局全日程を通して雨に降られたのは、前泊した米子からフェリー乗り場までの約20㎞のみ。時間にしてわずか40分程度でした。
初日の名古屋・米子間は1日雨にやられる覚悟でしたが、これもセーフ。
文中にもありますが、島根出身であろう亡祖父に守られたような感覚です<(_ _)>