楽しい時間の流れは速い。あっという間の寮友生との最終日。
一番乗りで5時に目覚め、一人6時開湯の浴場に行く。海が見渡せる大きな湯舟に一人で浸かり、この3日間を振り返る。いい連中と巡り合えて幸せなんだな、としみじみ思う。
大阪Cと後輩Eは7時台のフェリーに乗って神戸ルートでの帰路ということで、横浜Dがレンタカーで坂出港まで先に送って行く。残された大阪Bと俺でしばし歓談。
Bはとある企業の専務取締役なんで、仕事の話だけは次元が違い過ぎてお話にならね~(;^_^A
Dが戻って来たところで残り3名が身支度を整える。BとDは2台のレンタカーを返却しに行き、そのまま土庄港から岡山ルートで帰るという。
俺は復路が割引になる往復チケットを購入済みなので、土庄港から再び高松に向かう。
BとDに来年10月の淡路島ツアーでの再会を約束し、別れを告げる。シェルパのシートバッグやサイドバッグの荷造りをし、一足先にお宿を出発。
よく晴れた空の下、たった2日間の滞在だったけど見慣れてしまった風景がシェルパの排気音と共に流れていく。
さて、俺はどのルートで帰ろうかな・・
昨年の隠岐の島もそうだったけど、船旅の復路ってのはどうしても感傷的になるよね。往路は今からどんな旅になるのかと、期待しか持ち合わせていないからな。
定刻通り土庄港を出港。高松港には1時間で接岸だ。
たった二日前に離岸した港なのに、込み上げてくるこの「懐かしさ」は何なのか。生まれた街や住んでいる街でもないのに。
高松港に下り立ち、まずは煙草に火をつける。このあとのルートをどうするかをしばし考える。予定では和歌山かどこかでもう一泊し、明日名古屋へ戻るつもりだったのだが、3日間共に過ごした寮友生たちは俺以外全て明日から仕事だと言っていた・・。
よし、俺も今日帰るか🏍🏍🏍
そうと決まれば高松から名古屋へのルートをどうするかだ。往路は「剣山スーパー林道を走る」という目的があったので予めルート決めをしていたが、復路は全く決めていなかった。
まあ特に寄りたい場所もないので(下調べをしてないので)、明るい内に帰宅することだけを考えるなら最寄りの高松中央ICから高松自動車道が最適だ。ただ、オドメーターから察するに、ガソリンが半分程しか入っていない。そらなら国道11号線を東進しながらGSを見つけ、満タンにしてから高速に乗ろう。
流れの悪い国道11号線をひたすら東進するも、とにかく暑い💦ノロノロ国道に嫌気がさしてきた頃にセルフGSにIN。再び走り出して間もなく、いつもハンドルバーに取り付けてあるガーミンGPSが「LOST SIGNAL」を表示した。まあ街中ではあまり出ない表示だが、山間道やトンネル内などではたまに出てくる表示だ。
対処法としては「スイッチのON OFF」だ。これを1回やればいつも復旧する。走行しながらオンオフ・・あれ?もう一度オンオフ・・あれ?その後数回やってみたが復旧しない。では対処法Bだ。ただし、これは電池の出し入れなんで、さすがに走行中にはできない。ま、暑いし、コンビニにでも寄って冷コー飲みながらやってみるか。
コンビニのほんの少しの日陰で冷コー飲みながら電池の入れ替えをする。これで復旧するかな・・。
再び国道11号線を走り出すと、お、復旧したぜ!ガーミンGPS!結局何だったんだろうね?と独語を吐きながら東進すると、何やら案内板が目に入った。
300m ← 平賀源内記念館
えっ!?こんな所にあったの Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)/
ってことで、その2へ続く(@^^)/~~~