走行距離10万kmを目前に控え、歴代所有ハーレーの中で初めて、エンジンマウントを交換した。

12月12日(金)18時40分、仕事帰りにモトサービスカワセへ入庫。
『10万km目前』と言ってもまだ8,500km程Rideしないといけないのだが、ここ数ヶ月前から(もっと前かな?)Ride時の「不快な振動」が気になっていた。
もちろんハーレーの魅力のひとつとしての「鼓動」はなくてはならないものだし、ことダイナについては、その「生き物のような」エンジンの鼓動がさらに強調され心を鷲づかみにされるのだが、それとは別物の「振動」が顕著になってきていたのだ。

10万kmの大台には、まだ1年程かかるかな (;^_^A
12月12日(金)は職場にハーレー出勤し、退社後モトサービスカワセへ直行した🏍🏍🏍 30分程社長と雑談し(先日の激怒車検も含めてね(笑))、公共交通機関で帰宅。これ、結構強風と寒さで辛かったな(;^_^A
あ、それはそうと同朝自宅を出発する際、セルボタンを押すと・・
キュ・・・・ル・・・ル・・ル・・・ズッドーン!
と、嫌な感じで目覚めた我がローライダーS 。おまけに液晶には一瞬「V inter 何ちゃら」なる文字が出現 Σ( ̄□ ̄|||) これってさ、バッテリーが弱ってる時の症状じゃね?

取り外されたマウントゴム塊。左が後マウントで、右が前マウント。9年間、ありがとう <(_ _)> 12月15日(月)車両引取り時。
同朝は結構冷えていたし、11月30日(日)・12月1日(月)のお泊りツー以来の火入れだからかな、とも考えたのだが、これからまだまだ冷えてくるし、氷点下になるような日もあるに違いない。この程度(3~4℃位?)でセルが元気よく回らないとなると、先が思いやられるじゃないか_| ̄|○
ま、バッテリーの件も社長に相談してみっかな。
さっそく入庫時にバッテリーの件を相談すると、とりあえずCCA(Cold Cranking Ampere)を計測して『特に劣化してる数値(290)じゃないよ』、との診断。『ただ、格安バッテリーは当たりはずれがあるからね・・』、とのご助言あり(;^ω^)


後マウントはカシメ部分が飛んでしまい、片方に寄っていた Σ( ̄□ ̄||| 同店のInstagram にも掲載されてるよ。
翌日(13日(土))はシェルパで走りに行く予定をしていたのだが(朝まで考えていた(笑))、前夜の強風・極寒帰宅で疲れ果ててしまい(就寝も午前1時過ぎ)、当日朝の天気も曇り空で気温も低かったため、Rideは中止とした。終日ほぼ曇り空で気温も低かったから、結果的に正解だったな。
そんなこんなで13日(土)・14日(日)はSPAに行ったり、ミートパスタを作ったり、DIY ヘアカットしたりして過ごし、15日(月)の待ちに待った引取り日と相成ったわけだ。


この手前2本のカシメがどこかへ飛んで行ったんだよね (;^ω^) これだけで(ゴムの劣化もあるか)乗り心地に影響するとは、やっぱ人馬一体な乗り物なんだな、オートバイって🏍🏍🏍
いつも通り日課の筋トレを済ませ、市バスを2本乗り継いで店舗にたどり着く。前夜、『10時開店だけど9時55分にはシャッター開いてないかも(笑)』、とのmessageを社長から受け、店舗にほど近いバス停付近のファミマで coffee break と(-。-)y-゜゜゜。
それでも時計は10時にならず、店舗隣の駐車場の陽だまりでさらに(-。-)y-゜゜゜。結局10時ジャストで入店したのだが、社長からは『早いねー(笑)』ってシャッターを開けながら言われた(;^_^A


ゴムもかなり劣化してるよね。丸9年だもんな、当たり前だ。
最近は「もう走らない」と心に誓っているが、一頃はダートもちょくちょく走っていたから(シェルパで走れよ(笑))、この「カシメ飛び」や「ゴム劣化」の大きな要因となっていたのかも。
さらには一般のハーレー乗りに比べれば険道走りの比率が極めて高いので(これは止められない)、それもまた不具合要因になっているのかな・・。
『それはそうだと思うよ』、と社長にキッパリ言われた (;^_^A


前側のカシメ外れはなかったものの、ゴムのひび割れ劣化は一目瞭然だね。
さて、今回交換するマウントだが、社長の提案で「前はハーレー純正、後は Kinetic Structures 社製の Harley Dyna Rear Motor Mount」とした。

KS製マウント。ステンレスウールが挟み込まれているだけなんですけど (;^_^A 装着後画像。
今回社長が色々調べてくれて、アメリカのサイト「ハーレーフォーラム」で高評価だった組み合わせを推してきたのだった。
フォーラム内では何でも上記の組み合わせが最高で、『他はク〇だ』的な、いかにもアメリカンな感じだったらしい (;^_^A でも、こういうところが好きなんだよな、アメリカって。


何だかターミネーターを連想するんだけど🤖
ただ、社長も初めて交換する商品らしく、『〇〇さん(俺)に人柱になってもらおうかなってね(笑)』、と。社長にはいつもお世話になっているし、断る理由などない。もちろん「喜んで人柱になりますよ」、と即答した。

10時40分、Ride 直前、期待で胸が高鳴る🏍🏍🏍
まだまだ社長と話したかったが、超多忙なお店ゆえ、長居をしたのではご迷惑。フレームから降ろされて鎮座していたヤマハSRのエンジンも、「早く作業に取り掛かってよ」と言わんばかりだったしね(笑)。
さあ、どんな感じに生まれ変わったのか・・。
あ、その前に格安バッテリーの件だけど、結論から言うと『バッテリーは異常なしでまだ使えるよ』、との診断結果。出発前の会話途上で試しにセルを回してみたが、いつも通り一発でズッドーン🔥と目覚めてくれた。
※入庫して帰宅後すぐに、社長推しのバッテリー(SVR)をポチってしまいました (;^_^A

直前まで充電していただいたこともあるのかな・・?とりあえず原因は不明。
コンピュータプログラムの「バグ」の可能性もあるので、ダイノジェットのプログラムを変えてみたり、バッテリー端子を外してみたりしても改善することもあると教えてもらった。
実際10月の九州ツーでアイドリングが2000回転から下がらない、ってトラブルがあったけど(しかもフェリー下船時から(;^_^A )、オリジナルモードに変更したら改善し、そのままずっと不具合は起きなかったよな。

11時過ぎに自宅着。
さて、肝心のRideフィール。オール下道で帰宅したんだけど、まずは、
具体的事項については、稚拙な文章表現で伝わるかどうか分からないが・・
1 気になっていた車両全体から感じる「振動」が完全消失。
2 アイドリング時や低速走行時に発生していたロワフェアリングの 「ビビリ音」が消失。
3 前側(純正マウント)から感じる「鼓動」が大人しくなった。かと言って「ダイナらしさ」は全く損なわれていない。


交換後の前側マウント
4 後側(KS製マウント)、特にシート下からの鼓動が紳士的で「silky feel(なめらかな感触)」になった。かと言ってVツインの鼓動が消失したわけではなく、とにかく「心地よい」バイブレーションが伝わってくる。

同じく後ろ側マウント
5 何だか新車に乗っているような感覚。 上記3、4から、若干「不思議な感覚」はあるが(前はブルブル、後は silky )、「スムーズに加速していく感覚」が新鮮で気分が良い。

ちょっと後光がさしているような我がローライダーS
6 他者にオススメできるか?はい、ある程度距離を走った車両には超オススメです!
以上より、
🌸🌸🌸交換して大正解ヽ(^o^)丿🌸🌸🌸
加えてホイールアライメント調整もやっていただいたヽ(^o^)丿 ので、精神的にも安心感Maxだヽ(^o^)丿
社長、ありがとうございました<(_ _)>
てか、こんなインプレでよろしかったでしょうか (;^_^A


帰路、あまりの気持ち良さに「このままどっか走りに行こうかな?」と真剣に考えた。
さあ、次回Rideは高速道路でのインプレだな🏍🏍🏍すっげぇ楽しみだぜ🏍🏍🏍
※ちなみに前後共KS社製にすると、「3,000回転位で『振動』が出現するとのこと(前述『ハーレーフォーラム USA』より)。
※『何で前後共購入しないんだ?』、とKS社メーカー担当者から社長宛てにメールが入ったらしい(笑、これもアメリカ的で愉快極まりない)。

