5速・6速での上り坂息継ぎ現象究明。2018.7.21(土)

先日(7/15(日))の長野県摺古木山界隈林道探索の際、国道の上り坂でエンジンの吹けが悪くなる場面が見受けられたスーパーシェルパ(2004)。

エアフィルターダクトから生える細ダクト?

 

まあ250㏄の排気量ゆえ、勾配がきつくなってくるとシフトダウンを適宜しながら上っていくことになる。

多少の上りや高速道路の加速時などにトップ6速のままスロットル一捻りでズドドドッーっとトルクの塊で出ていく1801㏄のローライダーS(2017FXDLS)とは比較にならないが、それでも楽しく走ることができるスーパーシェルパ(2004)。

それが5速・6速、時速60kmを超えるぐらいで吹けなくなる現象が前回のツーリングで出現した。

当初、「標高が高いからキャブに影響してるのかな~」と偉そうに考えていたが、高々1,000mぐらいの標高でキャブに影響もでるわけねぇべさ、と原因を追究せざるを得なくなった。

4速までシフトダウンすると元の吹け具合に戻るのだが、再度5・6速にするとまた同様の症状が出てしまう。

一瞬これか!と焦ったが、亀裂ではなかった。
亀裂じゃないよー。

困った時のネット先生。お世話になっております。便利な世の中になったもんっすね。

早速疑わしき部品を交換すべく作業にかかった。

当該パーツはスーパーシェルパ(2004)を購入した際、それこそネットでスーパーシェルパ(2004)に関わる情報を漁りまくった結果として購入しておいたもの。

ずっとスペアパーツストック段ボール(笑)に眠っていたのだが、やっと日の目を見る時が来たというわけだ。

この日も暑かったなぁ~。でも好きなことをやっている時は、楽しさの方が勝る。

シート、サイドカバー、を外し、例のパーツ近辺を登山用ヘッデンで照らしてみた。

しかし、いくら念入りに見ても細ダクト付け根付近に亀裂など見当たらない。

うーむ、どうしたことか・・・。

触診ならぬゴムグニュグニュ攻撃してみるが、顕著な劣化はないし、逆に14年落ちの車両の割に素材のゴムに弾力性が残っていると感じるぐらいだ。

いや、そうではなくて、内側から亀裂が入っているかも、と探りを入れる。

定位置のままエアクリボックスを二分割。これはもう中をきれいにした後の画像。

エアクリボックス端からダクト側へカメラのレンズを向け、接写してみる。そう、拡大鏡の代わりだよ。

奥のスライダーに若干キズが入っている(涙)。見なかったことにします(笑)。

そのキズモノ(涙)の手前に細ダクトの内穴が見えている。

しかし、亀裂らしきものは認められない。

ほら、亀裂なんかありゃしません!

じゃあ、何が原因なのぉ~。

そう、エアフィルターだけを外した際は気付かなかったが、エアクリボックスを二分割した際、エアフィルター定位置下部にオイルがたまっていた。

フィルターも5分の1ぐらいがオイルでジュクジュクになっていた。

エアクリボックス真ん中の細い仕切り部分の奥にオイルがたまっていた。

どうもこれが原因ではないかと。

6月の終わりにエアフィルターを洗浄したのだが、乾燥後オイルを含ませた際のオイル量が多かったんだな。恐らく。

そのフィルターの余剰オイルと垂れてたまったオイルが空気と一緒にキャブのなかへ送り込まれ、スロットルを全開にすると(5・6速にすると)息継ぎ症状が出ていたのかも知れない。

それでも念入りに余分なオイルを取り除いたつもりだったんだけどね。

仕方ない。さらに念入りにオイルをペーパーで吸い取った。

エンジンに火は入れたが、いたって順調。

いざ試走に、と思ったが、ここで暑さに対してギブアップ(笑)。

次の週末はシェルパに乗る順番なので、その日に試してみよう。

以上、メンテ記録でした。

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

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