シェルパで和歌山・奈良・三重県へ。一泊二日722㎞の旅 2019.3.1(金)・2(土) その1

いいツーリングだった。シェルパ(2004KL250H)で行って大正解。

帰路、三重県大台町大杉 県道603号線にて遭遇したシカさん

三重県熊野市丸山千枚田

3/1(金)は職場の誕生日休暇なるもので休み。そう、3連休となるのだな。 天気も良さそうだし、寒さも若干緩んできた。これは絶好のお泊りツーリングのチャンスではないかい?

しかし、前日というか、日付が変わろうとしている時刻まで日帰りにするか、泊りにするか 迷っていた。

毎度のことながら行先が決まらないのである。行先が決まらなければ、ローライダーS(2017FXDLS)で行くのかシェルパ(2004KL250H)で行くのかも決まらない。逆から決めていくパターンもあるのだが…。

真冬の寒さが遠のいたとはいえ、まだ雪が残る岐阜や長野の山間を抜けて日本海へ行くことはできない。そうなると東か西に向かうこととなる。東は静岡方面となり、山間は困難となると伊豆半島ぐらいしか浮かばない。ただ、一泊での伊豆行きは何とも時間に追われる。とういか、伊豆半島をぐるりと回ることはできない。

そうなると西。西と言っても大阪・神戸・岡山方面ではねぇ。かといって四国へ渡るには時間がなさすぎる。

では三重県。昨年末辺りからよく三重に行ってるよね。

和歌山はどう?和歌山と言えば「じゃばら」の北山村だけど、それだけのために一泊というのもね。

三重県熊野市紀和町ツエノ峰ビューポイント

結論から言えば、えいやっ!で和歌山県新宮市のビジホテに予約を入れてしまった。「~しまった。」というのは、正直あまり気乗りしなかったってことだ。

それならやめておけばいいのに…そうだよね。日帰りでローライダーS(2017FXDLS)とシェルパ(2004KL250H)で交互に走りに行くことだってできるのだし。少なくともどちらの車両で行くのかという悩みは解消されるわけだ。

それでも一泊ツーリングは1年のうちそうそう行く機会がないのも事実。

ということで、せっかくの1泊ツーリングだというのに、なぜか気乗りしないまま、この時期にしては朝早い午前7時30分頃自宅を出発した。

駆るオートバイはスーパーシェルパ(2004KL250H)。

前日にかなり雨が降ったから、好きな三桁県道も荒れているし、スーパーシェルパ(2004KL250H)なら当然目についた「林道」や「脇道」に入って行けるしね。

いきなり奈良県 針IC道の駅

国道23号線(名四国道)を西へ。土曜日にしては割と道が空いているなと感じながら走っていたが、やはり木曽三川を越えたぐらいから信号渋滞が増えてくる。

同国道から離れ、まあたまにはいいかと、伊勢自動車道四日市東ICから高速に乗った。

クシタニのショップなんかあったんだね。

亀山を通り越し、東名阪道で奈良県針ICまでノンストップ。

寒さは緩んできたとはいえ、かなり体が冷え切ってしまい、どちらかというと「耐えかねて」道の駅に飛び込んだ感じだ。

ただ、ここで滋賀ナンバーの乗用車に乗った人の良さそうなおじいちゃんに声を掛けられた。

「これは何CCですか?」

おいおい、オフ車だよ?ハーレーじゃないよ。

まさかスーパーシェルパ(2004KL250H)でのツーリング途上で「ナンシーちゃん」「イクラちゃん」に出くわすとは思わなかったな。当然初体験っす♡

ちなみに、 これらの人たちは、

ナンシーちゃん=これは何㏄(排気量)?と聞いてくる人

イクラちゃん=これはいくら(値段)するの?と聞いてくる人

のことです。

特に、高速道路のサービスエリアや道の駅に停車している観光バスツアー客のご年配の男性の方々にその多くが見受けられ、中には若い頃オートバイに乗っておられた方もいらっしゃるようです。ただ、いわゆる経験者は「武勇伝」を語り始める確率が極めて高く、気を利かして相手をしようものなら、せっかくのプライベートタイムのかなりの時間をロスしてしまうことになります。また、国産オートバイよりも輸入車、特にハーレーなぞはほぼ100%の確率でお二人に出くわします。

このおじいちゃん朝から暇だったのか、スーパーシェルパ(2004KL250H)のことを褒めちぎるわけだ。

「15年前のバイクかね?とてもそんな古いのにはみえんなぁ。」

「それにしてもカッコええなぁ~」

「わしも死ぬまでに乗ってみたいけど、おかあちゃんに言うたら『苗字変えてからにして!』って言われたさかいな。はははははっ!」

まあね、おかあちゃんの話もいいんだけど、喫煙エリアでタバコを吸うのなら俺のように最低限携帯灰皿は持参しましょうよ。「すんまへん」と俺の携帯灰皿に吸い殻入れんといてや!

このおじいちゃんの対応で30分ぐらいのタイムロス(笑)。

さあ、まだまだ和歌山は遠い。

奈良県東吉野村の県道
こんなところに立派なトイレがあるなんて、ライダーには助かるな。

奈良県に入り、東吉野まで来た。

相変わらず県道を紡ぐように南下する。

県道沿いに急にお堂が現れた。
弘法大師の頃までさかのぼるの?1,210年前!

どうせならと、県道から枝分かれしている林道へと入り込んでみる。

この状況下でシェルパ(2004KL250H)ならでしょうよ。
いいね、そそられるぜ!
あれ?結構急勾配だな…

突っ込んだのはいいけど、やはり昨晩の雨でヌタヌタ状態。さらに急勾配なもんだから途中で後輪が空回り。そろそろ交換しようかと迷っている後タイヤのブロックはかなり減っているから、ちょっと泥が詰まるともうダメだ。

これはすげぇ!完全に後輪が空回りして進まない!

それでもグワングワン登ろうとしたけど、やっぱりダメだと登りの途中で停止。ところが止まった瞬間、今度は前後輪ロックしたままズリズリズリぃ~と勝手にシェルパ(2004KL250H)が下って行く(汗)。

おーい!なんて大声あげながら、登った道をバックで15mぐらいは 滑って行った(笑)。ハンドル切っても全く効果なしだったな。

何とか向きを変えて戻ってきた(汗)

まあ、スタックしたその先を歩いて見に行ったら、直径30cmぐらいはある倒木で遮断機状態。どのみち先へは進めなかったってことだね。

気をとり直し、県道まで戻って後輪を見たらこの状況↓(笑)

はーい、久々に汚してやりました!

1週間前に洗車して、注油してあげたばかりなんだけどな…。まあ、オフ車の宿命ですな。

でも、こんなことができるから楽しいんだよね。それにもうこの時点で「シェルパ(2004KL250H)で来て大正解だ!」と強く感じていたし、前夜の葛藤が嘘だったかのように吹き飛んでいた。まったくもって、

Ride hard or stay home?

だよな。

って、このブログのサブタイトルじゃん(笑)。

県道に戻り走り出すと、何やらステップの下辺りで擦れ音がする。まさかのトラブル?と路肩(こんな細い道じゃ路肩もクソもねぇか(笑))に止めて見てみると… ↓↓↓ ははは… スギの枝っすね。よくもこんなすき間に刺さったもんだ。

ついでにこの枝で泥を落としてやったよ。
泥落とし後の一服タイム
まだまだ和歌山は遠いぞ。
奈良県道48号線
県道のヘアピンカーブ。ちょっとした空き地(資材置き場?)だったので、一服。

さらにつづら折りで高度を上げていく県道。だが、そろそろ峠じゃないかと辺りの山々を見ながら感じ始めた頃、突如トンネル登場。しかも、素掘りじゃねぇか?

そういえば、ツーリングマップルに「素掘りのトンネル。暗くて怖い。」なんてコメントがあったのを思い出した。ここのことね。

確かに出口は見えるけど・・・

おお、ホントに真っ暗だ(笑)。

というか、ここに来るまで誰ともすれ違ってないぞ。

ここって乗用車通れないんじゃない?軽トラぐらいなら行けるかな。

そんな素掘りトンネルも無事通過し、今度は下り勾配を行くと、同県道反対側に設置されていた看板と同じものが立てかけられていた。

あ、あの素掘りトンネルは「小南峠」って名だったんだね。

やはり今年は暖冬(毎年言われてないかい?)だったから、看板にある「4月2日」の冬期通行止解除を待たずに、この県道を走ることができたんだね。

その先でまた別の県道に合流し、谷筋のこれまた細い道を行くと、ぱっと視界が開けて河原の造成地が出現した。

おいおい、何で風光明媚なこの場所をこんな風にしてしまうのかなぁ…。

大方の日本人はみんな大好き、「オートキャンプ場!」ってか。

町おこし、村おこし、地域振興…それぞれの自治体の事情もありましょうが、こんなに自然をブチ壊してしまったらね、キャンプ自体の意味が無くなりませんか?

というか、需要があるから供給があるのか… 哀しいことです。

さらに行くと、何やら以前ローライダーS(2017FXDLS)で走った事があるような風景が目に飛び込んできた。

ああ、ここ去年、志摩に彼岸で帰った時、帰路遠回りして走った道だったのか。そん時は柄にもなく「大弁財天」に寄ったよな。

滅多に観光目的では止まらないのですが・・・
2018年9月 ローライダーS(2017FXDLS)でも訪れた。
不動滝って各地にあるよね。
天川村だね。ここでも以前写真を撮ったな。
芸能の神様らしいよ。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奈良県は天川村までやって来た。以前ローライダーS(2017FXDLS)で訪れた時とは逆方向でたどり着いたぞ。以前は南から北。今回は北から南へと下ってきている。

天川村からは時間を気にして写真も撮らず、一気に和歌山県田辺市本宮町まで下って来た。どうせ一泊するのだから、「時間を気にして」なんて必要はないのだけれどね。どうもいつもの日帰りツーリングの癖が抜けない(笑)。

道の駅奥熊野ほんぐう

ここで合宿免許取得に静岡まで行っている長男からのメールに気付いた。「仮免受かったよ」とのこと。

今週初めに「仮免落ちた」と電話が入ったので驚いたのだが(普段緊急時以外はメールなので)、実はかく言う俺も車の免許は仮免バツイチ(笑)。そのことを電話で伝えると、長男はかなり驚き、そしてそれ以上に安堵していた。

まあね、俺はその代わりと言っては何だが(自慢っすよ)、中型自動二輪の実技教習は、規定よりも1時間少なく終了しているのだよ。今なら絶対に許されないのだろうけど、もう時効だからいいでしょ。

「〇〇(俺の事)、お前最初からかなり乗れとるで、あと1時間残っとるけどもういいぞ。お前、やっぱり無免(無免許)で大分乗っとっただろ?」

なんてことを教官から言われてね(汗)。同教官には、入校後最初の実技1時間目の途中で、

「〇〇(俺の事)、お前大分無免(無免許)で乗っとったな!はぁ?じゃあなんでそんに(そんなに)乗れるんだ?いいがや、正直に言ってみろ。」

なんてことも言われたんだよね(笑)。

まあ、日本の管理教育の模範生である愛知県は、当時全国の高等学校に敷かれていた「三ナイ運動(免許を取らナイ、オートバイに乗らナイ、オートバイを買わナイ」に加えて、「四ナイ運動」を展開していましたからね。え?もう一つのナイは何かって?それはね、

「オートバイを『見に』行かナイ」なんですよ(笑)。

どうっすか、他府県の皆さま。お馬鹿でしょう?「臭いものにはフタ」式の教育でしょう?これが今も愛知県に脈々と続いている管理教育のほんの極々一部なんですよー。

今のように若者が一番熱中するスマホなんてない時代ですから、元気の良い男子は自ずと車やオートバイに興味関心が向いて、必然的に免許を取得するんですよね。もちろん免許取得が学校にバレますと、一発免停ならぬ一発「停学」。中には免許取得なんて「面倒くせー」っていう連中もいて、そいつらはそれこそ無免(無免許)で400㏄のオートバイを乗り回していたな・・・。

まあ、俺も高校1年生の春休み(残念ながら早生まれです)に原付免許を取りに行き、すぐにヤマハのRX50を買ったんだけどね。中型自動二輪は高校2年生だったな。同級生に借金して自動車学校へ通った17歳の夏・・・。

道の駅奥熊野ほんぐうを出たのが16時ちょうど。20分ぐらい休憩したかな。

あとは本日の宿、ビジホテに行くのみ。新宮市まで30分ぐらいかなーなんてお気軽に考えて走り始めたのだが、どうしてどうして、結構まだ距離があったんだよね。

熊野川沿いの国道168号線は流れも速くて快適なんだけど、新宮までのその距離がかなりあった。約40km!

ただし、北海道並みに、道路標識に表示されている距離単位(km)を分に置き換えると到達時間になった。

ホテル地下駐車場に到着したのは、16時47分だった。

ちなみに、前夜ネットで適当に入力した「チェックイン時間」は、「17時00分」(!)まるで計ったかのような時間だ。

先客のホンダ氏がいた。この時特にナンバーは確認しなかった。
ザ・ホテル・サンシャイン パッと見、場末の低価格〇〇ホテルに見えました(笑)
元々ホテルだったのかな?
お部屋はそれなり。でも、400km近く走って来た身には、屋根の下で眠れるだけでまさに「極楽」
旅の宿っすね。♪浴衣の君は~🎶 は、いないけど(泣)
和歌山県新宮市 「HOTEL SUNSHINE」317号室

そんなこんなで一服したらすぐに買い出しに行き、戻ってフロ⇒ビール⇒メシの順番を寸分の狂いもなく実践。締めのコーヒーを飲んでる最中からウトウトし始め、21時のNHKニュースが始まったと同時に深い眠りについた。

糖質セイゲニスト(制限実践者)としては及第点?もちろん発泡酒も「糖質0%」

本日の走行距離 377 km

その2へ続く

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