恒例の息子たちとの冬キャンプ。
今年は初めてのキャンプ場にしようと考え、岐阜県で2件連絡するも、一件目は電話がつながらず、2件目はネット予約で満杯気味でパス。
これは困った。みんな冬でもキャンプに行くんだね。
しかし、2件とも設備がこれでもかと整った 、いわゆる 「高規格」キャンプ場。我が家は「低規格」が理想のキャンプ。不便であればあるほど楽しい。
前日(12/22(土))の昼過ぎに「メール」で申し込み。
本来ならキャンプ申し込みサイトからの受付らしいのだが、メールでの問い合わせに快く返答していただいた。
今まで我が家の冬キャンプと言えば、ほとんどがバンガロー泊だったのだが、今回は暖冬ということもあり、冬テント泊と決めた。
結論から言うと、このキャンプ場にして大正解だった。
飲料水は要持参で便所は「ぼっとん」、薪は太めに割ってあるから薪割り必須。「とにかく自己責任で」というところが非常によろしい(笑)。
周辺の山は低山だが、探せば林道もありそうなので、スーパーシェルパ(2004 KL250H)で来てここをベースキャンプ地にして楽しめそう。春にでも来ようかな。
昼飯の後は予定通り付近の山歩きに出かけた。
どうだろう、3時間ぐらい歩いただろうか。
途中で道なき道(ガーミンGPSの地形図にはあるが、実際は崩れて風化しているような道)も探索したし、距離的にもしっかり歩いたな。
さあ、16時少し前から楽しみにしていた風呂。
いつものキャンプなら、近場の温泉に行くのだけど、今回はあえてこの「低規格」キャンプ場にある唯一の(?)設備である「お風呂」に予約をしておいた。
いやあ、これも良かった。大正解。息子たちもいい経験になったと思う。
キャンプ場内によくあるのはシャワーのみで、湯につかるような風呂設備があるところは少ないんじゃないかな。
もっとも「高規格」なところなら温泉のような湯殿があるでしょうけどね。
基本、ヒトの皮脂はお湯で落ちるからね。石鹸やシャンプーは必要ないんだよね。
それにしてもこのドラム缶風呂、体の芯まで温まるよ。薪で沸かすのも関係あるのかな。出た後もポカポカだった。
1人用のドラム缶がこの小屋の横にあるのだけど、そこなら30分500円(家族風呂は2,000円)だしね。
これはますますスーパーシェルパ(2004KL250H)でベースキャンプ地だな。
ベース地でドラム缶風呂に入ることができるなんて最高じゃないか。
晩飯の鍋が煮えるまで、たき火用の薪を準備。
二束買ったのだが、前述通り各自好きな太さに割らなくてはいけない。
これが息子たちのツボにもハマったようだ(俺のツボにもね)。
具材の豚肉は1.2kgと、ちょっと多めに買っておいたのだが、息子二人がほとんど平らげてしまい、翌朝は肉だしの効いた「野菜スープ」となってしまった(笑)。
そして、キャンプと言えばこれ。
いつもはたき火番の次男が、今回はすぐにウトウト。
ドラム缶風呂前に3時間山歩きしたのが効いたかな?まあ、少々風邪気味だったこともあるしね。
さあ、一夜明けて・・・。
肉だしの効いた野菜スープにパンを浸して食する朝のひと時。
いつもの冬のキャンプにしては暖かい時間を過ごすことができた。
この5日後には名古屋でも積雪したからね。いい時にキャンプできた。
夕食時にパラっときて慌てたが、本降りにはならず事なきを得た。
高規格ではなく、飲料水も持参しなくてはならないキャンプ場だが、ドラム缶風呂や薪割りも体験できて、我が家には「最適」なキャンプ地だった。
山歩き時に考えたのは、ここをベースキャンプにして、付近の林道をスーパーシェルパ(2004KL250H)で探索したら楽しいぞ、ということ。
※実際、年が明けてすぐの2019年の元旦、日帰りツーリングでスーパーシェルパ(2004KL250H)で出かけました(笑)。また、このブログにアップします。
書き込み遅くなりました。
すごく嬉しいです
妻と頑張って作った甲斐があったね〜^ – ^っと感無量です。今も少しは進化に努力してますから又、覗きに来てくださいね。ご兄弟さんいつまでも仲良く、おじさん、再度のお越しをお待ちしてます。
ありがとうございました
野あそび村キャンプ場代表管理人さん コメントありがとうございます。
拙ブログなぞに書き込みをいただき、こちらこそ感無量です。
文中「低規格」などと大変失礼な表現をしてしまい、申し訳ありません。
ただ、お分かりだと思いますが、我が家にとってキャンプ場の「低規格」「設備の整っていない」という表現は、最大級の賛辞です。
キャンプブームだか何だか知りませんが、やたらと「至れり尽くせり」のキャンプ場が林立する昨今、貴施設のようなキャンプ場を探すのに毎回苦労します。
町おこし村おこし的なキャンプ場であれば、まずは集客ですので、その他大勢の嗜好・流行を追う必要があるのでしょうが、我が家のような「変わり種(純粋なキャンプ好きなんですけど…)」には、「高規格」キャンプ場ほどつまらないフィールドはありません。
「不便さを味わい楽しむ」「日々の暮らしがいかに恵まれているかを知る」「生かされていることに感謝する」
キャンプを通じ親として息子たちに伝えたいことです。息子たちがその子どもたちにも伝えてくれることを期待しています。
長くなりました。ついつい書き込みをいただいて嬉しくなり思いつくままに書いてしまいました。
また息子たちと、あるいは私とオフ車でお世話になりますので、その際はよろしくお願いいたします。