冬眠から目覚めた高校の同級生から「あの林道へ行かないか?」と メールが入った。
日曜日だし、断る理由は全くなし。よし、行こうじゃないか。
集合場所は林道入り口近くの、「根尾谷地震断層観察館」駐車場。時間は午前9時。
いつものよに携帯電話(ガラケーですが何か?)の目覚ましで起きたのだが、ちょっとまだウトウトしているとメールが入った。
「今から出ます。」と同級生から。おいおい、まだ5時だよ(笑)。いくら下道でも4時間はかからないんでないかい?
まあ、あとで本人に聞いたところによると、4時半ぐらいに目が覚めてしまい、二度寝はできぬと早めの出発になったらしい。
そんな俺も5時半には布団から出て、午前6時半ぐらいには自宅を出たかな。
俺も今回は下道で行ってみようと、国道1号線から長良川右岸の堤防道路を北上した。
昨日までとは違い、若干肌寒い中を集合場所に向かって走ったのだが、途中買い出し&休憩のためコンビニに立ち寄る以外は、とにかく2時間走った。
集合場所にはすでに同級生は到着しており、昨年11月以来のお互いの近況等をしばし語り合った。
さあ、いよいよ出発。集合時間の午前9時より早いスタートとなる。
根尾谷地震断層観察館 から林道入口まではものの5分。
入口前の空き地でタイヤのエアー調整。同級生はリヤを40㎪(!)まで落とすらしいのだが、俺のシェルパ(2004KL250H)ならタイヤのビートが落ちてしまわないかい?しかも彼のタイヤはIRCのツーリストで、ブロックがフニャフニャのトライアル用。さぞかしグリップするんだろうな。
俺のタイヤは同じIRCでも市販車トレール用。ビートストッパーも付けていないから、いつもフロント・リヤ共に110㎪ぐらいにしている(規定値は150㎪)。
昨年11月以来の訪問だが、やはり今年は雪が少なかったのか、全く残雪がない。ここで標高1,000m位なのにね。ほんの3週間前には、滋賀県のもう少し低い山で雪に降られ、パンクもしたのに(笑)。
それにしても前回・前々回と比べると道路状況が悪くなっているな。ガレているところが多く、ハンドルを取られたり、後輪が予想以上に流れたりして、何回も転びそうになった。
ところが同級生は、「そんなに滑らなかったかな。〇〇(俺)が滑ったところでも滑らなかったよ。」、と。何!俺はとにかく全般的に走りにくかったのに、『そんなに滑らなかった』やて?
やっぱ、タイヤかな・・・。
さて、一旦下ったのだが、再度あの尾根筋に行くことになった。
同級生Mは蝶を趣味としており、この地にもしかして「ギフチョウ」なる種がいるかもしれぬと、捕獲網を持参していたのだ。
結果的に捕獲はできなかったが、「この時期にこの地にいなかった」ということが分かっただけでも収穫なのだとか。
再度尾根筋に駆け上がり昼食としたが、しばらくするとオートバイらしき排気音が遠くから聞こえてきた。
おお、同志たちのグループ。すべて名古屋ナンバーではないか。
お互いに気持ちよく挨拶。「こんちは~」
ここはいいよね。最高のダートだね。
取りい出したるこの青網。さあさあお立会い。
さてさて、一旦天空林道から下りてきて、もう一本林道を走ろうかということになった。
そこかしこに林道入口があるので目移りするが、まずはここへ。
あまりにも早い終点だったので、もう1本だけと、以前入りかけたが時間的に苦しいと見送った林道へ。
ここは何年か前に一人で入って行ったのだが、法面崩落であえなくUターンした舗装林道。
今回は工事中でだめだったな。
ということで、朝5時起床の林道ツーが無事終了と相成りました。
帰路は名神高速道路岐阜羽島ICまで下道を走り、名古屋高速上で流れ解散となりました。
本日の走行距離、約240㎞ 。
3 throughts on "天空の林道へ、三度行ってみた【with M氏】。岐阜県本巣市根尾辺り。2019.4.21(日)"