さあ、2日目も快晴。クソ暑いけど、雨ではないことだけで100点満点だ。

朝一でバイキング朝食を終え、8時に駐車場に集合。
トリッカー氏は先に下りてきていたようだが、姿が…あっ、駐車場で早朝練習っすか?



さて、本日は、知る人ぞ知る「能楽の里牧場」へ行きますよ。昨日の最終地点から70㎞も走ったところにある宿にしたのは、そのためなんだからね。
あとはその前後に巣原峠探索付き(これには参りました)。

宿から1時間もかけず、能楽の里牧場への登り口に到着。さあ、ここから舗装林道を駆け上がっていきまっせ、旦那。

ガッシャ!
ん?あんれまぁ~お約束っすね(笑)↓
やっぱお株は奪えないよん♡

さあさあ、標高を上げていくにつれて吹いてくる風も涼しくなってくるね。途中で予定を変更し、先に巣原峠探索に行くことにした。

巣原峠は 2017年の5月にシェルパで訪問してるんだけど、今日の進行方向とは反対側(国道157号線側)から上ってきたんだよね。しかもちょっとした坂を上ることができず、Uターンして悔しい思いをしているんだよね。
だから今日はその反対側から下って行き、断念した場所を両側からの線で結ぶことができるってわけだ。ところが…。



林道好き諸氏のブログでは、「夏には行きたくない場所」との声が多いこの巣原峠。まあほぼ廃道状態なんだよね。というか廃道だ。国道157号線からは上ってこれないからね。
さあ、上り始めてすぐが下の画像(笑)。

スタート直後からゲンナリだが、今日は2人だからね。何とかなるだろう。

まあとにかく夏草ボーボーでたまんないね。背丈ぐらいあるんだからさ。一旦少し小さい広場みたいなところに出たので、ちょっと休憩。

この先はさらに草、藪が激しそうなんで、「もうやめときますか?」との問いかけに、「いやぁ、せっかくここまで来たんだし、行きますか?」とトリッカー氏の悪魔の囁き(汗)。
まあ、今日は2名だしね、行きますか…。



ここまででもタイヤが転がっているその道を見ることができなかったが、その先はもうタイヤも見えない。要は、自身の膝下が見えないほどの藪・藪・藪。藪漕ぎってのはよく聞いていたけど、これこそ正真正銘の「ヤ・ブ・コ・ギ」だな。



どのくらい進んだのか定かではないが(おおよそ地図上では400mぐらいだね)、どうやら2年前にUターンした地点に到達したようだぜ。

おお、草はボーボーだけんど、地形やこのカーブ具合、何よりも滑り台様状の崩れで認識、確定できるぞよ。













まあとにかく無事に生還できて何よりだ。藪で道の状況が分からなかったけど、もし崩落していたり、大きなクレパスがあったりしてもそのまま突っ込んでいたからね。

まあ、とにかく、やはり、数多の変態林道野郎が書いている様に、「夏には行きたくない」ということを、身をもって理解することができた。俺ももう「夏には行かな~い」。

その6に続く。
2 throughts on "福井・岐阜林道行脚1泊2日の旅【with M氏】。2019.8.10(土)・11(日) その5"