大事な事、というか「なぜ四苦八苦したのか」という最大の原因を書いていませんでした(^^ゞ
それがこいつ。下画像は「最大の原因」までたどり着いていない状態でポンチマークを付けているの図。
結論から言うと、下画像黄色のスペースに、黄色〇のスイッチハウジングが収まらなかった、スペースが足りなかったってこと。
グリップを挿入し、バーエンドが当たるまで入れ込む。その状態で2つのネジ穴からポンチでマークするわけだ。添付の取説(下画像)にもそう書いてある。
ところが、マークしてドリルでくぼみを作り、グリップを固定した後、スイッチハウジングを組み付けようとするとハウジングが入らない。そう、空いたスペースに入らない。俺の組み方が悪いのかと思い、いろいろ試してみたが、どうしてもダメ。エレクトラグライド(2010FLHTC)の時はこんな事はなく、すんなり交換できた。
日没のタイムリミットが迫る中、しばし考えた。
「エレクトラグライドとローライダーSのハンドル、何が違うのか?」
そうか、ひらめいた!
エレクトラグライドは1インチ(ハンドルの直径、太さ)で、ローライダーSは1.25インチのファットバーだぞ。ただし、1.25インチと言っても、グリップとハウジングを組み付ける部分は1インチとなっている。つまり、「段差」があるわけだ(下画像参照)。この段差のおかげで、空きスペースを広げるべく、ハウジングやクラッチレバーのクランプをずらすことができないってことだ。
俺のローライダーSはキジマ製(日本製)のハンドルバーに交換してあるのだが、ノーマルとの違いはその絞り角でしかない。たとえその幅や長さに違いがあったとしても、ノーマルのゴムグリップとハウジングはきっちり収まっていたわけだから、純正ハンドルに合わせて作られているはず(?)の今回のパーツが収まらないのはおかしい。それならば、試してはいないが、純正ハンドルバーにも装着できないことになるではないか。
つまり、純正にも付かないデキソコナイってことでしょ?
これが1.25インチのファットバーではなく、1インチの、つまりグリップとハウジング、クラッチレバークランプが収まっている部分の直径・太さで全体が形作られているものなら、各パーツをずらすことができ、きっちり組むことができたわけだ。
だから、1インチバーのエレクトラグライドでは何の苦労もなく組むことができた。多少スペースが足りなくても、ちょっとずらせば(知らないうちにずらしていたのかも)組むことができていたわけだ。ちなみにエレクトラグライドはEFFEX製(日本製)のハンドルに交換してあったしね。
ということで、その「段差」をどうにかすることまではできないので、グリップを末端側にずらし、スイッチハウジングを収めたってことです。もちろん、ポンチとドリルの工程をやり直しましたよ。
そうすると、当然 ハンドルエンドとグリップ末端との間に1㎝の「すき間」ができる、わけだよね。そう、何となく気持ち悪いよね。だって、本来なら(取説にも書いてある通り)トンッとバーエンドにグリップ末端が当たるまで差し込まなけりゃいけないんだからさ。
だからこそ、翌日のツーリングを早めに切り上げ、帰宅後ホムセンに走り、新しいドリル刃を購入して再作業をしたわけです。1cmのすき間があるからこそ、2つのイモネジが生命線だからね。そこを確実に締めておかなければならない。
まあ仕方ないさ。USA製の宿命だもの。
はい、これが「四苦八苦」の最大の原因でした(笑)。
※グリップエンドとハンドルバーエンドの『1cmのすき間』というのは、当然グリップの「中」で起きていることなので、見た目では全く分かりません。
時には苦戦しても、単車メンテは楽しい。青空ガレージ、私もオープンしてました。晩秋の陽を浴びながら日頃やれない部分の磨き、オイル交換といった程度ですが、愛車を可愛がる時間が持てるのは幸せですよね。
春信さん、コメントありがとうございます。
青空ガレージ、お疲れ様です。
また、先日の林道探索もお疲れさまでした。シェルパは先日走行時のままですので、明日(11/3(日))洗車してやる予定です。
確かに愛馬を愛でる時間は至福の時間ですね。
ただ、願わくば正真正銘のガレージで、雨天や夜間に閉じこもって愛でることができれば言うことなしなんですが(笑)。
晴天の日は走りたいですからね。
先日の林道探索のアップ、もう少しかかりそうです m(__)m