さあ、作業も終了したし、出発だ。
自宅近隣のGSでガス補給し、再出発したのが11時少々前という超スロースタートとなった。まあ、行先、ルートは・・・困った時の石槫峠や鞍掛峠だよな。だってさ、中学生の頃からかかわりのある峠たちだからね(笑)。当時は自転車だったけど、とにかく峠越えに命を燃やしていたよな(笑)。
日曜日はいつも空いている国道23号線を西進し、伊勢湾岸道川越ICから高速人に変身。ついでだから、最近開通した新名神の新四日市JCTもチラッと見ていくかと、いつもは使わない東海環状道大安ICまで走る。もっとも超スロースタートでロスした時間を取り戻すねらいもあったんだけどね。
大安町のローソンで大量の低糖質パンやら粗挽きフランクやらを買い込んだあと、「今日はほぼ半日走りだからこんなに買わなくてもよかったんじゃね?」と若干後悔するも、「まあ、家族の糖質オフに貢献できるからいいや。」と都合のいい言い訳がすぐに出てきた(笑)。いつも通りホットコーヒーSと揚げ鶏で朝・昼兼用の栄養補給。
さあ、ここから正面に見える山を越えていくぞ。全長約4,500mの石槫トンネルを抜けると滋賀県だ。気持ちの良い山間快適国道を下っていき、道の駅奥永源寺渓流の里(長い名称だよな)を過ぎてすぐを県道34号線に折れる。
今日は君ケ畑集落方面、御池林道へは行かないから、そのまま県道34号線を駆け上がって行く。
○○親王御陵入口前駐車スペースにある簡易トイレで小用と一服。正午を少し過ぎているというのに、山間は冷えているな。と言っても毎年のように暖冬暖冬と連呼されているし、確実に地球の平均気温は上がっているので、12月の中旬の気温ではないよな。
再スタートして今度は下って行く。するとこの県道名物?である洗い越しが現れる。オートバイに乗り出してから、いや、自転車の中学生時代からだと、ここももう何十回と越えているよな。
洗い越しを越えてると県道の分岐。北へ曲がればそのまま県道34号線で犬上川ダム経由で多賀町へ抜けるし、そのまま直進すれば県道229号線で国道307号線に出る。本日は直進だ。
直進してすぐ、集団移住した大萩集落跡に出る。ここは久しぶりだな。
大萩集落跡を過ぎてさらに下って行く。以前一度だけ、この下りをエレクトラグライドで走行中に大きな鹿と遭遇したことがある。かなりの体高だったので、最初「え?馬か?」と思った(笑)。当然野生の馬が生息しているわけではないのだが、その立派な角と体の大きさに恐怖感を覚えた。今日は鹿に遭遇こそしなかったが、その鹿を見た狭いヘアピンカーブを通り過ぎた際、何かに見られているような気がした。気のせいかな?
極狭の県道229号線を下りきると、眼前が急に開ける。
ここはいつ来ても胸のすく思いを抱かされる。本当に「急に」視界が明るくなるんだよね。
さて、一旦国道307号線に出るとするか、と百済寺近辺の集落を走っていると、滋賀県名物?「飛び出し坊や」に出会ったよ(笑)。御池林道の登山口にもいたよな。
広域農道のような田んぼに囲まれた道をガーミンGPSを駆使しながら走り、国道306号線に出る。今度は東進し、鞍掛峠を越えるのだ。
もうノンストップで自宅まで戻ろうと思っていたのだが、国道に入ってすぐにトロトロ走るパトカーの2台後ろに付いてしまった。時速40㎞。法令遵守で数分走ってはいたが、イライラがうっ積し始めそうになったため佐目トンネル手前で停車。
そんな時こそ、coffee break だよね。
今日はショートツーリングなんだと分かってはいたが、念のために(?)と持参した簡易コーヒーセット。持ってきて正解だったな。
30分弱の coffee break の後、再び走り出したのだが、峠への登り始めぐらいの場所で法令遵守速度パトカーとすれ違った。鞍掛峠のトンネル手前でUターンしてきたのかな。トンネル抜けたら三重県で管轄外っすからね。お勤めご苦労さんっす。
その後は伊勢湾岸道湾岸桑名ICから高速人となり、長島SAでいつもの一服。
長島SAから出てすぐの弥富木曽岬ICで下り、自宅着は15時25分。
久しぶりに聴いた「触媒抜純正エキパイ+北米純正30mmパンチアウト」の音は最高に心地良く、クソDの対応など忘れさせてくれた。短時間でもローライダーSで走ることができて良かった。
走行距離198km
【追記】
今回の車検整備での愚行の数々。とてもお金を取って仕事をする職業人には思えない。基本的なことができていないことは確実だ。そう思って、疑って、本日自宅を出発する直前、ふとタイヤの空気圧のことが気になった。
実は通勤快速で毎日乗っているグランドアクシス100(2008YA100)でも、他県の店での納入日、帰宅後空気圧を計ってみると、規定前170kpa・後200kpaぐらいのところ、ナント!前後共に300kpaも入れてあった!!ね、
タイヤの空気圧やケーブルの取り回し、はたまた事務連絡等、何事も基礎基本が大事であり、そこを疎かにしない人間が成功を収めるってことはあまたの偉人が証明している。まあ、クソ連中を偉人と比較すること自体ナンセンスなんだけど、せめて、ね。
で、結論。 確認して良かった。
規定は、前206kpa(30psi)、後276(40psi)である。
それが、前260kpa(39psi)!後310kpa(45psi)!
ね、案の定でしょ?
引き取りの日の帰路、フロントカウルやロワーフェアリングの振動やビビリ音が酷いと感じたのは、この高過ぎるタイヤの空気圧のせいだったのだ。
やっぱりタイヤの空気すらまともに充填できないんだね。シロウト以下。こんな仕事で高い銭を取るクソD。
みなさん、自分の身は自分で守るしかないですよ。