相も変わらず南伊勢界隈を散策。2021.3.6(土) その1

先週末はせっかっくの三連休にもかかわらず、体調がイマイチで1日のみのRideとなってしまった。天気予報も週間予報が大きく外れて晴天だったのに・・・。

しかし、今週末は走りまっせぇ~。今週末も週間予報が大きく外れ、本日は晴天なり。明け方まで降っていたらしく道路や車体カバーは濡れていたけれど、濡れた路面からのハネで汚れることも覚悟し、いざ出発!

11時58分、いきなり、南伊勢町道行竈(みちゆくがま)のダート手前です(^^ゞ。県道573号線から分かれた町道(?)の先っす。

それにしても、道行竈って不思議な地名だな。

さて、本日のお題目通りですが、相も変わらず伊勢志摩方面へのRide。

正直オートバイに乗ることができるのならどこへ行っても楽しいのだけれど、いつぞやも書いた通り、この時期は岐阜や長野から県境を越えて日本海、北陸方面へ行くことができないんだよね。

滋賀から福井・京都(日本海)方面へも難しいだろう。そう、大好きな三桁県道や舗装林道、酷道なんかはすべて冬期通行止だからね。ゴールデンウィーク明けや6月に入らないと走ることができない。

東海三県や奈良・京都でも山間深くには入り込めないよね。

ということで、必然的に、シェルパでもローライダーS でも、伊勢志摩方面となるのです(^^ゞ 。

同、ダート手前。奥からやって来ました。

同、ダート手前。

ん?この先は「私有地」なの?でもありがちなゲートもないし、看板の主は「南伊勢町道行竈区」となってる。「町有地」ではなく???

自治体所有ではないのだね?

今回俺がこのエリアに踏み入ったのは、珍しい地名もさることながら、以前から気になっていたエリアだったということ。

国道260号線からいくつもの枝道小道が出ているが、日本でも有名なリアス式海岸の地で、そんなに遠くない昔には舟での往来しかできなかったようなエリアに人が住んでいる。

もう幾度となく走っている国道260号線だが、走り抜ける度に道路標識で示されているこのエリアが気になっていた。

おお、こんな立派なトンネルが現れたぞ!

※ガーミン GPS や国土地理院の地形図にはまだ記載のない新しいトンネルでした。Googlemapには記載あり

少しだけ道行竈をググってみると、まず目に飛び込んできたのは、『人口37人の限界集落』ということ。ただ、町おこし、村おこしで、日本酒の製造やその他の事業に乗り出したとか。NPO法人なんかも設立されている。

ふるさと納税のページには南伊勢町の情報が記載されていた。

『竃』の地名は、塩を焼く竈(かまど)のことで、その昔(約800年程前)平家の落ち武者の子孫がこの地に移り住み、8カ所の竈で塩を製造して生計を立てていたことに由来するのだとか。その8カ所の内1つが、「道行竈」。そう言えば、ここら辺には「竃」の付く集落が地図上にいくつもあるじゃないか(今更か!)。

いやはや、「そこに歴史あり。」だな・・・。知ると知らないとでは見方、考え方、感じ方が明らかに違うね。

トンネルを抜けると・・・

青い海と青い空。小さな入り江に暮らす人々。赤崎集落阿曽浦集落

ローライダーS やシェルパで好きな酷道や険道、舗装林道なんかを走っていると、よくこんな山奥に住むことができるよな、と感心というかどちらかというと畏敬の念を抱くような集落をよく目にする。

もちろん如何ともし難い理由、原因があっての限界集落なんだけど、それでもその地で生活を営んでいるという人間たちの「力」に感動すら覚える。

阿曽浦集落で若干迷い、県道573号線を見失う(;^ω^)。

志摩の実家辺りにある狭い路地のような道に入り込んでしまい、そんなシチュエーションでは反響して「爆音」になってしまうVツインサウンドを轟かせながら、少し引け目を感じつつ何とか県道に復帰。阿曽浦漁港の人々に怪訝そうな目で見られたな(;^ω^) 。

やはり、こんなエリアではシェルパ一択だな。

未舗装の獣道を走破できるぐらいだからね。路地裏なんか何でもない。それを300kgを優に超える巨体で入り込んでいくもんだからこんな目に会うのだよ。

阿曽浦集落から小高い山を上り下ると、立派な橋がお目見え。

渡り切って間もなく、再度立派な橋が迫って来た。

南島大橋だ。

これは見どころ満載のエリアじゃないか。

名古屋からここまで来て、1泊してもまだ足りないかも。是非シェルパで再訪し、隅々まで探索したいな。

キャンプ再デビューの第一弾は、このエリアでいいんじゃないかヽ(^o^)丿。

さて、八竈地区(?)に味を占めた俺は、次なる未知のエリアへと入って行く。

といったところで、その2へ

(^^)/~~~

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

4 throughts on "相も変わらず南伊勢界隈を散策。2021.3.6(土) その1"

  1. おはようございます。

    何時も自分が「ハーレー」に乗って行った気分で拝見させて頂き、感謝です。
    やはり「三重」ええよねぇ~。海は綺麗だし、魚も沢山釣れて美味しいし。
    「浜島、的矢、南張、国府・・」永住したいですなぁ。

    ところで東方面はお嫌いですか?
    浜名湖とか、身延山とかも結構、私は好きですよ。
    渥美半島は特に大好きです。

    1. 服部さん、いつもコメントありがとうございます。
      実家であることを差し引いても、伊勢志摩地方は比較的温暖で風光明媚、低山ですが山間も走ることができてお気に入りです。

      東方面・・・。
      1.浜松市内がいつ走っても大渋滞にはまり、かなり印象が悪い(;^_^A 。
      2.渥美半島の中ほどから伊良湖までは良いが、そこに行くまで(豊橋市内等)のルート、渋滞がイヤ(;^_^A 。
      3.静岡県から北に抜ける(長野方面)ゴキゲンな山間道が無い(;^_^A 。
      4.いっそ伊豆半島まで行くなら◎ ヽ(^o^)丿
      等々の理由から、東方面に行くことがほぼ皆無です。
      東西南北の内、東だけ忌避してますね(;^_^A

      1. 早速の返信を頂きまして、ありがとうございます。

         「わっははぁ~」ですね。

         確かに渋滞しますね、納得しました。

         では、東京、京都市内も大嫌いってことですね。笑

        1. 服部さん、再コメントありがとうございます。
          東京、京都・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

          端っからツーリングの対象ではありませんね((´∀`))ケラケラ
          東京は言わずもがな、京都は大学時代に大阪(吹田)に住んでいたことから1回生の頃1~2回遊びに行きましたが、
          その人の多さと物価の高さに辟易し、それ以降は行くなら神戸(三宮)でしたね\(^o^)/ 。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です