15時40分、鬱陶しいBREAKDOWNオヤジとサヨナラし、何とか伊勢自動車道津ICから高速に乗ることができた。松阪ICから乗るより若干お得かな?
しかし高速に乗ってすぐ、何やら速度計のランプが点灯していることに気が付いた。
その警告灯のイラストが・・・
エンジンでないの Σ(・□・;) !!
おいおい、エンジンの警告灯ってマジでヤバくないか?今までオートバイはおろか、車でだって点灯したことがないぞ、俺。かなり焦った。ただ、焦っていてもすぐにローライダーS を停車させるわけでもなく、そのまま走り続けたのはなぜだ(笑)?
ひょっとしたら高速に乗る前から点灯していたのか?いや、往路はついていなかったぞ。復路も実家を出発してからしばらくは点灯してないし。考えられるのは、高速に乗る少し手前からかな?これって、あのBREAKDOWNオヤジの怨念かや Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)/ 。ま・さ・か。
とにかくすぐ近くの安濃SAに入り、原因究明と必要ならいつものK社長に連絡しよう。
ところが当該SAに入る直前、あの「赤いインジケーター」が点灯しやがったΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)!!
エンジン警告灯なんて生まれて初めての経験なので(事実)、まずは冷静になり、朝自宅を出発してから今現在までを振り返ってみた。
朝の目覚めのセル一発からすこぶる快調で、一般道も高速道路もスムーズに高回転域まで回っていた。往路はDOCOECOモード、復路はPOWERモードで何のストレスもないRIDEだった。
次にスマホでググってみる。「ハーレー」「エンジン警告灯」「点灯」。
何々?『エンジンのトラブルとは限らない。』『電気系統の故障でも点灯する。』・・・。
エンジンのイラストだからエンジンのトラブルだと思うじゃんか。何といっても初体験なんですから!
エンジンは快調そのものだから、電気系統か。それに例の赤色インジケーターが点灯してきたし。
あ、ひょっとして例のフロントブレーキスイッチかい?
そうだ、PowerVision のモニターで不具合を表示させる機能があったんだった。
P0572の「Brake Switch low」ってなんだよ。例のフロントブレーキスイッチの際はこんなエラー表示出なかったぞ。
試しにウインカー見てみるか…。
ちなみにウインカーは前後共に正常動作。
で、ブレーキは?ブレーキランプは?
ゲゲッ!これってやたらに明るいけど、ひょっとしてストップランプがつきっぱなしじゃね?
前ブレーキレバー、後ろブレーキペダルを操作してみるが、明るくついたままで消灯しない。それにしても「つかない」のは経験あるけど、「つきっぱ」は経験なし。ウインカーとブレーキランプが一体式のLEDだからホント質が悪い。別体式のバルブの何がダメなんだよ、まったく。格好も悪いし。やっぱりダイナのストップランプはあのデカいヤツがイイに決まってんだよね。
なるほど、このストップランプつきっぱが、PVディスプレイに表示されたブレーキスイッチの不具合か。でも、前なのか後ろなのかどっちだろう。
もう考えるよりK社長に電話しよう。
1回目のコールでは『ただいま電話に出られません。』のアナウンス。時間をおいて2回目のコールでK社長が出てくれた。
今現在出先だが、1時間もすればショップに戻るので、それからだったら来店OKとのこと。俺もまだ津市近辺なので、今から伊勢自動車道、東名阪道、名古屋高速を乗り継いでも1時間ちょっとかかるので好都合だ。
そうと決まれば再スタート。すぐさまヘルメットをかぶり、本線へと合流したのが16時15分。
K社長によると、おそらく以前補修したフロントブレーキのスイッチが原因じゃないかということだった。念のためググった内容についても聞いてみたが、やはり電気系統の不具合でも警告灯が点灯するらしい。本当に紛らわしいよな。電気系統なら電気系統だけのインジケーターを付けておけよ。
ただ、一番安心したのは、『まあ話を聞く限りでは、そんなに重大な不具合じゃなさそうですね。』というK社長の言葉だった。
安濃SAから1時間ちょっとかかると考えていた道のりだったが、55分でK社長のショップに着。安心して飛ばせたからかな(;^ω^)/。
早速スロットルハウジングをばらし、スイッチ類を入念にチェックし始めた社長だったが・・・
( ,,`・ω・´)ンンン?
と、何やら異常を察知した模様。
ブレーキランプのつきかたがおかしいなぁ~。ひょっとして・・・と、車体下をのぞき始めた。
ああ!あのリヤタイヤすれすれ(に見える)の所にビロ~ンって出ている配線っすか?
結果的に「リヤブレーキスイッチの故障」と判明し、パーツを注文してもらことにした。
作業中、エンジン警告灯の点灯は初体験でかなり焦ったことを話すと、
『僕なんか点灯してもまったく平気ですけどね(笑)』、と社長 (;^ω^)/ 。
そら、社長!社長はプロ中のプロ、こちとら素人中の素人なんですから ・・・(-_-;)、勘弁してくださいよ(笑)。
ところでこのブレーキスイッチ、バンジョーボルトと一体式になっているみたいで、交換する場合はブレーキオイルを抜いての作業となるらしい。そういえば誰かのブログで見た記憶がある。そのブログ主も結構難儀していた作業だったので、パーツ入荷と同時にここは素直にK社長にお願いすることとした。
念のためにと、他に不具合がないかPCで診断もしてくれた社長。
さらには、「ちょっといいですか?」と、テストライドまでしてくれたヽ(^o^)丿 。
さすがこの取り回し、 所有者の俺より、 手慣れているね(;^ω^)/ それにしても、スゲェ、 イイ音してる!音量自体も結構大きいぞ (;^ω^)/。運転者に聞こえる音とは大違いだ。
当該パーツ自体の価格(リヤブレーキスイッチ)は、社長曰く「まあそれぐらいなんだろうな」的なものらしいけど、ついでに調べてくれた、俺が最初故障を疑ったリヤウインカーの価格を聞いて驚愕した。
1個 、50,000円超え Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)/
どう考えてもオカシイだろうよ、HDJよ!!
1セット 約11万円ダゼェ~Σ( ̄□ ̄|||) !
いくらLEDでウインカーとストップランプの一体式だって言ってもさ・・・。
エアフィルターの40,000円も度肝を抜かれたが、このウインカーも尋常じゃない。正直法外な価格設定だ。日本での価格設定が本国の2.5倍~3倍だから、本国でも18,000~22,000円じゃね?1ドル109円だとして、165~202ドル。こりゃ本国の連中は純正を買わないよな。
『まあなんで、みなさん純正のウインカーにするんだったら、例えばケラーマンの極小ウインカーにするとかしてますよ。断然安いんで。』、と社長。
ああ、知ってます。少し前から流行ってるウインカーですよね。そんなん、片方で50,000円を超してくるような法外価格製品なんかに絶対交換しないですよね。ケラーマンじゃなくても、どんな社外品でもそんなにしないでしょうからね。
ということで、リアブレキスイッチが入荷次第連絡をいただき、再度来店することとなった。
フロント側に問題がなかったので良かったが、ブレーキハウジングを組付けしながら『トルクレンチは使いませんので(笑)。』、と社長。このブログを見てくれているので、俺がブログ記事の中で頻繁にトルクレンチを使用していることからのジョークだろう(笑)。
この道何十年の社長の手指自体が「トルクレンチ」ですからヽ(^o^)丿 。
結局自宅着が19時近くになったが、スマホを見るとK社長から着信履歴が。
折り返すと、電話の向こうでK社長が平謝り。
何でもサイドカバーをつけ忘れたとのこと(笑)。
俺もこれには気付かなかったが、それから2時間後にわざわざ自宅まで届けてくれた。
『取り付けましょうか?』、と社長。
滅相もございません、これぐらい自分でさせていただきますよ。今日はお忙しい中、急な対応をしていただいて、ありがとうございました <(_ _)> 。
ということで、最後にちょっとしたトラブルに巻き込まれたものの、終日天候に恵まれ、午前中の県道走りでは気分も最高潮だったし(思わず「サイコー!」と声を出して走っていた(笑))、墓参りや屋根瓦応急処置もできて良い1日となった。
おはようございます。
GWも終わり、普通の日々ですね。
お墓参り、実家の修理、お疲れ様でした。今は実家は空家ですか?でも志摩に家があるってことは別荘ですね。
最近のバイクはコンピューター制御ですので、ちょっとしたことでも直ぐに直せないから大変ですね。
まして、外車はそこら辺のバイク屋では手が出せないと思いますので・・。
いつもながら、「高っかぁ~・・・・・・」ですね。
私にはやはり「ハーレー」「ドカッティ」などの単車は所有するものではないと本当に思います。
服部さん、コメントありがとうございます。
GWは出勤でしたが、5/6(木)~9(日)は4連休でした。4日間の内2日をオートバイと過ごすことができたので、ほぼ満足できました。
実家と言っても亡父の実家で、私が生活した家ではないんです。
ただ、3歳で名古屋に転居して以来、毎年盆と正月には帰省していたので、半ば実家のようなもんですけどね。
『別荘』だなんてトンでもございません。築50年近くになる掘っ立て小屋です。
現在は叔父が独居ですが、その後どうするかが悩みどころです(;^_^A 。
ハーレーのパーツが馬鹿高いのはもう何ともしようがないですね(笑)。
何とか社外品を当てがい対処するしかないです。
正直、単車にコンピュータ制御は必要ないと思います。
アナログな乗り物で十分ですよね。