いやぁ~実に楽しかった!天気は最悪だったけど、雨中の林道走行やシェルパをはじめ往年のオートバイ談義で盛り上がり、時間が足りない程だった。
まずは主催者のNさん(以下Nさん)に感謝。そして林道を案内していただいた、いちさん(以下Iさん)に感謝。このブログをお世辞にしても(笑)褒めていただいたKさん、そして参加者全ての方々に感謝です!是非、また集いましょう。
【2019年7月13日(土) 1日目】
朝5時40分頃起床。直前の予報通り、どんよりとした曇り空。「まあ、とにかく降らせますから。」と言わんばかりの空模様だ。
朝から大雨だったら正直ドタキャンしようかと考えていたのだが、降ってなければ降りそうでも出発だ。
いつものシートバッグの2~3倍ぐらいのかさと重量がある巨大バッグをシェルパにセットし、自宅を6時40分に出発した。
国道23号線を東進し、いつもの伊勢湾岸道豊明ICから高速人になったのだが、豊田松平ICで下りた先からがノープラン。直で集合場所に向かってもかなり時間が余ってしまうから、ちょっと遠回り、軽く林道でも流しながら(そんなスキルあるのかよ。)向かえばいいと考えていた。
ところがいつもの2~3倍のかさ・重量のシートバッグ(というよりは「布製コンテナ」だな)をリヤに積んで自宅を出発した直後、その車体倒れ込み速度の速さに驚いた。どんだけぇ~って(笑)。重心が完全に高くなってしまったんだよね。
「これでダートを走れるかい?」 ふらついたりはしないものの、交差点を曲がる際もシードバッグから倒れ込むような感覚。というか、そうなってるんだよね?これだけ重量があると(何十kgあったんだろうか)さすがに走りに影響が出てくるね。
県道33号線を気持ちよく走り、来てしまったのはシェルパ購入後初めて走った林道「椹尾谷林道」。
もうここに来るまで「後方高重量」には慣れてしまったから、何とか行けるだろう。
所々若干のガレは見受けられたものの(ガレ場では撮影できないんで(笑))、全線に渡ってほぼフラット状態。
ケツのチョー重たいシェルパでもどうにかダートを走ることができ、設楽町から国道473号線に入る。 と、ここで以前から気になっていた看板との出合。
久々のシェルパライドということもあり、 天気はパッとしないものの(逆にパッとしないからか)、交通量や人もほぼ皆無の三桁国道は気分最高。思わず「フォ~キモチイイッ!」と奇声を上げながら腰高ケツ重のシェルパでヒラヒラとワインディングを楽しむ。
調子に乗って走っていたら、いつの間にか静岡県浜松市天竜区に入ってしまっていた。だめじゃん、もう集合場所のキャンプ場付近だ。3食分の買い出しとガソリン補給をしなきゃ。会場付近にはどちらも無さそうだからさ。
いつの間にか会場のすぐそばまで来てしまった(笑)。時刻は11時半。県道47号線を南下してきて、会場となるキャンプ場への曲がり角でしばし考える。
「買い出しとガス補給に行く時間はあるかな?」
と、そこへ荷物満載の赤いシェルパが反対側から走ってきた。これはもうミーティング参加者だよね。すいません、熟考中でしたので挨拶がまともにできませんでした<(_ _)> 会場入りしてすぐにお会いしましたけどね(笑)。
結局買い出しにチャレンジしたものの、あまりの countryside だったから、ミッションを完遂させることができるようなロケーションではなかった(笑)。集合時間も迫って来たので、Uターンして会場入りした。
12時少々前だったかな。
先ほどの赤いシェルパ(以下赤さん)さんとも挨拶を交わし、昼食とした。
会場入り少々前から降り出した雨も、徐々に勢いが増してきた。勢いが増してきたところでNさんの挨拶と各自自己紹介。総勢10名10台のシェルパ乗りが集合したわけだ。半数以上が関東圏!東海勢は確か俺含めて4名だったかな?
Kさんからも「kz-bluesさんですよね?ブログに書き込みさせていただいたKです。」と声をかけてもらって嬉しかったな~。ブログ開始以来、というか、『kz-blues』の名で呼ばれるなんて初かな。ちょっと違和感もありながら、「これがネットの世界かあぁ~」等とオッチャンは自己陶酔(笑)。
さらに、2カ月前のエンジョイダートで若干話しを聞かせてもらった、 IRCツーリスト装着のシェルパさんが参加していて驚いた。実はその方、先日スペシャル整備を依頼した高浜市のタンデムの常連さん。まぁ~つながりだよね。
自己紹介の後、『では、軽く林道にでも行きましょうか。』、とのNさんの声で林道へ。みなさん合羽を着用するかどうか迷ってましたが、俺も含めて持っている人は着用。俺の場合、着用は正解だったな。雨はそれほどでもなかったんだけど、長雨後のダート&アスファルトだから、合羽が無かったら泥まみれだったよな。
それにしても林道案内人のIさん、モタード(もちろんロードタイヤ)でダート走行して大丈夫っすか?というか本当にダートで先導するなんて思ってもみませんでしたぜ。せいぜい場を盛り上げるために会場まで来て、「じゃあ皆さんお気をつけて!」てな具合かな、と勝手に想像しておりました<(_ _)>。
夕食時、「だけどあのタイヤでよくダート走れますよね?」とIさんに直撃してみると、「走れちゃいますよね。いやぁ、(トレールタイヤと)そんなに変わらないですよ。コーナーで滑る時はどのタイヤでも滑りますからね。」って、俺のスキルでは無理っす<(_ _)>。
さあ、ダート走行の開始。多少のガレあり、ヌタあり、フラットありでなかなか楽しめるコース。ある程度走って小休止。いや~こんな悪天候にもかかわらず、なぜだが楽しい林道走行。合羽も着ていて内側は汗だか雨だか何だか分からなくてベタベタなんだけど、なぜだか楽しい(笑)。皆さんもニコニコ。
林道出合まで戻り、今度は180度逆の林道へ。こちらもブッシュを避けながらの走行で楽しい!
参加者の中に最年少(?)でシェルパ納車が2週間前(1週間だったかな?)だというヤングがいて、もちろんダートは初走行だと言う。それでも初ゴケもせず、ついてきていたので、皆さん口々に「ほ~大したもんだ」と。是非、林道ワールドにハマッてね(笑)。
一旦道の駅「くんま水車の里」まで下りてきて大休憩。シェルパを止めて合羽の上着を脱いでハンドルに掛けていると、観光客とおぼしき初老夫婦が寄って来た。寄ってくる前に奥さんが「多摩?川崎?湘南?横浜?静岡?名古屋って、一体何なの?」とナンバーを見て独語(笑)。「これはどういう集まりなの?」とたまりかねた旦那さんの方が俺に聞いてきた。
「ああ、まあ同じオートバイが集まって走りましょうっていう会です。」
「え?今日はどっかに泊まるの?」
「ああ、はい、ここの近くの渋川のキャンプ場に泊まります。」
「へぇ~すごいね。」
具体的に何がすごいのかよく分からなかったが、珍しがっていたのは確かだった。
また、林道走行前に落とした空気圧を元に戻そうとしていると、Nさんが寄ってきて、『もう1本行くらしいっすよ。』っと。へい、望むところっすね(笑)。
みなさん各々定番のソフトクリームを頬張っていらっしゃいましたが、糖質制限をしている俺はコンビニで買っておいた『チキンソーセージ』とお茶(笑)。どうも甘いものを食べると、胃がもたれてしまうような体質になってしまったんだよね。
それにしても、しつこいようだが雨と湿気と汗とがごちゃ混ぜとなって気持ち悪いんだか、楽しいんだか分からない(笑)。
この後もう1本林道を走り、無事キャンプ場に帰還。
さて、この時点で17時ぐらいだったが、テント泊の人も「バンガローにしようかな。」と口々に話し始める。まあ、こんな天候じゃ今夜と明朝の雨も心配だしね。夜中のテントへの浸水や、明朝の雨の中の撤収なんてのも気が滅入るし。俺はそれを避けるべく、前日にバンガロー泊に切り替えてもらったんだよね。
予約してあるバンガローは10人用とのことで、ジャスト参加者の人数。結局全員バンガロー泊となった。
場所を移動して荷物整理や買い出し、バーベキューセッティングとそれぞれに行動。
そしてお待ちかねの夕食タイム。
まあ、とにかく話が尽きないね。シェルパを中心に往年のオートバイやレアな車種の話等々。もちろんハーレーの話なんぞ皆無(笑)。皆さんの話に参加しながら、ますますシェルパのことが好きになってしまったぞ。
いつも息子たちとキャンプに行った時などは缶ビール1本で十分なんだけど、今日は2本いっちゃったよ。それでも大して酔わなかったよな。あれだけ喋くってたらアルコールも発散するよな(笑)。
途中21時からシャワータイムが入り、23時頃には皆さんバンガローに入り込んだかな。
その②へ続く。
シェルパ仲間での集会、よかったですね。文章からもうれしさが伝わってきて読んでいて幸せになれました。
春信さん コメントありがとうございます。
このミーティングへの参加は大正解でした。
文中『朝から大雨だったら正直ドタキャンしようかと考えていた。』なんてありますが、とんでもない。
合羽着用でのスタートでも参加すべきミーティングでしたよ。