俺様のマフラー変遷 2017FXDLS 編 その6

【CAUTION!】これはあくまでも amateur の記事です。つまり、正確なmaintenance ではありません。当該maintenanceを実施されたことによる不利益につきましては、当方は一切の責任を負うものではありません。

2017年8月5日(土)

北米純正サイレンサー装着するも、自宅庭でアイドリングを継続できるほどの音量で拍子抜け(^^ゞ。これではダメだな。確かに日本純正より低く大きな音にはなっているが、「若干」程度だ。

北川商会製 パンチアウトバー

ということで、「純正エキパイ+北米純正サイレンサー」では物足らないことが判明し、次なるステップへと移行する。

次なるステップとは、まず北川商会製「パンチアウトバー」でサイレンサー内にある遮蔽板に穴を開けることである。

実はこのパンチアウトバー、1台目のハーレーであるローライダー(2000FXDL)購入(19年前!)とほぼ同時に通販で購入したものだ。もうかなり前から販売中止になっているので、入手は不可。オークションで買うぐらいかな。というか需要がないかな(^^ゞ。

2000年式のローライダーでは、エキパイにもサイレンサーにも触媒は入っていなかったので、純正のセットでも現在のハーレーと比べればいい音がしていた。しかし、サイレンサーは日本仕様(騒音規制あり)だったため、北米仕様より音が抑えられていたのも事実。そこで色々自分なりに探してみたところ、北川商会のこの工具に行きついたわけだ。というか、ローライダー(2000FXDL)購入時、Dラーサービスの10万円カスタム代(純正以外の工具や消耗品にも使用可)が付いてきたので同社のボックスレンチセットを購入したのだが、その際同社のHP(カタログだったかな?)でこの『パンチアウトバー』なるものが目に留まったのである。

当時30歳代でお金もなかったので(現在も同じっすね(^^ゞ)、「あるもので何とかしよう」の精神が旺盛だったんだよね(現在は若干減退気味(^^ゞ)。 社外マフラーなど高嶺の花過ぎて欲しいとも思わなかったし、標準装備のサイレンサーに加工(穴あけ)を施したら、車検の時どうすんだよ、なんてことも一度も考えなかったな。とにかく「お金をかけずにいい音を!」でまい進していたんだろう。

こうしてあてがってみると…。

ローライダー(2000FXDL)のサイレンサーには、20mmぐらいのパンチを入れたと思う(記憶が定かではない)。このバーの直径が約30mmだから、そのまま貫通させてはいない。2回ほど施工したのだが、一回目は10mmぐらいで、2回目で25mm(約1インチか)ぐらいだったと。結果、かなりイイ音を出してくれて、満足度はかなり高かった。現行のようにインジェクションではなくキャブレター仕様だったこともイイ音に寄与していたのかな。ただ、アフターファイヤーは出ていて、特に高速道路でスロットルを戻した時なんかすごかったけど、そんな細かいことより「これぞハーレー」な音に酔いしれていた(笑)。

まあ、もう時効だからついでに書いちゃうけど、標準装備のサイレンサーに25mmのパンチを入れたサイレンサーでユーザー車検を2回通したよ(^^ゞ。なぜかいつも「光軸」で引っかかったけどね。この間自宅訪問してくれたオートバイ屋のK社長も、当時、「えっ~!何で車検通るのぉ~。ウチらが持って行ったら絶対この音じゃ通らないよ!」って泣きが入っていたからね(笑)。

するっと入るでやんす。

実は、ローライダーS(2017FXDLS)を購入した(クソ)Dラーのサービス担当者にマフラーについて尋ねた際、「触媒はサイレンサー側に入っている。」という誤った情報を聞かされていた。ネット情報で「エキパイ側に装着されている。」と知り得ていたため何度も聞き返したのだが、断じて「サイレンサー側」だと言い張った。まあ、(それでも)Dラーの(一応)サービスが言うんだから信じるかと…。だめなんだよな、ここで信用したら…。自分の身は自分で守る、これからの時代、鉄則ですよ、旦那。

そんな話から、北米仕様のサイレンサーのみを購入し、伝家の宝刀「パンチアウトバー」で穴開けすればよいのではと考え、ebayで落札したのだ。エキパイに触媒は入っていないと信じていたから、北米サイレンサーにパンチアウトすれば、往年のローライダー(2000FXDL)のような「これぞハーレー」な音が出ると。

ただ一方で、19年前の日本純正サイレンサーの排気口と、現在の北米純正サイレンサーの排気口径が同径なのかどうかは分からなかった。ローライダーS日本純正のサイレンサー排気口にパンチアウトバーは入らなかったからね。 しかも、ローライダー(2000FXDL)のテーパード型サイレンサーと 、ローライダーSのトミーガン(だったかな?)サイレンサーは形状も異なる。

左:北米純正  右:日本純正 

ではなぜebayで落札したのか。

はい、「勘」です(笑)。だって、ハーレーですから。排気量に約360ccの違いはあれど、同じダイナファミリーでツインカムエンジン。日本仕様ならいざ知らず、本国The USA 仕様のマフラーなんてわざわざ排気口径を見直すことなんてしないでしょ?と自分なりに考察したのです。

まあ、それがドンピシャだったわけだね。米国から到着したサイレンサーを梱包材から取り出すやいなやパンチアウトバーを挿入し、「やっぱりね~!」と思わず声を上げてしまったからさ(^^ゞ。

本国でもマフラー交換は当たり前だから、どうせ交換されるバーツにハーレー社も技術の粋を注ぎ込まないよね(そもそも粋があるのか(笑))。以前もここで書いたように、ハンドルグリップやフットステップなんて国産車より貧相で安っぽいからね。300諭吉もする車両に取り付けられているパーツには見えない。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P7260007-1024x576.jpg です
(再掲)

サイレンサーに関する案件については自分なりの「考察」や「勘」が幸いしたのだが、エキパイの案件(触媒)については、やはりネット情報の方が正解だった。(クソ)Dの情報はまさに「クソ」だったのだ。

ローライダーSやファットボブ、ワイドグライドのようなエキパイでは、サイレンサーではなく、エキパイの集合部に触媒が装着されていたのだ。ちなみに、サイレンサー側に触媒が装着されているのは、前述車種以外のダイナやソフテイルだ。よくそれで金取って商売してるよな、まったく。というか、信用した、あの「クソ」を選んだ俺の責任だろうな。

さて、伝家の宝刀で施工できることが確実となったのだが、じゃあ何mmのパンチを施せばいいのかが皆目見当がつかない。もちろん最大は当該バーの直径である30mmなのだが、いきなりそれでは仮に爆音(取りこし苦労だったが)だった場合に後がない。20年前なら同じ北川商会から「もうしま栓」なる商品も出されていた。パンチアウトバーで開けた穴に文字通り円すい状の金属栓をパンチアウトバーで打ち込んで栓をするのである。

2017年8月20日(日)

ただ、せっかくなので、まずは小さな穴からコツコツと開けて見ましょうかと約14mmの穴を開けた。「純正エキパイ+北米純正サイレンサー(14mmパンチ)」である。実際の音を聴いてみると・・・。うーむ。穴なしとほとんど変化がないような気が…。

数週間後に16mmパンチ施工。同様に音を聴いてみる・・・。うーむ。若干音が大きくなったか?程度。しかも、ビチビチビチビチっと、排泄系(?)の音が混じっている。これはイマイチだな。ただ、アフターファイヤーはほとんどなし

ここで、なぜ14mmと16mmなのか。この径は、某有名カスタムショップの施工例を参照したのだった。『14mmまでは燃調(インジェクションチューニング)不要。16mmは必要。』とあったから。だから、16mmのパンチを施工する際はかなり迷ったよ。そんな10諭吉以上のお金をすぐに捻出できないからね。

【その7】に続く。

kz-blues

ハーレーやオフ車で気ままに走っていれば、気分上々のオッチャンです。ギター(エレキ、アコースティック)も弾くし、革細工もやる。自転車(ジオス・スパジオ)も早朝トレーニングで乗っているよ。1分1秒でもハッピーに過ごせたらいいなぁーと毎日を生きています。

1 throughts on "俺様のマフラー変遷 2017FXDLS 編 その6"

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です