今週はローライダーS の順。久しぶりに国道152号線で長野方面へRIDEするつもりだったんだけど、天気予報では長野から北陸にかけて雨予報 (;^ω^) 。
『（実家の）雨漏りは大丈夫かな？』、とのお袋の一言で志摩行に決定した。確かにここ最近、集中豪雨並みの大雨が続いたよな☔
誰も住んでいない実家のオンボロ家屋なんだけど、それでもお袋は心配なようだ。まあ見に行って「大丈夫だ」との返事をしてやれば安心するだろうし、亡父が好きだった赤福でも買ってきてやれば、仏壇に供えて笑顔で報告もできるだろう。
5時に起床して6時24分に自宅を出る。気温がかなり上がりそうだが、雨の心配はなさそうだ。
土曜日にしては若干交通量が多めの名四国道を南下し、8時12分には松阪市のいつものローソン着。この間から昼飯は家madeのライ麦100％パンはちみつサンドを持参しているので、買い出しもホットコーヒー込で300円程度だ。
途上国道42号線を逸れてお気に入りの県道を流しながら紀伊長島町の道の駅まんぼうまで走る。(-。-)y-゜゜゜してすぐに国道260号線へ。今日はかなりの大回りをして実家を目指そうとしたので、起床時間を早めにしたのだった。
閉め切られていた窓という窓をすべて開け放ち、外気を入れる。以前も書いたが、家というのは空き家になるとどんどん劣化が進むから不思議だ。まるで住人と共に齢を重ねていく「生き物」のようだ。もちろん単なる「モノ」「建造物」なので、住人と共に生活していようがいまいが劣化はしていくのだけれど、その劣化度合・速度に差が出てくるようだ。
実家に入り、薄暗い廊下を慎重に歩きながらすべての窓を開け放つ。その瞬間、闇で覆われた世界が一瞬にして光の世界に変貌する。さらに、潮の香りのする心地よい風が、埃臭い室内に一気に吹き込んで来る。
不思議なもので、すべての窓を解き放ち、潮風が部屋の淀んだ空気を押し流してしまうと、空き家が空き家でなくなってしまう。家屋内で住人が動いているような錯覚さえ起こってしまう。家屋が息を吹き返し、
ありがとう。
とお礼を言われたような気がした。
各部屋の天井や壁、床等を隈なく目視したが、劣化はしているものの、雨漏りらしき痕跡は皆無だった。
俺が小学校4年生の頃、大工だった亡き祖父が一人で建てた家だから・・
築約50年！
やっぱり昔の家は長持ちだな。今現在住んでいる我が家は、築18年の昨年、初めて雨漏りが確認されたよな・・
どんだけ手抜き建築やねん(# ﾟДﾟ)/
ライ麦パンの昼食も交えながら、1時間40分もの休憩をして実家を後にした。
帰路は毎度の松阪ICから伊勢自動車道。何度も言うけど、高速道路ではローライダーS の独壇場🏍🏍🏍 あっという間に長島SA着。
近所のGSでガス満タンにして無事帰着。曇りがちで快晴ではなかったけど、それでもかなり気温が上昇して暑かったなι(´Д｀υ)ｱﾂｨｰ
17時14分 自宅着
本日の走行距離 421.7km
解き放った窓を全て施錠し、再び漆黒の闇となった実家。
また一人になるのか・・
と言わんばかりの寂寥感に包まれた表情を、一瞬俺に見せたような気がした。
